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ほうほう。

「平成のJ-POP」が令和時代に迎える変化の大波

音楽P・亀田誠治「ヒットの基準も変わる」

平成の音楽史と令和という新しい時代の音楽について語った音楽プロデューサーの亀田誠治(撮影:尾形文繁)
平成という時代に音楽業界の第一線でヒット曲を生み出し続けたのが、音楽プロデューサーの亀田誠治だった。前編では『「日比谷音楽祭」に懸ける音楽P・亀田誠治の真髄』として2019年6月1日・2日に開催される日比谷音楽祭の実行委員長としての思いを聞いた。後編では、平成の音楽史の振り返りとともに新元号・令和の時代に続く音楽業界の未来像をお届けする。(以下、文中敬称略)
「CDセールスがミリオンヒットを連発していた1990年代の黄金期、僕は街で鳴り響く流行歌やテレビの音楽番組を眺めては小林武史さんや小室哲哉さんすごいな、自分もいつかたくさんの人に聞いてもらえる音楽を作りたいな、と思いながら過ごしていました。
でも、今ではこれをラッキーだったと思っていて、アーティストの花が咲いては散っていく百花繚乱の様子を客観的に見ることができました。自分が音楽業界でどうなりたいかをじっくり考えられた時代でもありますね」
平成という時代の音楽史を振り返ると、1990年代〜2000年代前半はレコードからCDへの変革、通信カラオケの登場、ダウンロード配信など、音楽業界は激変した。ミリオンセラーが続出し、絶頂期とも言われた時代だが、亀田誠治には飽和してしまったJ-POP界に新しい風が必要だと感じていたという。
歩んだ道のりを平成の音楽史とともに振り返りながら、令和という新しい時代に続く音楽業界の未来像を語った。

全盛期が過ぎ、時代は新しい風を求めた

「お祭り騒ぎのようにCDが売れ、カラオケでみんながそろって同じ曲を歌うことに、僕はどこか息苦しさを感じていて、このままこの形が続くはずがないと思っていました。これほどエネルギーがあふれた時代が続くと揺り戻しがきて、それまでにない新しい風を人々は求めるものです。そんな時代に登場したのが、椎名林檎さんや宇多田ヒカルさんだったのではないでしょうか」
音楽業界の新しい風として宇多田ヒカル、椎名林檎というアーティストの名前を挙げた(撮影:尾形文繁)
CDの売り上げピークを記録した1998年に東芝EMI(当時)からデビューした“同期”である、椎名林檎と宇多田ヒカルに共通するアーティストとしての魅力とは何か?
「“陰りや湿り気”でしょうね」
音楽業界を黄金期を謳歌したアーティストが陽のエネルギーにあふれていたJ-POP界において、2人のカウンターカルチャーが新時代到来の風穴を開けた功績は、現在の音楽シーンに脈々と培われているといっても過言ではない。
亀田誠治が椎名林檎のプロデューサーとして、またミリオンヒットを連発するプロデューサーとして、音楽業界のメインステージへ駆け上がっていく過程で、宇多田ヒカルという存在の大きさが数多くの挑戦のきっかけを生んでくれた。
亀田誠治(かめだ・せいじ)/音楽プロデューサー・ベーシスト。これまでに椎名林檎、平井堅、スピッツなど数多くのプロデュース、アレンジを手がける。2004年に椎名林檎らと東京事変を結成し、2012年閏日に解散。 第49回、第57回の日本レコード大賞では編曲賞を受賞。『亀田音楽専門学校(Eテレ)』などを通じて次世代へ音楽を伝えている(撮影:尾形文繁)
「宇多田さんがものすごい数字を連発しながらナンバーワンとして業界を引っ張ってくれていたので、僕らはライブや作品を通してオンリーワンとして奔放で革新的なトライアルができ、(CDを売るという)ビジネス以上にクリエーティブな作品作りに没頭できました。椎名林檎さんの作品ってロングテールなんですよ。
ナンバーワンにならないことで、逆に幅広く浸透し長続きをして、リリースから何年か経ってからもタイアップで楽曲が使われています。それは芯を食った音楽リスナーが大人になりクリエーターになったからでもあるんですよ。
愛されているヒットという意味では、オンリーワンを目指したことで長続きするといった新しい風を感じました」
“ロングテール”は、インターネットが当たり前になった現代の音楽定額サービス(ストリーミングによるサブスクリプションモデル)においても、重要な意味がある。

