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家族室に着くと、いつの間にか3部屋が塞がっていました。
次々と移植患者の方が出入りします。
夫は、腫れ上がった唇が時々、プルプルと痙攣状態になっていました。
ただ、じっと寝ているのを見守るだけの一日でした。
看護師さんが、入室しても少し目を開けて、そのまま眠りについていました。
一端、家族室から出て、ロッカーの荷物を整理して戻ろうとすると
先程の看護師さんに声をかけられました。
看「モルヒネの量が多くなって、今日は多分あの状態だと思います。
口が相当痛いのに、ずっとリバースも続いていて、
今日は、特に朝方何度もリバースしていたので、かなり辛いと思います。
リバースが治まれば、少し楽になるのですが・・・。
無菌室に入ってからも、リバース状態が続く方はあまりいないのですけど。」
私「今朝は、少し起きていたのですか?」
看「朝、リバースしてからは、この状態ですね。
きっと、朦朧としているのだと思います。
無菌室に入る2日前からも、夜寝られなかったようですが、
無菌室に入ってからも、夜寝付けないので辛そうでしたね。
熟睡している状態と言うより、浅い眠りに近いと思います。」
と、言われました。
家族室に戻って暫くすると、赤の輸血が始まりました。
パックを見ると、「B型」になっていました。
看護師さんが輸血の用意をすると、少し目が覚めたのか、
こちらを見るので、「B型」の輸血パックを指すと、頷いていました。
流石に、シャワーは出来ないらしく、洗濯物にバスタオルがありませんでした。
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