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ボートは白亜の重厚なリアルト橋から、さらに先に進む。 この辺りは逆S字の形をしているカナル・グランテの真ん中部分にあたる。 無数のエンジンボートや、手漕ぎのゴンドラが往来し、まさに都会の国道の様相を呈している。 狭い路地−これも当然運河だが−からもゴンドラが行き来している。 このヴェネチアの大動脈をさらに進むと、見えてくるのがアカデミア橋。 木製の橋で、以外にも歴史は浅く、今かかっているのは1986年のものらしい。 初代は鉄製で、それでも1854年にかけられたそうだ。 大きなカーブを曲がりながら、この橋をくぐると海のように広い(海なのだが)カナル・デ・サンマルコ、サンマルコ運河が広がる。 広場までもう少しだ。 ![]() にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ(文字をクリック) ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ にほんブログ村ランキング参加中! この記事少しでも面白かったと思ったら上をポチして下さるとうれしいです。 (・∀・)ノ |
イタリア・ヴェネチア
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ヴェネチアは言わずと知れた海の町。 大通りに相当する部分は全て運河になっていて、車は一台も走っていない。 そのため、バス、タクシー、消防車、パトカ―、トラックなどは全て船なのである。 とりわけ、観光の重要な足となるのが、この水上バスであるヴァポレットだ。 ヴェネチア本島の真ん中を逆S時に横たわるカナル・グランテを中心に、本島の外縁や、周りの島々へと分刻みで走っている。 1日券でも10ユーロほどなので実にリーズナブルだ。 早速3日券を買って乗り込む。 運河畔のあちこちには停留所に相当する浮島があり、ここで少し待てば次から次へとボートがやってくる。 たくさんのルートがあるので、行き先をよくチェックして乗り込む。 私たちはサンタルチア中央駅からサンマルコ広場まで行くので、一番メジャーな赤の82番のボートだ。 とにかくすごい人で、席もあるがめったに座れない。 立っている方が左右の写真も撮りやすいし、海風にもあたれるので、短い距離ならこちらがオススメだ。 この水上バスはスリが多いのでも有名なので、周りの景色も楽しみながら、財布の警戒も怠らない。 水上バスは次から次へと軽快に停留所に発着しては大運河を進んでいく。 船の周りにはゴンドラや運搬船などたくさんの船が行き来している。まさにベニス。 そのうち前方に、大運河では数少ない、大きな、異彩を放つ橋が見えてきた。 13世紀にかけられた大理石の橋『リアルト橋』だ。 当初は木製だったが、16世紀に大理石製に架け替えられた。 橋の上には、ヨーロッパの昔からある橋らしく、店が並んでいる。 この美しいリアルト橋をくぐって、ボートはさらに先に進む。 ![]() にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ(文字をクリック) ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ にほんブログ村ランキング参加中! この記事少しでも面白かったと思ったら上をポチして下さるとうれしいです。 (・∀・)ノ |
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ヴェネチアに着いて、まずしなければならないのがいつものホテル探し。 駅にインフォメーションがあったので行ってみたが、怖ろしいまでの長い行列ができていた。 私たちと同じような貧乏そうなバックパッカーから、高級な皮のトランクを持ったセレブまで、多くの人が並んでおり、聞いてみると、ここは紹介料を取るらしく、やはり自分の足で探すことにした。 せめて地図をもらおうと思ったら、これも有料で2ユーロする。 沈み往く街ヴェネチアへの寄付だと思って購入する。普通、他の町では観光地図は無料だ。 駅を出ると、いきなり駅前から運河が広がっていた。 無数のボートやゴンドラが所狭しと行き来している。そして石畳の道には車は一台もない。 こんな駅前の風景を今まで見たことがあるだろうか。 ヴェネチアといえば仮面カーニバルも有名だが、店のショーウインドウには色とりどりの仮面が並べられている。 これがヴェネチア!まさにヴェネチア! あふれる感動を抑えつつ、地図を頼りにホテルを探す。 駅前にはやはりホテルが多い。 しかし全てが満室だった。さすが国際観光都市である。 今回は4時着と、いつもより早くホテル探しを始めたつもりだったが、甘かった。 駅周辺のメインストリート、路地、くまなく探すが、全てのホテルがすでにFullだった。 30分ほど探しただろうか、約20軒目に、ほんとに狭い路地の奥にFullのサインが出ていない安ホテルを見つけた。 しかし残念ながら、私たちの前に並んだアメリカ人の女の子でこのホテルは満室になってしまった。 