ヒットの基準も変わる

2019年2月に日本レコード協会が発表した音楽配信実績によれば、2018年の日本のデジタル音楽市場でストリーミングサービスの年間売り上げが初めてダウンロード売り上げを上回った。また、2018年12月からオリコンランキングがストリーミングでの再生回数を織り込んだ合算チャートをスタートしている。
ヒットの基準は「売れた枚数」だけでなく「聴かれた回数」も重要になったわけだが、1回の再生でレーベル(レコード会社)に入ってくる金額は、ごくわずか。ビジネスモデルとしては、大きな利益を短期間で一気に取りにいくというよりも、長い期間をかけて、どれだけ聴いてもらえるかを目指す方向に変わっていくのだろう。
ここでグローバルな視点から音楽業界を見てみる。ストリーミングからの収益が7割を超えたアメリカの音楽市場が、ここ数年続けて大幅なプラス成長を達成(全米レコード協会調べ)。1990年代末から右肩下がりで減少を続けてきた世界全体の音楽市場も、2018年の売上高が前年比9.7%増の約2.1兆円、2015年を境に4年連続で拡大していることを国際レコード産業連盟が発表している。
亀田誠治は、日本のストリーミングによる音楽環境(スウェーデン発のSpotifyや、国内ではAWAをはじめとした定額制音楽サービス)の浸透が、海外に比べて遅れている現状に危機感を募らせる。
「定額だとだいたい1カ月当たり1000円、1年間で1万2000円ですよね。この金額はCDアルバムでいうと約4枚分。ですが、アルバムを1年で4枚必ず買う人はよほどの音楽ファンですよね。こういった層は減少していきます。一方で、月々1000円の定額課金であれば音楽業界全体にお金が行き渡ることも可能です。定額配信サービスならば何千万曲という曲が聴き放題です。
日本国内での音楽ストリーミングサービスの浸透が課題と話した亀田誠治(撮影:尾形文繁)
モノとしてのCDの所有率は減少するけれども、いつでも今と昔の曲が手に入るという状況を日本も早くつくらないといけないと思うんです。
ここで重要になるのがロングテールということ。聴かれた回数=ヒットの指数になるのが、よい曲を長く聴いてもらうためにも本当に公平だと思うんです。本当にいいねって思うものが評価されていく。とてもすばらしい時代になると期待しています」
ストリーミングサービスの普及によって、アーティストのスタイルも変わる。最近では、米津玄師の爆発的な人気など、楽曲制作からミュージックビデオまでセルフプロデュースできる新時代のミュージシャンも次々と登場している。

