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移植が始まってから、H、M先生から遅れてK先生もいらして、 看護師さん2名と、兄姉に囲まれて移植が始まりました。 H先生が、家族控え室にいらして、経過についてお話しして下さいました。 「ドナーさんの骨髄が思った以上に良いもので、量も取れましたし、 Kさんも頑張って、ダイエットされたので、申し分の無い移植になりました。 取りに行った先生が機転を利かせてくれて、予定時間より早く到着出来てなによりでした。」 夫は、兄姉に帰るように促したので、 無菌室を出られる前にまた、来て欲しいとお願いして見送りました。 暫くして看護師さんが家族控え室にいらして、 「移植が終わるまでに時間もかかりますし、 ここまでの量が入ってもアレルギーも出ないので、奥様も休んで下さい。」 そして、これから、起こりえることを話された後 「この後、おそらく想像以上の苦しいことが起きると思います。 ご主人が、私達看護師や医師に、いくらでも『あたって』も大丈夫です。 それが、私達の仕事ですから、そのような所を見ても気にしないで下さい。 だけど、ご主人を支えられる唯一の方は奥様です。 私達も出来るだけ協力しますので、奥様もKさんを励まし、支えて下さいね。 一緒に頑張りましょう!」と、言って下さいました。 若い、可愛らしい看護師さんから、この様なことを言われるとは思ってもみなかったので、 言われるままに、頷いてるだけの私でした。 ファミールームに一端、戻って、10時頃無菌室に行くとあまり減っていませんでした。 夫「6時間かかるって言ってたから、深夜2時か3時に終了だよ」 私「えっ、そうなの><隣の部屋の方に迷惑かけちゃうから、明日の朝来るね」 とぼとぼと、ファミールームに戻りました。 昨夜は1時過ぎから、今朝は5時前から隣のおじいさんのいびきに悩まされて 睡眠不足のまま、無菌室へ向かいました。 夫「昨日も、出入りが多くて眠れなかった。3日満足に寝てない」 私「今日、存分に寝て下さい。」 夫「今は、中休み状態だって、先生も言うし、明日は吹雪くから来なくていいよ。 今日も、もう帰っていいよ。」 お言葉に甘えて帰らせて頂きました。 家に着くなり、一気に脱力感。 長男を迎えに行くまでの時間まで、ぐったりしてしまいました。 夜になって電話をすると、相変わらずリバースしているらしく、
それと不眠を覗けば、思ったほど辛くないと聞いて安心しました。 |
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【患者、及びドナーのプライバシー保護と、骨髄バンク事業の公正性を維持するため、 骨髄提供を受けた日時・移植を受けた施設等、相互が特定されてしまう情報は決して公表しないよう、 また、報道機関などの取材を受ける場合は、事前に連絡するようにお願い致します。】 と、されていますので、ここからの内容も某日とさせて頂きます。 記事の内容は、回顧録とさせて下さい。 「今日の千歳空港の天候は晴れ」聞き慣れているTVのニュース・キャスターの声なのに、 その日の私は、胸が熱くなりました。 「ドナーさんの骨髄液が夫の元に届くまでは、安心出来ない」と、うそぶく私でしたが、 例年になく空港閉鎖が多いので、この一声で安堵しました。 10時には無菌室に移動となるため、夫が移植前の心電図やCT検査の間に準備をしました。 抗ガン剤は抜けたようですが、放射線の影響で体のだるさや火照りもあるようで、 夫「昨日も寝られなかった。2日続けて寝られないのは疲れる」 看「男性の方は、寝られないようです。なので、ホットして移植中でも爆睡されてますよ。」 看護師さんは荷造りを終えたのを見計らって、さっさと荷物を無菌室へ運び、 夫にも、「シャワーしちゃいますか?歩いていきますか?車椅子で行きますか?」と、 検査にでも行くような気軽さで声をかけられました。 「歩いて行きます」と、言う夫と看護師さんの後を慌ててついて行いきました。 無菌前室で、何気なく入って行ってしまう夫に 私「つれないねぇ〜。何とか言ってぇ〜!」 夫「ああ、じゃ!」 私「・・・」 看護師さん達は大笑い。 部屋に戻ると、掃除が始まっていて、さっさと出されてしまいました。 今日の担当看護師さんが、「移植は9時頃なので、一端戻られますか?」 「9時ぃ〜〜!!」 それって、昨日のうちに教えてよぅ〜>< 次男に許可を得て、ファミリールームを取ることにしました。 義兄にも9時頃に移植なので、また連絡することを告げて、 お泊まりセットと食事を購入して、ファミリールームで休んでいました。 夕方になって、「7時には移植が出来ることになりました。」と連絡が入り、義兄達に連絡。 7時過ぎには、無菌室に三義兄、義姉が揃い、 無菌室探検をガラス越しにして、一人ずつ電話で夫を励まし、その時を待ちました。 H先生とM先生が無菌室に入って来られ、骨髄液のパックを見せて下さいました。 兄姉がいたので我慢しましたが、骨随液を見た途端、涙があふれそうになりました。 皆で、ガラスにかぶりつき状態で、夫に届くのを見ていると 夫がにっこり笑ってVサインをしました。 生きるチャンスを与えて下さったドナーさんを始め、
私達を応援し、激励して下さった全ての方達に感謝します。 ここからが、スタートラインです。 この後も、まだまだ困難な道のりが続きますが、頑張って行きたいと思います。 |
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今日も朝一の電車で病院へ向かいました。 |
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今朝も朝一の電車と3度の乗り換えを経て、病室へ到着。 |
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その気配が今朝も私を奈落の底へ落とそうとしていました。 |






