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書庫イタリア・ナポリ、シチリア

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 イタリアの最南端、シチリア島のタオルミーナでギリシャ劇場の遺跡を見物して、再びバスで山の下の駅に降りてきました。
でも、次の列車までまだ1時間以上もある…。
ホームのすぐ下には地中海、青いイオニア海が広がっています。

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 行かない訳はない!
ビーチに直行だ!!
幸いホームの金網の一部が破られていたので、そこからビーチに降りてみました。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6c/8b/akaisuiseinonya/folder/1035632/img_1035632_37689824_1?1229441435

 やはり地中海です。
何かが違う。
この歴史に包まれた、少しエメラルドグリーンがかった蒼い海。
靴を脱いで海に入ってみました。
気持ちいい〜!!
水温は適度に冷たく、シチリアの暑い太陽の熱で疲れた体を癒してくれます。
こんなことなら水着持ってきたらよかった。

ついさっき1月半ぶりに日本に帰ってきました。
飛行機の窓から、カナダとアラスカの雄大な冬景色を見ながら帰ってきました。
今回は旅行というより、普通に生活してたのと、ブラックフライデーが重なったのとで、お買い物のアメリカ行きになった感じです。
とにかく眠いので、アメリカで買ったパジャマ着て、ウォールマートで買ったマクラして寝ますw


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 イタリアの南端、シチリア島には多くの古い町があり、その歴史は古代ローマ帝国以前の、ギリシャの植民地に歴史を発しています。
ここタオルミーナも高い山の上にギリシャ時代の劇場跡が残っています。
後ろには活火山エトナ山が、どーんと控えています。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6c/8b/akaisuiseinonya/folder/1035632/img_1035632_37597730_0?1229054178

 さて、旧市街に戻って一休みです。
シチリアの太陽は暑い!
こんなときはオレンジジュースで水分補給です。
シチリア、南仏、スペインといえば、やはりオレンジ、レモン、ライムなどの柑橘類がおいしいです。
ここでもオレンジジュースを頼むと、生のオレンジを2個ぐらいコロコロんと機械に入れて、ぎゅーっと絞ったのを出してくれます。
この機械、スペインでもよく見ました。
南米にもたくさんあるらしいです。
味は甘くて、新鮮で、びっくりするぐらいおいしかったです。

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 お土産屋さんには、カラフルなシチリア焼きのお皿や壷が、ところせましと並べられています。
この原色の色使いが南国らしいです。
お土産に一枚買っていこうかと思いましたが。陶器は重い!割れる!
で、あきらめました。
この辺は、バックパック旅行の限界ですね。
まだまだ先は長いしね。


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 それにしてもこの日も暑かった!
初夏とはいえ、まだ雪解けの季節だったスイスから、一気にイタリアに降りてきた上にシチリアまで来ちゃったもんですから、もう大変でした。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6c/8b/akaisuiseinonya/folder/1035632/img_1035632_37340867_1?1227936554

しかもこういう古代遺跡って、影も少なく、大理石やセメントの照り返しですごく暑いんです。
あ〜あ、首にタオル巻いて写真撮ってるよ。(ダジャレ禁止)
まあこの時はどうでもいい格好してたから一緒か・・・w。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6c/8b/akaisuiseinonya/folder/1035632/img_1035632_37340867_3?1227936554

さて、このギリシャ劇場の遺跡もすばらしいのですが、ここから見るタオルミーナの町並みも素晴らしいものです。
南仏では鷹巣村と呼ばれる、海岸沿いの山の上に村がありますが、それとおなじでしょうか。
中世にはバイキングやサラセン人の海賊対策でしたが、ここはなにせローマ帝国最盛期以前の紀元前からありますから。
まあ、地中海が海賊に襲われる心配がなくなったのはユリウス・カエサルからローマ帝国の崩壊までですから、昔のギリシャ人もその心配があったのでしょうか。


 この記事とは関係ありませんが、今日アメリカはサンクスギヴィングディ(感謝祭)の翌日で、通称『ブラックフライディ』、年末バーゲンが始まりました。
なぜブラックなのか?
ニューヨーク州ではウォールマート(時々買ってます)の店員が殺到する客に押しつぶされて亡くなったとか…。
それもわかります。
この日だけは、大型店舗のほとんどは朝の5時開店で、もうその時には駐車場は車で一杯でしたから。
もうこの日はクレイジーなほど買い物客でごった返すんです。