スマホ全盛時代の“音楽”とは

では新しい令和時代のヒット曲はどうなるのか?
「映像と音楽が一緒になって作品の世界観を届けることがますます重要視されます。映像クリエーターにとって、これからがチャンスの時代だと僕は感じています」
スマートフォンが日常的なツールとなった現代の若者たちは、スマホ内で見られるサイズのコンテンツに熱狂し、昔のミュージックビデオを作っても彼らのスタイルとは異なってしまう。スマホの普及によりコンテンツ制作において、ものを持たない、使わないという時代に移行している。
「この間、SHOWROOM代表の前田裕二さんと共演する機会がありました。ストリーミング映像の撮影がスマホ1つで済むんですよ。前田さんと話していて面白いと思ったのが、結局、今の若者は(昔のテレビのような)いくつものカメラでアングルを確保して、スタジオで撮ったものにまったくリアリティーを感じていない。
僕と前田さんがスマホの向こうで台本無しで話していることにリアリティーを感じているんですよ。僕らの世代はいいものを撮るにはスタジオでいいカメラを用意してって思っていたんだけれど、完全に価値観は変わっていますね。
スマホの画面を通してそこでしか起きない何かが起こってほしいという若者の願望がある以上、『このコラボでしか作り出せない音楽』『この時代でしかありえない音楽性』『この人でしかできないこと』に特化して音楽を作っていきたい」
同時に、人工知能(AI)が音楽業界に大きな影響を与えることも予測される。音楽とテクノロジーのクリエーター同士がより密接なコラボをして、革新的な形で音楽が楽しめるようになるのかもしれない。
一例だが、Spotifyはすでに、機械学習によるレコメンドサービスを強化し、ユーザーを誘導しているという。AIを活用したデータ分析で、多様化する視聴者のニーズに合わせたサービスを提供し始めている。
「音楽を作る人間として危機感はもちろんあります。この先、日本国内では人口が減少して音楽を聴く若い人たちは減っていく。正直、AIができることはAIに任せたほうがいいと感じています。人間は余力を使ってなにか新しいことが見つけられたらいいですね。作品作りというクリエイティブは、人間がやることなので、労力を使うデータ分析などはAIを活用すればいいんですよね」 
もちろん何が求められているかのニーズ分析ができれば、ヒットする可能性のある新人発掘などにも活用できるだろう。AI×音楽には大きな可能性を秘めている。亀田誠治は、また違った視点でAI時代の夜明けを捉えていた。

令和時代へ音楽人としての決意

「喜びも悲しみも“life is music”の言葉そのもの。音楽プロデューサーだからって世の中の人が憧れるような豪華な生活ではない」と苦笑する。
24時間365日、音楽のことしか考えていないと話した亀田誠治。音楽以外からインスピレーションを得たときは、それが自分の音楽作りにつながるように心の中でつねに考えている、そんな日常だという。
「1つのプロジェクトが終わっても、また次のプロジェクトが始まって結局、終わりがない。でも、つねに動き回っている日常で代謝が高まっているので、仕事に煮詰まることはないですね」
誰かの役に立ちたい。そんな気持ちで亀田誠治は日々音楽プロデューサーとして活動している(撮影:尾形文繁)
音楽プロデューサーとして求められる需要に応えたい気持ちが、大きなモチベーションになっているという。
「放っておけないという感じですかね。長男を育てているときに機関車トーマスのアニメを一緒に見ていたんですけれど、トーマスがいるソドー鉄道局長トップハム・ハット卿が機関車たちに向けて言う『誰かの役に立つ存在になってほしい』っていう言葉が大好きなんです。
自分も、役に立ちたい気持ちでアーティストと向き合って音楽を作っていて、僕の理念や考えが人のためになったらうれしいです」
亀田誠治は、平成の音楽業界の中で、ヒット曲(コンテンツ)を作り、日比谷音楽祭(プラットフォーム)の実行委員長もつとめるなど時代によって多様化する音楽業界の中で挑戦を続けてきた。
時代の舵取り役として全体のバランスを客観的に見つめながら新しい音楽を生み出してきた姿は、時には大胆に振り切る自身のベースプレイにも重なってみえる。それは、音楽人として本気で時代と向き合っている証しなのかもしれない。

(* ̄- ̄)ふ〜ん

秋元康ポストアイドル計画は「ダイバーシティ」

テレ東と完全タッグで作る「青春高校3C」

秋元康が企画するダイバーシティーなアイドルを育てる番組『青春高校3年C組』(写真:テレビ東京)
乃木坂46などこれまで数々のアイドルグループを世に送り出してきた秋元康が、新たに仕掛けているのはダイバーシティー(多様性)な高校生グループ。『青春高校3年C組』の番組タイトルで地上波×配信×舞台で展開しながら、手塩にかけて育てています。
4月3日に新宿キースタジオで始まったレギュラーライブ公演初日にも秋元康の姿がありました。仕掛け方そのものは既定路線とも言えますが、今までとは何かが違う。そんな違和感さえも覚える新たなアイドルがなぜ今、先行投資されているのでしょうか?
乃木坂46、AKB48、昭和の時代にもさかのぼるとおニャン子に至っても、秋元康が企画するアイドルは「身近さ」に焦点が当てられています。「会いに行けるアイドル」というキャッチフレーズからもそれがうかがえました。
ただし、そうは言ってもグループに仲間入りするのは「スクールカースト」で例えるなら、上位を位置する面々です。外見的に「かわいさ」を求めるアイドルのイメージを覆すものではありませんでした。だからこそ、『青春高校3年C組』のメンバーにこれまでとの路線の違いを感じるのです。

「理想のクラス」の実態とは?

