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福山雅治『集団左遷!!』のオーバー演技に「安っぽい」と呆れ声続出

(C)まいじつ
福山雅治が主演するドラマ『集団左遷!!』(TBS系)が4月22日にスタートした。香川照之三上博史ら演技派俳優が脇を固めているが、香川、三上に比べて福山のオーバーアクション的な演技に「違和感がある」と首をひねる声が続出している。


舞台は大手銀行。片岡(福山)は蒲田支店への異動と支店長への昇格を言い渡される。だが、銀行幹部が蒲田支店をはじめとしたいくつかの店舗の廃止を検討していることが明らかに。片岡は常務の横山(三上)から支店廃止の意向を伝えられ、「何も頑張らないでいただきたい」と念を押された。

第1話では、会社経営者・米山(平山浩行)が融資を踏み倒して失踪。片岡は“頑張るな”という命令を無視して、米山から融資回収をするために奮闘した。

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福山のコミカル演技に「安っぽい」批判続出
福山は終始コミカルでオーバーアクションな演技を披露。米山が車で〝逃走〟するシーンでは、福山が車にしがみついたものの、振り飛ばされて壁に激突。あお向けで逃げられたことを悔しがるシーンもあった。

銀行を舞台にコミカルな演技を見せた福山に対し、違和感を示す多くの声が続出。


《こんなに、つまらないのは久しぶり》

《銀行にこんな安っぽいシーンとかないしな》

《テンション落とした方が絶対楽しめると思います》

《演技がやけにオーバーリアクションで違和感ハンパなかった》

また、迫真の演技を見せた三上、香川と福山とを見比べる声もあった。

《福山雅治の演技が軽い上に過剰なのがちょっと気になった》

《三上博史と香川照之はやはり演技うまい。福山の演技がショボく感じた》

《三上&香川両氏の存在感が無駄になった感じ》

《福山さんの「顔芸」への取り組みが一生懸命過ぎて、見ている方が恥ずかしくなった》

果たしてこの演技は、誰の発案なのだろうか…。

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へぇ〜

宮沢りえ、ふんわり服で森田剛とデート 映画降板の理由は?

4/25(木) 7:00配信  
NEWS ポストセブン


宮沢りえ、ふんわり服で森田剛とデート 映画降板の理由は?
変装もせず堂々デート
 底が平坦なスニーカーに、体のラインを覆い隠すほどのふんわりとしたワンピース。4月中旬の昼下がり、都心の老舗ホテルに隣接するショッピングモールに、こんなカジュアルな服装で現れたのは宮沢りえ(46才)だ。

【別写真】宮沢りえ&森田剛はギュッと手を握って堂々と歩く

 その傍らには、昨年3月に結婚したV6の森田剛(40才)の姿があった。手をつなぎながら時折顔を寄せ合い、仲睦まじい様子で歩いていく。森田がりえの肩や腕に手を回して体を“支える”ような素振りも見られた──。

「ふたりは結婚前から堂々とデートを重ねてきましたが、今も周囲の目を気にすることなくショッピングや散歩に出かけ、ラブラブな関係が続いています。森田さんは10才になるりえさんの娘さんのことも本当に大事にしている。娘さんも森田さんのことを“パパ”と呼んで懐いているそうです」(りえの知人)

 そんな幸せな新婚生活を送っているりえだが、仕事面では先頃、ちょっとした“騒動”があったという。

「りえさんは来春公開予定の映画に出演が決まっていたのですが、この4月になって突然“降板したい”と申し出たそうです。作品は命の尊厳を問う社会派医療ミステリーで、共演者も大物揃いだと聞いています。まだ製作発表も行われていない段階ですが、りえさんは重要な役どころを演じる予定だったので、現場は困惑しているそうです」(映画関係者)

 りえの降板劇といえば、今から20年以上前にも騒動があった。1995年2月、当時21才だったりえは主演予定の大作映画『藏』をクランクイン直前に降板。さらに同年末にも、ヒロイン役だった舞台『コヨーテ』を公演6日前に降板した。キャスティングを巡るゴタゴタや“りえママ”の鶴の一声などがセンセーショナルに報じられ、精神面の不安定によるりえの“激ヤセ”ぶりも取り沙汰された。

