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書庫日本の鉄道の旅

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今回、残念ながらフルコースディナーを逃したが、お楽しみが完全に無くなったわけではない。
トワイライトの食堂車ダイナープレヤデスはレストランの営業を21時で終了する。
そして始まるのがパブタイムである。
21時から23時までのこのパブタイム、予約はいらない。誰でも自由に利用できる。
この辺はヨーロッパのホテルトレインの食堂車に追随している。もっともあちらは朝までの営業だが。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6c/8b/akaisuiseinonya/folder/1011594/img_1011594_19832759_1?20070517005122

そうそう、トワイライトエクスプレスにはサロンカーのほかにささやかな談話室もある。
こちらもソファーでくつろげる。
21時過ぎ、列車は青函トンネルを抜けて津軽半島を走っていた。
全くの雪景色だがもう風景は完全におなじみの本州のものだ。
山と山の間に小さな田んぼがひしめきあってる。
海峡隔てて同じ日本なのにここまで違うか、と思わせる。
さて、食堂車のパブタイム開始のアナウンスが入ったので文庫本を持って行ってみる。

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食堂車には私以外にまだ客はいなかった。
あんなにたくさんいたツアーの年寄りたちはさすがにパブまで楽しむ胃袋と時間の余裕はないらしい。
ここぞ幸いとばかり席に着いた。
酒は高い上につまみも居酒屋程度のものだろうと思っていたが、グラスワインが500円なのでなかなか適正なお値段だ。
つまみにソーセージとリブの盛り合わせを頼んでみたが、これが予想をいい意味で裏切られた。
本格ドイツ料理屋かビアホールで出てきてもおかしくないぐらい本格的なもので、これはたいへんおいしかった。
ボリュームもあり、もう、大満足である。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6c/8b/akaisuiseinonya/folder/1011594/img_1011594_19832759_3?20070517005122

今回、フルコースを食べられなかったのは残念だったが、コースは12000円と高額である。
一度は食べてみたいが、だめでもこのパブタイムで十分な満足感を得られることが今回わかった。
ゆったりと読書しながら、時々は雪の青森の風景を眺めながらワインをうまいソーセージでやる。
至福の一時だった。

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さて、洞爺湖を過ぎて夕方5時ごろ、頼んでおいたお弁当が届いた。
普通の弁当よりちょっと豪華な感じだが、これで1500円はちょっと高いかな?という感じだった。
これなら札幌駅とかで地元の駅弁を買っておいたほうがいいかもしれない。
こんなこともあろうかと実は苫小牧駅で「ほっきめし弁当」を買っておいた。
こっちのほうがおいしかった。

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 腹ごなしもしたことだし、サロンカーに行ってみることにした。
さっきはツアーのじいさんばあさんであふれかえっていたが、只今彼らは食堂車でコース料理を堪能中のはずである。案の定、さきほどの混雑がうそのように空いていた。
 ソファーに腰掛けながら読書を楽しむ。
この車両は窓が大きくとってあり、内装もなかなかのものである。
自分の部屋も悪くはないのだが、なにせ狭い。しばらくここでくつろいでいた。

 外が暗くなってきたころ、列車は雪の大沼公園を抜け、函館の手前、五稜郭駅に停車した。
ここで青函トンネル用の機関車に付け替える。当然進行方向も逆になる。
 残念ながらここではドアは開かない。機関車の連結風景を撮りたかったのだが、いたしかたない。
函館からトンネルまでも左手に海を見ながらのなかなかいい景色だ。

 軽い緊張と車掌さんのアナウンスと共に列車は青函トンネルに入っていった。
入ってしまえば、ただのトンネルの暗闇なので5分ほど余韻を楽しんで、ちょうど時間が来たのでシャワーに行く。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6c/8b/akaisuiseinonya/folder/1011594/img_1011594_19778691_3?20070516011452

 列車内のシャワーは初めての経験だ。脱衣場、シャワー室、共に思っていたよりは広かった。少なくともヨーロッパの安宿の共同シャワールームよりは。
予約した時にもらったカードを差し込むとお湯が6分間使える。
短いかな、と少し心配したが実際使ってみると十分過ぎる長さだった。
夜行列車でのシャワーは本当にありがたい。実にさっぱりした。
 
 部屋に帰ってもまだ列車は青函トンネルの中を走っていた。
さて、ベッドメイキングして、これから夜のお楽しみである。

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先の北海道・苫小牧出張の帰りにトワイライトエクスプレスに乗ってみた。
トワイライトはJR西日本が運行している大阪−札幌間を結ぶ豪華寝台特急だ。
以前。湖西線沿線に住んでいたので時々その姿を見かけたが、まさか自分が利用するなんて思っても見なかった。
豪華と銘打ってるだけあってA寝台スィート、A寝台ロイヤル、B寝台個室、B寝台、という編成だ。
なんといっても目玉は、今やJRではなくなりつつある食堂車での夕日を見ながらのコースディナーだ。
12000円でフランス料理フルコースが楽しめる。

苫小牧は始発駅札幌の次の停車駅となる。15:00丁度、待っていた列車はやってきた。
DD51の重連だ。しかもプレミアムトレイン専用の青い塗装だ。
この日、苫小牧からの客は私一人だった。
実はこの列車、人気が高いためなかなか予約が取れない。
当初、京都から北海道入りするために乗ろうと思って20日前に駅に予約に行ったが見事に満室で取れなかった。
しかしその後、逆の札幌−大阪行きは比較的空いてること。数日前からキャンセルがよく出ることをブログ仲間のせんろさんから教えてもらい4日前に取りに行ったら見事に取れた!
ただ残念なことに豪華ディナーは5日前からの予約が必要だったのでとれなかった。

私の部屋は6号車のB寝台個室だった。すぐに車掌さんが来てくれて検札と説明をしてくれた。
コースが取れなかった人用に弁当が用意されているので頼んでおいた。
また、翌朝の朝食と、シャワーもB寝台は共同なので、ここで時間を予約しておく。
さて、部屋は狭いながらもソファー2人がけ、机もあってなかなかくつろげる。
ヨーロッパでも寝台車はかなり利用したが、国内外ともに個室は初めてだった。
やはり、いい。人目を気にせずに列車の旅を楽しめるのは実に素晴らしい経験だった。
このソファー、倒せばベットになるが、頭上の2階もベッドになっていてどっちを使うかは自由だ。
しばらく北海道の雄大な車窓を横目にまったりくつろいでみた。
室内には有線放送もあって好みの音楽を6チャンネルのなかから選べる。
クラッシックを選択するとベートーベンの英雄がかかっていた。
やはり、いい。京都まで21時間の旅だが、このくつろぎは飛行機では味わえない。
予約した弁当がくるまで、長期出張の疲れを癒すように満足感にひたりながらくつろいだ。

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