目指しているのは「理想のクラスを作る」ことだと言います。理想といっても、姫や王子タイプだらけの非現実的なものではありません。オーディションを経てクラスの「生徒」になったメンバーは、アイドル顔も太っちょも、ネクラもおばちゃんキャラもLGBTも、肌の色の違いもあるさまざまな顔ぶれ。青春時代の高校のクラスの同級生の顔を思い浮かべたときの、そのままといった具合です。
この連載の一覧はこちら
その何が理想かというと、決してそこにカーストが作られるわけではなく、個性を持った高校生一人ひとりにスポットライトを当てていくこと。それが「理想のクラスである」というメッセージを発信したアイドル集合体なのです。
そんな彼らの活躍の場として、番組が展開されています。主力のターゲットは同年代の中高校生や大学生。それはつまり今ではもう「テレビを見ない」世代ですが、秋元康と共にこの『青春高校3年C組』プロジェクトに総力を挙げてテレビ東京も取り組んでいます。「テレビから新しいアイドルを作り出す時代は終わった」とも言えるなかで、テレビ局が関わっていることにも理由があるからです。
番組はちょうど1年前の2018年4月にスタートし、平日は毎日夕方5時30分から30分枠で生放送されています。
割り切りのよいテレビ東京ですから、「地上波の放送だけでは視聴してもらうチャンスが少ない」と判断し、同社やTBS、WOWOWらが出資して立ち上げた動画配信サービス「Paravi」との連動をはじめ、若者から支持を集める「SHOWROOM」や「LINE LIVE」「YouTube」など6つの動画配信プラットフォームで同時ライブ配信もしています。
リアルタイム視聴を上げるために見逃しや配信オリジナルといった展開はありうることですが、「とにかく番組の認知度を上げるために必要なことは何か?」に重きを置き、地上波と同じ時間帯のライブ配信を行っていることに潔さを感じます。また地上波だけに頼らない「番組ファン作り」が、とくに若年層向けに今求められています。そんな現実にも向き合うことに必要性を感じて、取り組んでいるのでしょう。
LINE LIVEでは接触時間を増やすため、放送本編とアフタートークを含めた完全版を平日は毎日23時30分の時間帯にも配信する試みも続けています。現在の1日平均実績は3万PV以上。じわじわと広がっているようです。
「Paravi」でも人気上位ランキングにつねに入り、毎日視聴できるバラエティー番組として、定着しつつあります。テレビ東京にとって、この番組に取り組む理由は実践的に配信番組を育てることができることも大きいようです。

「クラス担任」として芸人やアイドルが出演

『青春高校3年C組』にはまだ無名の「生徒」たちに加えて、クラス担任(MC)として、月曜日は「メイプル超合金」、火曜日は隔週で「バイきんぐ小峠」と「千鳥」、水曜日は「三四郎」、木曜日は隔週で「おぎやはぎ」と「バカリズム」、金曜日は「日村勇紀(バナナマン)」らが出演しています。
サブMCでレギュラー出演するNGT48中井りか(写真:テレビ東京)
また副担任(サブMC)としてNGT48の「中井りか」が担当しています。秋元康の指名で、テレビ東京・佐久間宣行プロデューサーもこの番組づくりに力を入れており、コアなファン層から絶大な支持を集めるバラエティー番組『ゴッドタン』を手掛けるプロデューサーらしい企画性とキャスティング力の妙がこの番組にも散りばめられています。
そして、ここにきて投入されたのがライブ公演のレギュラー化です。『青春高校3年C組』の「生徒」と称される彼ら彼女たちは「部活動」という形でダンス&ボーカル部、アイドル部、軽音部、コント部・漫才部といった複数ユニットを組み、ライブ公演はそれを発表する言わば文化祭の出し物的な位置づけ。
2018年の年末には最大動員数2000人規模の中野サンプラザで行い、生徒たちがチケット(全席指定2500円)を手売りでも販売しながら、集客を図りました。そのステップアップとして、事業化を進めるべく4月3日から新宿キースタジオ(元スタジオアルタ)で月・火を除く5曜日6公演のライブを連日展開しています。