 当時は関係各所に多大な損害を与え、バッシングにさらされたが、その後、時間をかけて女優としての地位をゼロから立て直していき、近年は落ち着いた演技を見せる本格派女優として活躍している。

◆喫煙はせず

 降板による周囲の迷惑、そこから再び信頼を勝ちとることの難しさを誰よりも知るりえが、今回、映画出演を取りやめたのには、いかなる理由があるのか。

「降板理由は明らかにされていませんが、キャスティングなどは了承を得ているはずなので、考えられるのは体調面でしょう。関係者の中には“妊娠したのではないか”と言う人もいます。りえさんは2017年11月にも主演予定だった舞台を急遽キャンセルしている。森田さんとの結婚間近の時期で、この時も“妊娠説”が囁かれ、マスコミ各社は裏取りに走りましたが空振りでした」(スポーツ紙記者)

 昨年7月、『女性自身』が、りえがさまざまな不妊治療を行う産婦人科に通院している姿を報じた。

「りえさんは“森田さんとの子供が欲しい”と強く望み、本気で妊活に取り組んできた。昨年から女優の仕事をセーブしているのもそのためでしょう。今回、このタイミングで映画降板ということで、妊娠説が再燃しているようです」(前出・スポーツ紙記者)

 ここで冒頭の場面に戻ろう。ふたりは車で移動して、別の複合商業施設でもショッピングを楽しんだ。森田は時折、施設の外に出てきてたばこを吸っていたが、この日は決してりえの前では喫煙することはなかった。やはり妻の体を気遣ってのことなのか。

 車に乗る時、りえはお腹を押さえるような仕草も見せていたが、果たして…りえの所属事務所に問い合わせたが、「担当者不在で対応できない」と答えるのみだった。

 バッシングを浴びた20年以上前とは違い、今回の降板は祝福すべきものになるのだろうか。

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楽しみじゃ!

藤井フミヤ、ボーカリストとしては「今いちばん脂が乗っている」

コンサート、映画、舞台など、あらゆるエンターテインメントをジャンル問わず紹介する番組『japanぐる〜ヴ』(BS朝日、毎週土曜深夜1時〜2時)。
4月20日の放送では、7月6日の埼玉・大宮ソニックシティ大ホールを皮切りに全国16都市26公演で開催する、藤井フミヤ35周年記念『十音楽団』を開催する藤井フミヤのスペシャルインタビューが放送された。

◆35年を経て、音楽に対してフットワークが軽い

?BS朝日
藤井フミヤは、チェッカーズのボーカリストとして1983年に『ギザギザハートの子守唄』でデビュー。チェッカーズ解散後はソロアーティストとして活動し、1990年代には結婚式の定番ソングとしてお馴染みの『TRUE LOVE』や『Another Orion』といった国民的ミリオンヒットを放った。
また「愛・地球博」の名古屋市パビリオン「大地の塔」のプロデュース、他アーティストへの楽曲提供やプロデュース、弟・藤井尚之とのユニット「F-BLOOD」としての活動など、マルチな活動でも知られている。
デビュー35周年について、「長くやっていたら、長くやっていたなりの力が出てきます」と、新たなエンターテインメントを提供することへの意欲を見せる藤井。
「今は、音楽そのものの扱い方が、むかしほど重くなくなった。むかしは音楽を聴くにもレコード盤をきれいに拭いて針をおいたり、B面にひっくり返したりと、ステレオの前から動けなかった。だけど今は、携帯プレーヤーで何万曲が気軽に聴ける。それもあって、音楽を作る側としても、遊び道具のような感覚というわけではないけれども『お客さんが盛り上がれる曲を作っちゃえ!』とか、フットワークの軽い感じもありつつ、その中で名曲のようなものができればいいなという考えです」

