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アルルのこの景色、ピンときた方もいるだろう。
ゴッホの名画 ”Terrasse du café le soir”「夜のカフェテラス」はここを描いたものだ。
実は私もこの一角に来て、
「ん、なんかここ見たことがあるような…。とりあえず写真撮っておこう。」
的なノリだった。
後で調べてみてビックリ。
ゴッホのあの絵の場面だと理解した。
確かに店名に "Le Van Gogh" とある。
もちろんこれは後にゴッホが有名になってから名付けたものだろう。
それでもここでコーヒーかビールの一杯でも飲むべきであったか。
でもこの日は close だった。
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フランス・プロバンス
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詳細
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プロバンス入りして困ったことが、『アルル』の発音が地元フランス人に全く通じなかったことだ。
フランス語はあいさつ程度しかできないので、旅行中の会話は専ら英語になる。
たいていのフランス人は英語が堪能なので問題ない。
ところが "Arles"『アルル』この単語だけが全く通じない。
会話自体は問題なく進むのだが、この町の名前を出すと、???的な顔をされる。
もしかして”R”の発音が悪いのか?
確かに英語でRとLがつながっている単語の発音は日本人には難しい。
たとえば "world"。
Rをちゃんと巻き舌にして続くLは即行舌を上につけないといけない。
それならばと"Arles"もそこを強調して言ってみる。
でもやはり何度言っても全く通じない。
帰国後解ったのだが、フランス語のRは喉の奥を軽く振動するように、でもgの音を発音しない『ファ(ガ)ァァ』みたいな。
そもそも日本語にない発音なのでカタカナ表記が不可能なのだが、そんなイメージで発音しなければならない。
たとえば『札幌』は"Saporo"なので「サッポ(ゴ)フォォ」みたいになる。
それで後日、アユタヤとか難波とか京都とかで、出会ったフランス人と話す機会があり「フランスはアルルに行ったことあるよ」と言うときに『アガァルル』(繰り返すがカタカナ表記は無理なので一番近いイメージ)と発音すると、おお一発で通じるではないか。
アルルやニームで、全く通じない苦労した経験があるだけにこれがまた快感。
なので最近フランス人に会う時は必ずアルルの話をするのがクセになっている。
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