「ボーカル&ダンス部」 など複数ユニットによるライブ公演も開始された(写真:テレビ東京)
公演初日に筆者も足を運びました。会場にはダイバーシティーなアイドルにマッチングするかのようにアイドルオタクから親子連れ、OLといった風に客層も偏ることなく多様性があることにも新鮮味を感じたところです。
放送や配信にはないライブ公演ならではの緊張感のよさは言うまでもなく、一人ひとりに個性が自然と当たっている『青春高校3年C組』のコンセプトも改めて実感できるものでした。
しばらくこの公演は続いていく模様。秋元康流に「1万人動員達成でCDデビュー」が目標に掲げられています。4月23日現在で動員数1500人を突破したということです。
さらに、世界にも売り出されています。4月初旬にフランス・カンヌで開催された世界最大級のテレビ見本市「MIPTV」の併設イベントで『青春高校3年C組』をフォーマット化して海外に売り出すことが発表されました。
フォーマット化とはコンセプトはそのままに、世界各地でローカライズして展開してもらう形を取るもので、アメリカバージョンやロシアバージョン、タイバージョンといった地域版制作を見込んで売られています。世界では『アメリカズ・ゴット・タレント』や『ザ・ボイス』を皮切りに、ありとあらゆるオーディション番組がはやりにはやっています。
そのような状況の中、『青春高校3年C組』もオーディション番組として売り出されているわけですが、その多くは唯一無二の才能を持った新しいスターの発掘を目的にしています。だから、違いこそがこの番組の売り。早くも海外の番組バイヤーたちから「既存のオーディション番組とは異なる魅力がある」と『青春高校3年C組』の新しさに注目されています。

海外バイヤーからの反応は?

売り出されたばかりのカンヌ現地でテレビ東京のセールス担当者に話を聞くと、海外バイヤーからこんな反応があったことを教えてくれました。
「等身大の高校生である点に共感を得ています。かわいい子やかっこいい子ばかりではなく、たとえ頑張っていなくても居場所が作られている番組コンセプトに思い入れ深さを感じるバイヤーの方もいました。イスラエルの方はご自身の高校時代を思い出し、クラスに溶け込めなったことを告白しながら、目立たない子も日の目を浴びる番組に元気づけられたとまでおっしゃっていました」
これはダイバーシティーな人材が今後ますます求められていくことを予想したうえでの発言でもあるでしょう。日本国内においてもましてや世界展開もまだまだ可能性は未知数ですが、これまでの限られた設定のアイドルから発想を広げたことに先行投資の価値はありそうです。
地上波×配信×ライブ公演といった多面的な展開のそれぞれを短期の結果だけでみるのではなく、長期的な視点で育てていくことで効果に期待も持てます。

へぇ〜


星野源と初共演の小栗旬 豪華な役者仲間と夜の会合

2019年4月30日 07:00NEWSポストセブン
「2020年公開の映画が続々と発表されていますが、なかでも今から大ヒット間違いなしといわれているのが、『罪の声』(全国東宝系)です」(スポーツ紙記者)

 この作品は、昭和最大の未解決事件を題材にした人気作家・塩田武士の同名ベストセラー小説で、2016年に「週刊文春」ミステリーベスト10で国内部門第1位を獲得し、山田風太郎賞にも輝いている。

 原作だけでもヒットのにおいがするが、小栗旬(36才)と星野源(38才)の“W主演”となれば、期待は高まるばかりだ。2人が共演するのは意外にも今回が初めてだという。それだけではない。