◆今までやったことない新たな試み『十音楽団』

?BS朝日
藤井フミヤの自由な発想によって開催されるのが、『十音楽団』だ。
メンバーは、藤井フミヤ自身を筆頭に、ベーシストの有賀啓雄、ギタリストの田口慎二などのバンドミュージシャンに加え、チェロやバイオリンなどの室内楽アンサンブルのプレイヤーを含めた10名。いわゆるバンドやポップスのステージとも、ミュージカルとも違う、演劇のようなコンサートになるとのことだ。
「歌と音楽によってストーリーが紡がれていく、短編小説が5冊あるようなライブになります。音楽で感動させるのはもちろん、視覚的なものも含めてエンターテインメントなものであり、尚且つアート系やモード系のようなモダンなものになるので期待してほしい」
これまでもパンフレットやツアーグッズなどのアートワークは藤井フミヤ本人が手がけてきたが、今回のツアーではステージ演出についても工夫を凝らし、敢えて音楽畑ではなく演劇畑の舞台照明を手がけるスタッフを起用しているそう。「誰も見たことのない世界を創り出したい」と新たなる挑戦への意気込みを露わにした。
?BS朝日
気になる実演曲については、「例えばイーグルスのコンサートを観に行って、『ホテル・カリフォルニア』を聴かないのはあり得ない。藤井フミヤの代表曲『TRUE LOVE』や『Another Orion』は、当然歌うでしょう。ボーカリストとしては今いちばん脂が乗っているので、生歌をしっかり聴かせたいです」と語り、往年のファンのみならず幅広い層に喜ばれる選曲になりそうだ。
ボーカル、作詞、作曲、アート、役者、タレントなど多彩に活動してきた35年。『十音楽団』はその集大成であり、新境地とも呼べるものになるだろう。(文=榑林史章)

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楽しみ!


TBS日曜劇場「集団左遷!!」が遅めのスタートを切った。 
初回視聴率13.8%は、今クールのドラマの中で3位。ただしトップ2つの「緊急取調室」と「特捜9」は、いずれもシリーズものゆえ、初モノの初回としては「集団左遷!!」が先頭を行く。 
出だし絶好調と言えよう。 

サムネイル
第74回ヴェネチア国際映画祭(写真:Splash/アフロ)


福山雅治 主演ドラマ「集団左遷!!」最新話を配信中>> 

■豪華俳優陣 

主演は、「ガリレオ」(フジ・07年・13年)や大河ドラマ「龍馬伝」(NHK・10年)で一世を風靡(ふうび)した福山雅治。 
脇の筆頭は、「半沢直樹」(13年)、「ルーズヴェルト・ゲーム」(14年)、「99.9-刑事専門弁護士-」(16年・18年)、「小さな巨人」(17年)と、毎年のようにTBSで怪演を披露してきた香川照之。 
三上博史、市村正親、酒向芳、八木亜希子、中村アン、神木隆之介、井之脇海、橋爪淳、小手伸也、パパイヤ鈴木、赤堀雅秋など、そうそうたるメンバーがそろっている。 

今年50歳になった福山雅治だが、老いを微塵(みじん)も感じさせない。身長が高く、スマートなスタイル、整った顔立ちは、ずっと見ていたい絶品だ。しかも今や女性ファンばかりか男性ファンも多い。ライブコンサートでは、男性限定で行うこともあったくらいだ。20代の頃は女性ファンが圧倒的に多かったが、今は男女問わずその人気は劣ることがない。 

■見どころ 

日曜劇場は、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」など、働く男たちの熱い戦いを描いたドラマが多い。 
近年は特にヒット作品が続いているが、「集団左遷!!」もその波に乗って、好調なスタートを切った。しかも「半沢直樹」以来の銀行系ドラマだ。多くの視聴者が名作の予感で、胸を膨らませていることだろう。 

主役の片岡蒲田支店長を演ずる福山雅治は、香川照之のかつての"顔芸"の向こうを張るような福山顔芸を披露し、新たな福山像を創り出そうとしている。 
他にストーリー展開の中では、香川照之と三上博史が重要な役を演じている。二人の存在感と迫力、そして圧倒的な演技力は、このドラマを支える大事な軸となるだろう。 

特に香川照之が「小さな巨人」で見せた"気迫あふれる顔芸"と"怖いほどの圧力"は、見事としか言いようがなかった。今回はサブ主演と一歩引いたところで、今のところは抑え気味で始まっている。ただし回が進むにつれ、単なる銀行員でない何かを見せてくれるに違いない。 

