大判カメラ日記

奥日光を中心とした写真撮影と大判カメラにはまっているマニアのブログです。

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そして湿板で撮る

いろいろと煩雑な手順を踏んだ後、やっと撮影に入る。
硝酸銀の感材は、約10分ぐらいで乾いてしまうのだそうで、安全圏は5分といったところか。あらかじめカメラをセットしておかないと、ガラスをホルダーにセットしてからカメラをセッティングしていると乾いて撮れなくなってしまう。
板が濡れている間に撮る、だから「湿板」というわけである。

カメラの操作そのものは、いつもの大判の手順なので、これは理解できている。
イメージ 2
このレンズは約150年ぐらい前のものだそうで、シャッターが付いていないどころか絞りリングに目盛りが無い。だいたいのカンで絞りいくつぐらい?と読んでいるらしい。それでも絞り羽根が付いているだけマシで、150年以上前のレンズとなるとレンズの鏡胴にスリットがあって、そこに絞りのリングをとっかえひっかえ落としていくタイプだったそうだ。
イメージ 1
ピントグラスは大きくて見やすい。

さて、露出はどうやって決定するのだろうか?
硝酸銀に浸したガラス板の感度は、ISO1〜2ぐらいだという。
デジタル一眼でISO10万とか20万とかの機能が出ている時代に、ISO感度1ですぞ!!どんだけ鈍感なんだか。
それで手持ちのスポットメーターでは測光不能になってしまう。・・・まあISO100で測ってあとは計算すればいいだけの話だが。
単純にTV=EV-AVで計算していくと、ISO100とISO1.5ではTV-6となる。
だから例えば、EV13の光をF11で撮ったとすると、13-7-6=0となり、TVは0である。TV0はシャッタースピードで1秒ということになる。
ただし、感材が本当にISO1.5なのかどうかは撮ってみないと分からない。ISO1.5にしたのは単純に6段違って計算しやすいからで、本当にISO1.5なのかどうかわからない。また、ISO1〜2と言っても、1と2では随分違う。絞りでいうと1つ分違うわけで、1秒だとアンダーだったりするかもしれないし逆かもしれない。この辺のところは気温や湿度や硝酸銀の状態によっても違ってくるようで、なにしろ経験を積まないと分からないらしい。
そんな職人技のようなカンに頼るところが面白いというか楽しいというか、挑戦し甲斐があるように思う。

準備に2時間ぐらいの手間をかけ、撮影は2秒で終わった。
このあと現像→停止→定着→乾燥→ニス掛けという工程が待っている。後の処理にまた2時間ぐらいかかる。

1枚を撮るのに半日を費やす。2枚だと6時間ぐらいかかるだろうか。慣れれば半日で3〜4枚とかできるかもしれない。が、撮れないことと言ったら45やバイテンの比ではない。
結構大変、好きじゃないととてもできないと思う。

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