「監督は『いま、会いにゆきます』や『麒麟の翼〜劇場版・新参者』などを手掛けた土井裕泰さん。さらに脚本が『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)を担当した野木亜紀子さんなんです。野木さんは昨年、テレビ界における数々の賞を総なめにした『アンナチュラル』(TBS系)も手がけた、今最も旬なヒットメーカー。俳優陣といいスタッフといい、“不自然”なくらい豪華ですよね」(前出・スポーツ紙記者)

 星野と野木がタッグを組むとなれば、『逃げ恥』ファンとしては見逃すわけにはいかない。

 一方の小栗は、勝負の時を迎えている。来年公開の『ゴジラVSコング』ではハリウッド進出が決定。今後、活躍の場を海外に広げようとしているという。小栗は自宅近くに自身の稽古場を構えるほど研究熱心で、その“役者魂”に惹かれて錚々たる俳優陣が稽古に訪れることでも有名だ。4月中旬の夜9時頃にも、こんな豪華な光景が見られた。

「小栗さんの稽古場近くの飲食店に、小栗さん・山田優さん(34才)夫妻と2人の子供、優さんの弟の山田親太朗さん(32才)、さらに吉田鋼太郎さん(60才)や坂口健太郎さん(27才)らが入っていくのを見かけました。そこは小栗さんたちが稽古場帰りに食事をする行きつけの店で、演劇論を交わしながら、時にはヒートアップしすぎてしまうこともあると聞いています」(居合わせた近隣住民)

 その夜の会合は深夜11時半頃まで続き、その間、吉田や親太朗が小栗の子供たちを外に連れ出してあやす姿も見られたという。

『罪の声』の撮影はスタートしたばかり。星野がこの稽古場に足を運び、お酒を飲みながら演劇論を交わす日も近そうだ。

※女性セブン2019年5月9・16日号




外部リンク

シネマトゥデイ
『アベンジャーズ/エンドゲーム』史上最高のオープニング!世界興収は1,300億円

『アベンジャーズ/エンドゲーム』史上最高のオープニング!世界興収は1,300億円
前人未到の記録でスタートを切った『アベンジャーズ/エンドゲーム』 - (C) Marvel Studios 2019
 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の北米における公開3日間の週末興行収入が、推定3億5,000万ドル(約385億円)となり史上最高記録を樹立したことを、配給の米ウォルト・ディズニー・スタジオが発表した。また、公開5日間における全世界興収はすでに12億ドル(約1,320億円)に到達したといい、社会現象級のヒットとなっている。(以下数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

【動画】『アベンジャーズ』初期メンバーがMCU10年を振り返る!

 数値は週明けに修正される見込みだが、前人未到の3億ドルを突破し、北米史上最大のオープニングになることは確実。前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)が打ち立てた歴代最高のオープニング興収・約2億5,770万ドル(約283億円)を1億ドル近く上回る、歴史的なスタートとなった。
 同作の快挙はそれだけではない。「木曜夜のプレビュー上映の最高興収」「公開初日・金曜の最高興収」「土曜の最高興収」「日曜の最高興収」「最大の公開館数(4,662館)」「拡大公開作品における1館当たりの最高平均売り上げ」「PG-13作品で最高のオープニング興収」「4月のオープニング興収記録」「興収1億ドル(約110億円)に達するまでの最短記録(1日)」「興収1億5,000万ドル(約165億円)に達するまでの最短記録(1日)」「興収2億ドル(約220億円)に達するまでの最短記録(2日)」「興収3億ドル(約330億円)に達するまでの最短記録(3日)」など、3時間の上映時間をものともしない記録を打ち立てている。
 今後は、全米歴代1位を保持する『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の最終興収・約9億3,666万ドル(約1,030億円)を突破できるのかが注目される。前作『インフィニティ・ウォー』はオープニング興収で『フォースの覚醒』をこえたが、最終興収は約6億7,882万ドル(747億円)だった。
 また、国外におけるオープニング興収は約8億5,900万ドル(約945億円)を記録した。24日に最速公開された中国では、新記録となる約3億3,550万ドル(約370億円)のオープニング。全世界興収は史上最短となるわずか5日間で10億ドル(約1,100億円)を突破。最終的な全世界興収は『インフィニティ・ウォー』『フォースの覚醒』『タイタニック』と並んで20億ドル(2,200億円)を突破するとみられる。映画史上最大のヒット作『アバター』(2009)の記録した興収・約27億8,797万ドル(約3,067億円)にどこまで迫ることになるのか。
 『アベンジャーズ』シリーズ完結編となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、2008年公開の『アイアンマン』から始まったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)22作品のクライマックスでもある記念碑的な一本。日本でも今月26日から公開されており、5月11日からは全国各地の劇場で応援上映が順次実施される。(編集部・入倉功一)