すでに、小出しにウラを匂わせる意味深な発言がちらほら出ている。ただ者ではない怖さは、視聴者をしびれさせる。 
セリフのないところにこそ、香川照之の真骨頂がある。にじみ出るような表情や目線、香川照之にしかできない"顔芸"。そうしたゴツゴツ感が視聴者を立ち止まらせ、ストーリーに深みと奥行きや重さを与えている。 

福山雅治が演じる片岡支店長は、上からの指示と部下たちの声で板ばさみとなる。 
揺れる良心と現実を表情豊かに演じ、ちょっとコミカルでありつつも、誠実さと信念を貫く男の姿は、ラストシーンにふさわしく、第1話を大いに盛り上げていた。 

原作は、江波戸哲夫の小説「銀行支店長」と「集団左遷」。 
作家自身が都市銀行の行員を経て、出版社で働き、作家として活躍している。なるほど銀行員であったためか、銀行内の描写もとても細かく、内部組織に在籍していたからこそ書けるリアリティが、共感をいっそう呼んでいる。 

以前の「ブラックペアン」も、原作者が現役の医師であり小説家でもあったことから、手術や病院内の細かな描写は、繊細に描かれていたのを思い出す。 
リアルな現実を知っているからこそ、ストーリーはフィクションでありながらも、ノンフィクション性が高く、見る者への説得力を持つ。面白さの根源と言えよう。 

音楽は、佐橋俊彦氏務める。 
東京芸大出身のクラシカルなベースを持ちながら、映画では『ウルトラマン』などの戦闘系を多く手がけてきた。一方ミュージカル作品にも多く貢献している。さらにはアニメや、数多くのテレビドラマも手がけ、その才能は留まるところを知らない。 
音量を抑えた効果音や、シーンを盛り上げるための音付けも、ベテランの技が光り文句なしだ。 

銀行系ドラマで大ヒット作品となった「半沢直樹」を超えることができるだろうか。 
今後も目が離せない展開が待っていそうだ

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ふんふん。

言論バトル『主戦場』を生んだミキ・デザキ監督の問題意識

Changing the Comfort Woman Narrative
2019年4月25日(木)17時00分
朴順梨(ライター)
(右から)映画に出演するトニー・マラーノ(評論家)と藤木俊一マネジャー、ケント・ギルバート(タレント)、杉田水脈衆議院議員、藤岡信勝元東大教授 © NO MAN PRODUCTIONS LLC
<左右両派が登場する慰安婦映画『主戦場』。なぜ日系アメリカ人監督はこんな作品を撮れたのか>
「慰安婦は性奴隷ではなく売春婦でした」。タレントであるケント・ギルバートのこんなせりふがある一方で、彼ら「歴史修正主義者」の言葉を吉見義明中央大学名誉教授がばっさりと否定する......。ドキュメンタリー映画『主戦場』は、慰安婦問題をテーマに繰り広げられる、さながら言論バトルのような作品だ。
監督のミキ・デザキはフロリダ州生まれの日系アメリカ人。医学大学院予科生として学位取得後、2007年から5年間、山梨と沖縄の学校で英語指導助手をしていた。その時の経験を基に「日本では人種差別がありますか?」という映像を制作し、2013年にYouTubeにアップしたところ、「でたらめ」「反日工作員」といった批判ばかりが寄せられた。いわゆるネトウヨ(ネット右翼)との初めての遭遇だ。
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デザキ(上)がYouTubeに公開した映像が全ての始まりに YOUTUBE
そんな折、元朝日新聞記者の植村隆が激しいバッシングにさらされていることを知り、その端緒となった慰安婦問題に興味を持ったという。
2015年に上智大学大学院進学のため再来日したデザキは、慰安婦問題についてのリサーチを始め、映画制作を進めていった。ニュース映像や資料を発掘するその傍ら、活動家や学者など約30人を取材。「被害者は20万人いたのか」「強制連行だったのか」「性奴隷か否か」といった論点に沿って、彼らの主張を映像に収めていった。
この作品の特徴は日本とアメリカ、韓国を横断して関係者を追っていることだ。韓国では『帝国の慰安婦』著者の朴裕河(パク・ユハ)世宗大学教授に、アメリカでは慰安婦にされた少女の像を建立した団体メンバーのフィリス・キムにインタビューしている。また、「女たちの戦争と平和資料館」(東京)の渡辺美奈や韓国挺身隊問題対策協議会の尹美香(ユン・ミヒャン)(当時)など慰安婦支援に関わる者だけでなく、ジャーナリストの櫻井よしこや杉田水脈衆議院議員など、慰安婦の強制性に否定的な者も多く登場する。
どちらも通常は自身に好意的なメディアには登場するものの、対立する相手と同じテーブルに着くことはほぼない。またどちらかの意見を支持するジャーナリストに、反対陣営が取材に応じることも少ない。
なのになぜ彼は、双方を取材することができたのか。