絶望もしていられない。だめもとで、せめて知り合いのホテルで空いているところはないのか、ホテルの人に尋ねてみると、別館ならあるという。値段も安い。 もうホテルを捜し歩くのも面倒だし、本島のホテルはさすがにどこも高かったので、部屋も見ずにここにすることにした。 カギと地図をもらって、運河沿いに5分ほど歩くと、その部屋はあった。 ホテルではない。完全な住宅地の一角だった。 中に入ると、やはりホテルというより生活臭漂う普通の部屋だった。 少しかび臭かったが、小奇麗なホテルの部屋よりもこの方がヴェネチアらしいので、ひとまず満足することにした。 この日はとても蒸し暑く、まるで日本の夏と同じで、汗をかいた。 早速シャワーを浴びて、街にくりだした。 ![]() にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ(文字をクリック) ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ にほんブログ村ランキング参加中! この記事少しでも面白かったと思ったら上をポチして下さるとうれしいです。 (・∀・)ノ |
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ヴェネチアは言わずと知れた『海の都』、ヴェネチア湾に浮かぶラグーナと呼ばれる潟の上に建っている。 そのため列車は本土から、長い長い橋を渡って本島にたどり着く。 窓の外は右も左も一面の海。 無数のブイが浮いているのは、いかにこの辺りが船の往来が激しいかの証拠だろう。 そして沖合いに陸地が見えてくる。 不思議と緊張感がわいてくる。 南側の窓から見てみると、ビルかと思いきや、巨大な豪華客船が所狭しと停泊している。 やはり、世界有数の観光地なのだと実感させられる。 列車はいよいよ、ヴェネチア本島にあるサンタ・ルチア駅に到着した。 潟に浮かび、運河が張り巡らされた海の都とは一体どんなものなのだろう。 もうすぐこの目で見られるという感激を抑えながら、重いバックパックを担いでホームに降り立った。 ![]() にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ(文字をクリック) ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ にほんブログ村ランキング参加中! この記事少しでも面白かったと思ったら上をポチして下さるとうれしいです。 (・∀・)ノ |
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いよいよミラノに別れを告げ、海の都ヴェネチアへ向かう。 FSご自慢のユーロスター・イタリアの新型車両なら、3時間ほどで行けるが、IC(インターシティ)と呼ばれる急行なら4時間ほどかかる、が予約も予約料金も必要ないのでこちらにした。 ミラノ駅に停まっていた車両はなぜかSBB(スイス国鉄)のものだったが、機関車はFSで、どうもこれでヴェネチアに連れて行ってくれるらしい。 スイスの車両はきれいなのでいいのだが、「イタリア国鉄のことだから、SBBから借りたまま返さずに使ってるんだよ」と冗談を言いながら乗り込んだ。冗談ではない可能性が高いのもいかにもイタリア。 ところが昼の1時の列車というのにおそろしい混み具合だった。 とても座れそうにもないので、列車を降りてホームを歩いて空いてる車両を探す。 ヨーロッパのターミナルステーションは、駅の正面玄関から入って一番近いのが列車の最後尾で、先頭車まではかなり歩かねばならない。 3号車あたりまで歩いたが、空きそうもないので車両に乗り込む。 車内は通路まで人があふれいていた。そして人息で蒸し暑かった。 私たちも通路にバックバックを下ろし、床にへたり込んだ。 思わす噴き出したのは汗でなく、となりのアメリカ人の青年がフーターズのTシャツを着ていたからだ。 フーターズとはアメリカのレストランチェーンで、ウエイトレスがタンクトップにオレンジのホットパンツでサーブするという、スケベオヤジに人気の店だ。 “Happy birthday”と書いてあるので、彼は自分の誕生日にでも行って、いい思いをしてきたのだろう。 それにしても車内が暑い。 こんな状態で4時間我慢できるか、思いやられたが、駅に着くたび乗客は減っていき、ロミオとジュリエットで有名なベローナ辺りでは席に着くことができた、どころかガラガラになった。 そしていよいよヴェネチアの本土側の駅に着いた。 列車はここからアドリア海にかかる長い橋を渡って、ヴェネチア本島のヴェネチア・サンタルチア駅に向かう。 ![]() にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ(文字をクリック) ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ にほんブログ村ランキング参加中! この記事少しでも面白かったと思ったら上をポチして下さるとうれしいです。 (・∀・)ノ |