「お笑いビッグ3」がトップに君臨し続けた30年。日本のお笑い界は「停滞」したのか?

4/29(月) 14:25
ハフポスト日本版
「お笑いビッグ3」がトップに君臨し続けた30年。日本のお笑い界は「停滞」したのか?


「お笑いビッグ3」がトップに君臨し続けた30年。日本のお笑い界は「停滞」したのか?
時事通信社
お笑い番組などを見ていてよく聞かれるのが「上が詰まっている」という言葉だ。
不動の人気を誇る大御所芸人たちがゴールデンタイムのテレビ番組に出演し続け、「若手」の年齢は上昇し続けている。令和を迎えても、「上が詰まっている」状態はずっと続くのか。お笑い評論家のラリー遠田さんが、ハフポスト日本版に寄稿した。

平成が終わり、令和という新しい時代を迎えようとしている今、改めて平成のお笑いを振り返ってみると、頂点に立っている芸人の顔ぶれがほとんど変わっていないことに気付く。タモリ、ビートたけし、明石家さんまの「お笑いビッグ3」は、平成が始まる頃にはすでに押しも押されもしないテレビのトップスターだった。そして、平成が終わろうとしている今も、レギュラー番組を多数抱えて根強い人気を誇っている。

だが、その点だけに目を奪われて「平成のお笑い界は停滞していた」と考えるべきではない。確かに、彼らの人気や地位はずっと変わっていないのだが、それ以外の部分では大きな地殻変動が起こっている。平成の終わり、その「地殻変動」とは一体どのようなものなのか、振り返ってみたい。
ビッグ3にとって、平成は「苦難」を乗り越えた時代でもあった。

前述の通り、平成の30年間を通して「お笑いビッグ3」の覇権は揺るがなかった。だが、そんな彼らも平成に入ってからは苦難の時期を迎えていた。

もともとアイドル的な人気を誇っていた明石家さんまは、1988年に女優の大竹しのぶと結婚して以来、「守りに入って面白くなくなった」などと叩かれるようになり、平成の初め頃には人気を落としていた。一方、ビートたけしは1994年にバイク事故を起こし、約半年間の休業を余儀なくされた。

そんな中で、この時期に新たに台頭してきたのが、とんねるず、ウッチャンナンチャン、ダウンタウンなどの「お笑い第三世代」と呼ばれる芸人である。彼らは自分たちと年齢の近い若者世代に絶大な支持を得て、「若者のカリスマ」として勢力を拡大していった。

たけし、さんまらが出演していた『オレたちひょうきん族』(1981〜1989年)のあとに続く形で、彼らはフジテレビで『とんねるずのみなさんのおかげです』(1988〜1997年)、『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(1990〜1993年)、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(1991〜1997年)などの冠番組を持っていた。これらはいずれもコントを中心にした本格志向のお笑い番組だった。この時代には、「フジテレビのゴールデンタイムに冠番組を持つこと」が芸人としての成功の証だと考えられていた。
「カリスマたちの戦国時代」の終わり。芸人は、協力し合う時代へ。

