|
8時ごろになって、ようやく日も傾き夕暮れらしくなってきた。 ツェルマットのメインストリートをディナーによさげなレストランを探しながら歩いている。 ここはスイス、しかも世界的に有名な観光地ツェルマット。 いい感じのレストランは幾つかあったが、さすがにどこもいい値段がする。 どこにも決められないまま歩いていたら、村の上の教会まで行ってしまった。 教会の前にはマーモットの泉。こんなかわいらしい水汲み場があるのがスイスらしい。 と、ここで見覚えのある顔が…。 なんと、先日ベルナーオーバーラントのユングフラウヨッホからの帰りの列車の中で出会った、あのオランダに英語留学に来ていた彼女だった。 昨日のあの時点で、彼女はグリンデルワルドの次にどこに行くかまだ決めていなかったのだが、私たちが明日はツェルマットに行くということを聞いたので、結局ここに来たらしい。 私たちは朝の列車でここに来てゴルナーグラートまで行って来たが、彼女はついさっき着いて、ホテルを決めて荷物を置いて出てきたところだった。 まさかまた会えるとは思ってなかったのでお互い興奮して喜び合った。 が、次の瞬間彼女の一言に凍りつく…。 「ツェルマットって有名なマッターホルンって山が見れるんですよね。で、どの山ですか?」 振り向くとそこには黄昏時の黄金色に輝いたマッターホルンの雄姿が… 「…いや、あの三角形のすごい山があるでしょ。あれだけど…」 「えっあの山だったんですか?!わたしてっきり反対側の山かと思ってました。」 反対側の山?!うーん、確かに日本ではありえない高さの山々がこの村をぐるっと囲んでるけど、だれが見てもマッターホルンだけは特異である。 しかし「あははは、これがマッターホルンだったんだ、知らなかった。」と写真を撮る彼女のなににも動じそうもない、しかし純真無垢な笑顔を見ていると、なんかどうでもよくなってきた。 世界にはいろんな人がいる、でも日本人もいろんな人がいるということをスイスで教えられた。 もちろんラブリーな人という意味でw。 |
過去の投稿日別表示
-
詳細
2008年03月11日
全1ページ
[1]
コメント(12)
全1ページ
[1]


