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ウイスキーの命、それは熟成させる樽です。 だから蒸留所では普通、樽も作っちゃいます。
ウイスキーは琥珀色をしていますが、もともとは焼酎やジンと同じただの蒸留酒ですから無色透明です。
この色は樽に何年も寝かせた時に樽から染み出した色なんです。写真の通り、熟成の年月が長いほど色が濃くなってますね。 材質のオーク材の木のヤニ、そしてスモーキーフレーバーをつけるために樽の内側をチップで焼いたりします。この焦げが溶け出してあの美しい琥珀色と深い香りになります。 また樽は普通、スペインからシェリー酒とかアメリカからバーボンの中古の樽をわざわざ輸入して分解して、ウイスキー用の樽に作り直します。 そうするとウイスキーに華やかな甘みと香りが移ります。 マッカランなどはぷんとシエリーの甘い香りがしますよね。 この樽にかける様々な工夫で各ブランドの味と香りの個性が出るわけです。
その昔、スコットランドとイングランド関係といえば、酒か宗教に起因する戦争ばかりでした。
スコットランドは昔から酒の産地でしたからイングランド人はそれを欲しがったり、重税をかけたりします。ある時代、ひとりのスコットランド人がイングランド軍に見つからないように樽に酒を入れて洞窟に隠しておいたのを忘れていて、十数年後に思い出して見つけたその樽の中の酒がたいへん熟成して美味くなっていたのがウイスキーの始まりと言われています。 ちなみにウイスキーの語源は古代ゲール語でウイスケベ、命の水という意味です。 歴史が深いんです。ウイスキーは。 そこも含めて好きですね。 |
酒・ウイスキー
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行ってきました。ニッカウイスキー余市蒸留所です。 ウイスキー大好きなにゃあさんとしては、ここは行かないわけにはいきません。 今はスコッチのシングルモルトオンリーですが、ウン十年前に成人した当時、私にウイスキーのおいしさを最初に教えてくれたのがニッカのオールモルトでした。
蒸留所は国道5号線を余市駅前を曲がってすぐのところにありました。
日曜日なので操業はしてませんでしたが、見学はOK。早速中に入ると、おお、工場の屋根に三角屋根のキルンがちゃんと付いてます。 ウイスキーの原材料である麦芽を、ピートを燃やして乾燥させるための煙突でウイスキー蒸留所のシンボルです。 きれいなので、単なる飾りかもしれません。 でもちゃんとキルンをつけてるのがうれしいじゃありませんか。
そのピートとは泥炭のことですが、湿地帯の葦などの草木が寒さで腐りきらずに大地に積もったもので、スコットランドなどでは昔から燃料として使われてきました。
ウイスキーの匂いに雑巾の腐ったようなというか、防腐剤クレオソートみたいな匂いがするのはこのピートの香りです。ラフロイグなど特にアイラ系のウイスキーはこの香りが強烈過ぎて苦手な人もいますが、慣れるとこの香りがたまらなくなります。 で、なんとこのピートは石狩平野で採れた物だそうです。 だからこそ日本のウイスキーの父である竹鶴政孝は、本場スコットランドとよく似た環境ということでこの地に蒸留所をつくったのでしょう。 |
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サッポロ黒ラベル、 にゃあさんが20代のころこよなく愛したビールである。 そのサッポロガーデンパークが札幌にあるとなると行かねばなるまい。 札幌の次の苗穂駅のすぐ近くに「サッポロビール」と堂々と書かれた赤レンガの煙突立っているのが見えます。 かつてのビール工場だったここは現在、ビールの博物館やジンギスカンレストランになっています。 赤レンガに緑のツタが茂っているこの歴史的な建物はいかにも北海道・札幌な風景。 博物館ではビールの製造工程や日本のビールの歴史などがわかりやすく展示してあります。 原材料の麦芽も試食できたりして、香ばしくておいしかった。 これまでのサッポロビールのポスターもずらり! 三船敏郎の「男はだまってサッポロビール!」もありましたよ。 ここの何よりのお楽しみは試飲コーナー。 ここでもやはりサッポロクラシックをチョイス。 う〜ん、コクがあっておいしい。 ビールの味がわかり始めた20代中盤ころから、コーンスターチや米が入っている日本のビールは味、コク、香り共に弱いような気がして少し不満足でした。 だから当時大流行したスーパードライなどは論外で、今でも自分では絶対買いません。 その点、エビスはすごくよかったのですが、若造にはちょっと贅沢なお値段。 それで、エビス以外で次に一番味にコクがあった黒ラベルが私の定番だったわけです。 ちなみにドイツなどビールを愛飲するヨーロッパの多くの国では、原材料が麦芽100%のものしかビールとして認められていません。 こういう食文化のこだわりを日本も持てないものかねぇ。 例えば純米酒しか日本酒と名のらせないとか。 もっとも、最近は日本でも各社こだわりのビールを出してくれていて、麦芽100%のビールも多くなってきてうれしい限りです。 今のわたしのお気に入りはサントリーモルツかエビスホップです。 共にコクがあり、プーンと麦のフルーティーな香りがするのが気に入っています。 プレミアムモルツより普通のモルツのほうがおいしいと思うのはわたしだけでしょうか?! あと、これは北海道に行った時しか飲めないけど、このサッポロクラシック。 関西でも売ってくれないかな。 |
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ここで紹介すべきかどうか、ほんと悩んだ。 だって、こんなうまい酒、ファンが増えると困る。 間違えなく私が知っている日本酒の最高峰である。 この芳醇な熟れた果物のような香り。とても米だけで作られたとは信じられない芳香である。 飲む前にまずこの香りを十分に楽しむ。最初は右の鼻の穴で、ついで左の鼻の穴で。 口に含むと、口いっぱいに広がるこの香り、そしてコクのあるこの味。 思わずうっとりしてしまう。 飲みごしさわやか。 これだけ個性のはっきりした酒なのに、飲み込むと水のように潔く全てがさっと引く。 名前がまたいい。獺祭。 「だっさい」と読む。かわうそが獲れた獲物を食べる前に川原に並べるしぐさをさすらしい。 山口県岩国の酒だ。 売るためにではなく、飲むために造られた酒。 今日は富山の親戚にもらったイカの丸干しとアジのたたきを肴にやる。
このイカは肝ごと軽く干してあるためスルメよりやわらかく、肝がまたうまい。 最高の酒とうまい肴。 ああ、今日も幸せだ。 |
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バウモア −この少し強めのスモーキーフレーバにしてフルーツの香り 私のお気に入りのスコッチのひとつです。 スコッチの名産地は大雑把に分けて4つあります。 そのうちの一つアイラ島(Islay)は強烈なピート臭、ガツンとした男性的な海の香りが特徴です。 非常に個性的な銘柄がある中で、このバウモアは見事なバランスをもった一品です。 創業は1779年でアイラの中でも老舗中の老舗です。 色は暖かな琥珀色 香りは、レモン、洋ナシ、ハチミツ、ビターチョコレート、を思わせるような甘い香り そしてピートのスモーキー臭 スコッチは寝かせる樽にこだわります。 このバウモアは使用済みのシエリー酒の樽をわざわざスペインから輸入して再利用します。 フルーティな香りはここからきています。 私のお気に入りの飲み方は常温の水と1:1割り。氷は入れない。
これを少し口に含んで軽くかみます。 すると口全体にこのフルーティなスモーキーフレーバーが広がるのです。 |


