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ll イタリア、ローマてくてく歩き。 サンタンジェロ城からポポロ広場に向かって歩いていると、一台の赤くてボロいルノーがゆっくりこっちに近づいてくる。 「Hello! Are you a Japanese?」・・・イタリア鈍り英語の男が私に話しかけてきた。 Yes, I am.と怪訝そうに答えると 「私は有名なファッションデザイナーでマリオ・なんとか、と言います。東京にも行ったことあります」 はあ、だからどうした、 (怪しい…外国で自分からニッポンダイスキデスとか言って近寄ってくる奴にロクなやつはいない) で?! 「実は私、これからパリに行ってパリコレに作品を出展するんだけど(ウソつけ!)、ここローマに来てガソリンがなくなっちゃったんだ。しかもあいにく今手持ちが無くて、いやホントは僕は有名なデザイナーなのでリッチなんだけど(ウソつけ!)、今ポケットマネーきらしちゃってね、銀行も見つからないし。君はラッキーボーイだよ。後ろの席をみてごらん。たくさんクールな服があるだろう。僕がデザインした服だよ。これを君に安くでゆずってあげよう。店で買ったらすごく高いんだけど、君がこれらの服を買ってくれると僕は助かる、君はスペシャルデスカウントプライスでこのハイセンスな服を手に入れられる。どうだい?」 てなことを、ペラペラとよくしゃべる。 で、服を見てみると、…Excuse me??!!
だっさ!!ありえないくらいセンスないんですけど…。
「えっ、君にはこのデザインの良さが理解できないのかい?」できるか!こんな20年前のテイスト、しかもこんな、日本で言えば修学旅行の中学生狙い的な土産屋で売ってそうなもん! もちろんNoと言える日本人ばりにはっきりNo thank you. と言ってやると、 「じゃあTシャツ1枚10ユーロでどうだい?」 いるか!そんなダサイTシャツ1セントの価値もないわ!! それでも奴はあきらめず、その後も「買え!」「いらない」の応報。 5回ぐらい押し問答すると突然吐き捨てるように「O.K.もういいや、バイバイ!」と言うと、アクセルをふかして嵐のように去って行きました。 なんじゃあれ、まさかあのトークはフェイクでその隙になにか盗られたのか? ポケットというポケットをまさぐって一応財布とカメラがあるのは確認してホッとする。 まあ、害はなかったみたい。 それでも奴はいったいなんだったんだ、?マークをいっぱい抱えながら、ぼちぼち歩いてこのポポロ広場にたどり着きました。 まあ、それだけの話なんですけど・・・ |
イタリア・ローマ
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