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川沿いの土手 目にとまる花
背が高き花 気にかかる花
真竹ばやしを 夜空と見るなら
まるで花火が開くよう
この花の名を 我は知らない
季節に諭され いま花ひらく
景色にあやされ 咲き競うのか
野アザミのよう 色は持たぬが
飛び散るような咲き姿
この花の名を 我は知らない
まだヤブカンゾウも咲かないのに、何を先走ったか…真竹の様子を見に行った。
案の定、真竹の子はめめくりもして居なかった。
我…物欲をあきらめ(笑)土手花たちにデジカメを構える。
目を凝らせば、名も知らぬ花たちが、今が盛りとあちらこちらに咲いている。
そんな土手花たちの中、暗き真竹林とは対照的に、凜と咲く白い花に気を引かれた。
何だ…? あの花は…?
背が高き茎の先端に、見事なまで放射線状に咲く花。
私は誘われるまま、思わずシャッターを切る。
真竹林とこの花なら…何か作れるかも。
季節がうながす咲き時を知る花たち。
この景色の中から「盗作」を試みんとする我が、滑稽なりを自覚する。
注
「めめくる」とは茨城の方言らしい。 解釈は「芽を出す」と云う意味。
「めめくり」とは、さらに崩した我の自己流である。
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