だが、1997年に『ダウンタウンのごっつええ感じ』が終了してからは、このように1組の芸人が仕切る形のお笑い番組がほとんど出てこなくなった。これ以降で王道のお笑い番組と言えるのは『めちゃ×2イケてるッ!』(1996〜2018年)や『はねるのトびら』(2001〜2012年)などである。これらはいずれも複数の芸人をレギュラーとして対等に扱う番組であり、1組の芸人が看板を背負うものではなかった。

『めちゃイケ』ではナインティナインの岡村隆史が中心的な存在になっていたが、彼が独立して番組全体を仕切っているわけではない。あくまでもレギュラー全員が一丸となって番組に携わっていた。いわば、「カリスマたちの戦国時代」が終わり、大勢の芸人が協力し合うことが当たり前になってきた。

なぜこのような変化が起こったのか? 考えられる理由はいくつかある。まず、お笑い養成所が作られたことで、芸人の数が圧倒的に増えた。「お笑い第三世代」より前の世代で芸人を志す者は、師匠に弟子入りするのが一般的だった。だが、その後、お笑い養成所が開校して、そこを卒業して芸人になるという道が開かれた。

人生を懸けて一人の師匠の弟子になることに比べると、授業料を払って学校に入るというのははるかに手軽なように思える。スターになることを夢見て多くの若者が養成所の門を叩くようになった。

養成所出身の芸人は、「学校」という環境で自身の芸を磨いていくため、どうしても優等生的なキャラクターになってしまうことが多い。1組だけはみ出したり、出しゃばったりするのが難しい。むしろ、同じ養成所で同じ時間を過ごした芸人同士は「同期」として同級生のような連帯感を持つことになる。そのため、強烈な存在感を持つカリスマ芸人が生まれづらい土壌ができてしまった。
芸人の高齢化。そして芸人は「テレビ離れ」に走っていく。

また、平成が半ばを過ぎた頃から、芸人の高齢化が顕著になってきた。テレビでよく見る芸人の年齢が30〜40代になっていき、40代でも「若手芸人」を名乗るのが珍しくなくなってきた。ギラギラした野望を抱えた若者は減っていき、すっかり丸くなった大人の芸人が多数派を占めるようになった。

このような状況で20代ぐらいの若い芸人が新たにテレビに出てきても、先輩芸人に囲まれているため、偉そうに振る舞うことができない。とんねるずやダウンタウンは冠番組を持ち、自分たちよりも上がいない立場でカリスマ性を発揮することができた。今のテレビではそのようなことができる状況がない。

そんな時代の変化を受けて、平成の終わりに起こっている新たな動きが「芸人のテレビ離れ」である。一昔前には、芸人は誰もが「ゴールデンに冠番組を持つこと」を目指していたのだが、その一元的な価値観が崩壊して、地上波テレビ以外の場所に芸人がどんどん進出するようになっている。

又吉直樹は処女小説『火花』で芥川賞を受賞した。古坂大魔王は音楽プロデューサーとしてピコ太郎の『PPAP』を手がけ、世界的なブームを巻き起こした。それ以外にも、絵本制作や多彩なビジネスを展開する西野亮廣、音楽ユニット「RADIOFISH」として活動する中田敦彦、ワールドワイドな活動を視野に入れてニューヨークに移住した渡辺直美など、日本の地上波テレビ以外の場所に芸人が本格的に参入する事例が相次いでいる。テレビの視聴者も出演者もどんどん高齢化していく中で、行き詰まりを感じてそれ以外の場所に活路を見いだす芸人はこれからもどんどん増えていくだろう。

平成を振り返って、「お笑いビッグ3」がずっと変わらずにトップを走っているように見えるのは、あくまでも「日本の地上波テレビ」というローカルな場所だけに目を向けているからだ。もちろん今でも依然としてテレビの影響力は強いのだが、芸人なら誰でもそこを目指すという時代ではなくなっている。

令和時代のお笑いがどうなるのか、はっきりしたことは分からないが、芸人の活動する場所がどんどん広がっていき、それに伴って「お笑い」や「芸人」のイメージも変わっていくのは間違いない。お笑い界にとって平成とは「停滞」の時代ではなく、「大変革の始まり」の時代として記憶されることになるだろう。
ハフポスト日本版編集部



























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