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 大英博物館といえば古代オリエントのコレクションが有名ですが、まず特に多いのがアッシリア帝国ものです。
エジプトやギリシャに比べて日本人にはあまりなじみがないですが、アッシリア帝国は紀元前6〜8世紀ごろにチグルス川の上流、今のトルコ、イラン、イラク国境地帯あたりに興った国です。
クルド人問題の地域ですね。

 列王記や、イザヤやエレミヤなどの大預言書、ヨナ書などの小預言書など、旧約聖書のあちらこちらに出てくるので、欧米や中東ではよく知られています。
古代イスラエルがソロモンの栄華の後、北と南に分裂してしまいますが、アッシリア帝国は北のイスラエル王国にとって目の上のたんこぶ的な、仮想敵国として存在していました。
戦争が宗教的に美化されていたためたいへん好戦的で、捕虜に対する扱いが残忍なことで当時から知られていました。
北イスラエル王国は何度も略奪にあったり、使者を立てて協定を結ぼうとしたりしましたが、最終的にはこの国によって滅ぼされてしまいます。
ちなみに南のユダ王国は後にチグルス川の下流で興った新バビロニア帝国に滅ぼされますが、国民単位の捕虜はバビロン捕囚でバビロンの町に連れて行かれ、ペルシャ帝国の時代にパレスチナに帰還を果たしています。
そしてギリシャ時代を経て、ローマ帝国のキリストの時代に至ります。

 この帝国の象徴とも言うべき最も有名なものが、宮殿にあったこの人頭有翼雄牛像です。
これは、同じものがパリのルーブル美術館にもあります。
その裏には、旧約聖書で「流血の都市」と呼ばれたニネベの門の銅の蝶番がありました。
皆さんのお部屋のドアにもついてるでしょ。
蝶番だけでこの大きさですから、当時のこの街の門がどれほど大きかったか想像できるでしょ。
だって考古学上、17万人もの人々がこの町の城壁の内外に住んでたって言うんですから。
この時代、ギリシャは第一回オリンピックが開かれた頃、ローマはようやく丘の上に集落が出来て建国したて、日本ではお米すら伝わっていない縄文時代のことでした。



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 とうとうやってきました、大英博物館 ブリティッシュミュージアム!
外観からして、古代ギリシャを彷彿させる、堂々としたネオクラシック建築の玄関。
博物館にふさわしい容貌です。

 中に入ると、アールデコ調の天井で覆われた壮大な空間が広がってます。
さすが、常設展示だけでも15万点、総勢700万点のコレクションをかかえるだけのことはあります。
しかも18世紀の創設当時の意向を今に受け継ぎ、入場は無料。
なにかと物価の高いイギリス、ロンドンで、涙が出るほどうれしいことです。
もっとも無料と言っても、ここは入場者の善意の寄付で運営されていますので、玄関に大きな寄付箱が設置されています。
イギリスポンドだけではなく、世界中どこのお金でも寄付することが出来ます。
さすがかつて世界に君臨した、大英帝国の象徴とも言える大博物館です。

幾らか、寄付箱にお金を入れて、さあ、気合入れて見るぞ〜!!



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パディントンステーションから15番のダブルデッカーに乗って大英博物館を目指します。
でも、この方面から博物館近くへの直通はないんだよね。
みんなOxford streetを途中でRegent streetに曲がっちゃうので、OxfordCircusで下車して、街歩きを楽しみながら行くことにしました。

ロンドンの街並みは、パリほど洒落てないし、NYほどの高層ビル群でもない、古いビルと新しいビルがごっちゃに建ってたりして、どちらかといえばまだ東京に似てるかも。
いや、やっぱり建物はヨーロッパチックだし、アムステルダム…、いやロンドンはロンドンだな、やっぱり。
違うのはやはり道往く人が多国籍なコト。いろんな民族の人が歩いています。
近頃は東京も外国人を良く見かけるようになったとはいえ、ロンドンの足元にも及ばないでしょう。

さて、ブリティシュミュージアムの近くに到着したものの、お腹がすいた。
ちょうどお昼12時でした。
まずはランチを食べようと、適当な店を探してみましたが、この辺りよさげなレストランやパブが少ないのね。
あっても開いた口がふさがらないくらい高いし…(ちょっとオーバーかw)
そんなこんなでうろうろしていると、リーズナルプライスなカフェスタンドを発見しました。
しかもお昼なのに、イングリッシュブレックファーストもやってるし。

注文して、席について待ってると、近くの会社員の皆さんがサンドイッチをTake away(米で言うTake outね)してました。
安っぽい店だけど、ある意味超地元ィな店で、変にこじゃれた店に入るよりは私の好みかも。
でてきたイングリッシュブレックファーストも写真で見るような豪華なものじゃなかったけど、やはり量が多い!
こんな店でもホワイトウイートやライなど、パンの種類を選べるし、ソーセージにベーコンも迫力でおいしい。
ミルクティも女性用のお茶碗くらいの大きさがあります。
そういやイギリス人の友達のJontiも、いつもラージサイズのエスプレッソ飲んでたしね。
こんな感じも逆にロンドンらしいのかな。





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 ロンドンのシンボルとも言うべき2階建てバス。
ある意味、憧れでした。
パディントン・ステーションから外の通りに出てみると、おお!いっぱい走ってます。
ドアが開けっぱなしでボンネットの旧型はほとんどが退役してしまったようで、走ってるのは新型ばかりでしたが、やはりイイ!

 この界隈はビルのデザインもまあ普通で、高層でもないし、道も狭くてなんの変哲もない街並みではありますが、やはりこの赤いダブルデッカーが所狭しと走り回ってるおかげで、どうしようもなくロンドンな風景になってます。

 ここから最初の目的地である大英博物館までは少し距離があるので、早速搭乗することにしました。
お目当てのナンバーのバスに飛び乗ると、運転手さんは頭にどでかいターバンを巻きつけたインド系のおじさんでした。
アメリカほどではないにしても、さすがたくさんの国からの移民を受け入れている国イギリス。
日本ではありえない光景です。

もちろん階段を上って2階席に座ります。
でかい図体のくせに、狭い2車線の道を小気味よく走り抜けていきます。
想像以上の眺めのよさにちょっと感動しました。




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June27ロンドンへ帰還

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いよいよ、最終日。ブリュッセルのYHを後にした私たちはブリュッセル南駅からユーロスターでロンドンへ。ユーロスターは鉄道というより国際線の飛行機に乗るかのような手続きでした。でも乗ってしまえばわずか2時間半ほどでロンドンへ。時差があるから1時間半で着いたことになりました。駅には友人のベンがわざわざコベントリーから迎えに来てくれてました。3週間ぶりの再会!早速パブへ行ってビールを飲みました。いろいろまわったけど結局イギリスのビールが一番おいしかったな。その後、コベントガーデンで少し買い物して(また別のパブでビール飲んで)ベンともお別れ、でも彼はこの秋にまた京都に来る予定なので「またね!」って感じでお別れしました。アンダーグラウンド・ピカデリー線で直接ヒースローへ。というわけで日本に帰ってまいりました。関空に着いてあまりの湿気に倒れそうになりましたw。で、ジットラグを引きずりながら、ただ今、ちょいと訳あって東京ディズニーランドのホテルから記事書いてます。そりゃ本物のヨーロッパの町並みには劣るけど、ここはここでリゾートしてていいねぇ〜。あ〜まだ昼と夜がなおらねぇ。こんなにひどい時差ボケは初めてです。

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