差別的な発言が多く登場

「撮影当時は大学院生だったので、相手の言葉をねじ曲げるようなことをすれば、自分の学者としての信頼に関わった」と、デザキは言う。「だから取材したい人には、『双方の意見を映し出す映画にしたい』とアプローチしていた」
デザキはまた「これは想像にすぎないが」と断りつつ、自分が日系アメリカ人ということも影響したかもしれないと考えている。「右翼の人たちはアメリカ人向けに『慰安婦は存在しない』というキャンペーンを張っていたので、私が自分たちの役に立つと思ったのだろう。それは左翼の人たちも同様だ」
題名の『主戦場』は、少女像がカリフォルニア州グレンデールに建つなど、慰安婦問題の対立が当事国の日韓ではなく、アメリカで起きているところから取っている。
「なぜ慰安婦と関係がないアメリカに少女像を建てるのか、私も最初は不思議だった。でも左翼系の活動家は日本でこの問題が忘れられているだけに、全世界に少女像を置きたいのだと分かった。一方の右翼系は、アメリカ人の歴史認識を変えられれば世界中に影響が及ぶと考えたのではないか」
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カリフォルニア州グレンデールのみならず、慰安婦の碑は世界各地に建設されている ©NO MAN PRODUCTIONS LLC
誰のどんな主張が正しいかという先入観なしに始めたものの、取材中は自身の認識を問われることが何度もあった。「もともと慰安婦問題の知識があるわけではなかった」というデザキは、例えば否定派が米戦争情報局の「日本人捕虜尋問報告書49号」(慰安婦は売春婦もしくは「プロの従軍者」と記したリポート)を示した際などは、心がざわついたと語った。反論するだけの材料を持っていなかったからだ。「インタビュー後はよく、『自分はどう思っているのだろう』と揺れ動いた」
映画には歴史修正主義者らによる差別的な発言が多く登場する。デザキは自らも日系アメリカ人として人種差別を経験してきたため、「これは間違った発言だ」と感じる瞬間はあった。その差別意識は自分に向けられたものではなかったので、耐えることができたという。
韓国で上映したときは、多くの観客が心を乱されている姿を見た。「でもこの作品には慰安婦に差別的ではない日本人も登場する。そのことは韓国人の日本人に対する認識の幅を広げてくれたはずだ」と、デザキは言う。「私はこの映画を作ることで、人助けをしたかった」
なぜ慰安婦問題をテーマにした映画が人助けにつながるのか。そう問うとデザキは、正しい知識を得ることがヘイトクライムの抑止になるからだと語った。「私が教えていた沖縄の高校のスピーチ大会で、ある女子生徒が『反日運動をしている中国人や韓国人には怒りを感じる。きっと日本の成功や技術革新に嫉妬している』と言っていた」
デザキはそのとき、この発言は知識が足りないことが原因だと気付いた。なぜ他国の人が日本に怒りを持つのかを学んで理解すれば、相手と対話ができる、ヘイトクライムは防げる──。
知識がないならまだしも、かたくなに信じているものを覆すことは容易ではない。しかしこの作品には、それすらも可能と思わせる仕掛けが終盤に用意されている。かつて櫻井の後継者と目されていた女性の衝撃的な「証言」だ。
上智大学で上映した際、鑑賞後の感想でこんなことを書いた男子学生がいたそうだ。
「自分は右翼的な思想の持ち主だったけれど、この映画で左派の人たちの考え方を初めて知って意見が変わった」
この言論バトルには観客を傍観者で終わらせない力がある。

SHUSENJO
『主戦場』
監督/ミキ・デザキ
出演/ケント・ギルバート、吉見義明他
日本公開中
<2019年4月30日/5月7日号掲載>

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