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 なんとかバスに乗って、シチリア島のタオルミーナのギリシャ劇場遺跡にやってきました。
それを物語るギリシャの円柱。
周りはレンガ造りなので、この辺りはローマ時代に増築された部分でしょうか。
なんにしても古いわけですが。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6c/8b/akaisuiseinonya/folder/1035632/img_1035632_37241776_0?1227501076

ここはたしかスパルタの植民地だったでしょうか。
古代ギリシャはポリスと呼ばれる都市国家が発達し、アテネやコリントやスパルタなどは互いにライバル同士だったわけですが、マケドニアのアレキサンダー大王が登場するまでは統一されないままでした。
 それで彼らは地中海を船を利用して、隣の国を飛び越えて、地中海沿岸のあちこちに植民地を造っていきました。シチリアをはじめとする南イタリア一帯の古い町の起源はほとんどギリシャ人が開いたものです。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6c/8b/akaisuiseinonya/folder/1035632/img_1035632_37241776_1?1227501076

 それにしても歴史です。
古代ローマの遺跡でもすごいのに、ここはローマ人がポエニ戦争で占領する以前から存在していたわけです。
いったいどれほどの数の演劇がここでもようされてきたのでしょう。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6c/8b/akaisuiseinonya/folder/1035632/img_1035632_37241776_2?1227501076

驚いたのはこの遺跡が現代風に補強され、ステージや音響設備などが準備されていたこと。
南フランスやイタリア本国に残る古代劇場もそうですが、今でも演劇やコンサートに使われているんです。
それは劇場としての形が紀元前の時代から完成されていて、現代のライブでも十分に使えること。
そして古代遺跡でコンサートというロマンスに浸れること。
これはイタリア人の特権ですね。




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 シチリア島を、終点のシラクーサに向かって快走する私たちの列車。
途中のタオルミーナ(taormina)で途中下車しました。
ここにはローマ帝国以前の、ギリシャの植民地だった頃の遺跡があります。

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 さて、駅に降りたものの、肝心のギリシャ遺跡がある旧市街への行き方がわかりません。
駅にはインフォメーションも見あたらず、地図すら手に入りません。
バス停の時刻表もみなイタリア語なので、なにがなんだかさっぱり?!
駅は海岸沿い、旧市街は山の上にあることだけは知っていましたが、駅前には道路が線路に平行して伸びているだけです。
ここでじっとしていても仕方がないので、上り坂のほうの道を歩いて行くことにしました。
荷物預かりもなかったので、フル装備で、この道が正しいのか知るよしもなくひたすら坂道を登ります。
まだ朝の涼しい時間でしたが、初夏のシチリアだけに汗だくです。

 5分ほど歩くと、一台の車が私たちの前で止まりました。
運転手のイタリア人の女性が窓を開けて『どこに行くつもりなの?』と、大声で聞いてきました。
英語なので助かりました。
『グリーク・シアターに行くんだけど』と答えると、
『あなたたち歩いていく気?馬鹿なこと言ってないで、駅前からバスに乗りなさい!!』

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…やっぱり徒歩では無理なんだ。
駅に引き返し、その辺の人に尋ねると、ここに来るバスに乗れ!と教えてくれました。
バスって嫌いなんです。
運賃ややこしいし、小銭ないといけなし、降りるとこもわかりにくいし、運転手さんってたいてい万国共通で無愛想だし、日本でもいやなのに…。
でも仕方がないから、やってきたバスに乗り込んで、出発。
私たちが乗ったバスは急な坂道を登る、登る!
へピンカーブの連続もぐんぐん登ります。
こりゃ徒歩なんて絶対無理だわ!!
忠告してくれたさっきの女性に感謝しつつ、どうもよくわからんが山の上の旧市街に入りました。

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 はて、乗ったはいいけど、今度はどこで降りたらいいのかわからない?!
いままでの旅の経験の勘で、ここ!という場所でボタンを押し、バスから降車しました。
ほぼドンビシャ!ここはまさにギリシャ劇場への入り口の50mほど下でした。
旧市街の入り口のゲートが、いかにも遺跡です。

そして旧市街のお土産屋さん街を抜けると、海が見下ろせるギリシャ劇場の遺跡が広がっていました。



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