大判カメラ日記

奥日光を中心とした写真撮影と大判カメラにはまっているマニアのブログです。

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今年の紅葉はあきらめ

今年も、というべきだろうか?
紅葉はあきらめてしまった。
昨日のTVでも、「今年の紅葉は茶色く縮れてダメっぽい・・・」と言っていた。
TVでそんなことを言うなんて、よほどだろう。
実際、昨日東京に出てみたが、先日の台風の影響がもろに出ていて、銀杏なんか片側半分が茶色くなっている。プラタナスは落葉していた。
先週日光に行ったときは、とちの木も片側が茶色く縮れて葉が落ちていた。
まあ・・・こんな年もある。というか、花と同じで紅葉が素晴らしい年というのも、10年に一度あるかないか、なのだと思う。

というわけで、本日はまっさらな快晴だというのに引きこもり。
夕べ遅かったもんだから、今日は寝坊してしまった。
昨日はプラネタリウムを見て、夜のコンサートを楽しんで帰ってきた。

来週は暴走半島じゃなかった房総半島に行く予定。といっても、行き当たりばったりのドライブで、おいしいものが食えればそれでいいという無目的な旅だ。
その次はまたコンサートに行く予定だから、今年は小田代祭りにも参加しないことになる。せっかくアダプターを作ったんだが・・・・。

ずっと前に撮った西ノ湖の紅葉グリグリ
イメージ 1
ピンホールの影響で上が白い・・・・だから撮り直したかったのにぃぃ・・・。
なかなか思うようにいかないですね。
今年の紅葉が良く分からない。一体、何をもって「見ごろ」というのだろう。
旧栗山から山王峠を抜け、光徳に入った。
そのあと湯元に立ち寄って半月峠に行き、再び戻って竜頭を見て赤沼入りをした。
翌日は、西ノ湖から千手に行き、小田代を通って赤沼に戻ってきた。

紅葉を見た第一感想。
紅葉が濁っている。
終わってしまったのか、これからなのか、良く分からない。
色がパッとしない。
「目にも鮮やかな」という色が無い。全体的にどんよりと濁っている。

山の上の方は、明らかに終わっている。葉っぱが無い。
先日の台風で吹き飛んでしまったのだろう。
問題は、山の中腹より下だ。私の目が悪いからだろうか。

一番良く写っていた湯元。
イメージ 7
順光のカンバ。もう名残の・・・と言った方が良いかもしれない。
この黄色も、実は濁っている。良いときのカンバの黄色は、もっと鮮やかなのだ。
赤色はくすんでおり、茶色に近い。この角度では赤が見えない。
ツタウルシは全滅に近い。
うさぎ島半島は午後に行ったためか真っ黒だった。

半月峠
イメージ 6
黄色のポツポツはまあまあ。赤は全滅かも。
午後の光だからかなあ・・・・この場所で撮りごろの時間帯は、午前10時だと言われている。午前中だったら、もっと良く見えるのかもしれない。

竜頭は、先日アップした通り。
イメージ 5
感想は人それぞれ。日光地元のHPやブログには、まさしく私が行った日の竜頭が載っている。なぜこんなにも色が違うのだろうか?

赤沼で夕飯を食べていると、こちらにカメラを向けている人がいる!!
なんで?私の盆カレーがそんなに撮りたいの?と振り返ってみると、なんと男体山が真っ赤になっていた。赤富士ならぬ赤男体山。
おおー・・・・っと驚いて撮ろうかと思ったのだが、カレーが冷たくなるのを恐れている間に、赤い光は消えてしまった。

翌日は西ノ湖に向かう。
目的は紅葉のグリグリ (と呼んでいる場所) なのだが、戦場ヶ原の紅葉状況を見て最初から気持ちが萎えてしまった。とりあえず大判カメラは持ったが、デジタルは忘れてしまった。

「幻の小田代湖」としてTVでも取り上げ、宣伝している小田代は
イメージ 4
車窓から見るとこの程度の水たまりだった。
早朝、少ない水を奪い合う獰猛な動物たちのように、カメラマンがたくさんの三脚を並べていた。

早朝からの場所取り、お疲れ様です。光もなく朝焼けもなく、もうもうたる蒸気、この日は気持ち良く玉砕したことでしょう。

なんて他人の不幸に小気味良さを覚えながら、自分自身も玉砕への道を進んでいたのだった。
西ノ湖のグリグリ
イメージ 3

グリグリがグリグリに見えない。けあらしで水面が見えない。
紅葉も進んでいない。というか、これってこれ以上色が付くんだろうか・・・?
もうアップするのも恥ずかしいぐらい、「紅葉」ではないただの記録写真。
おかしいな、事前のリサーチでは、7分ぐらいの紅葉のはずだったのだが。ネットで見たあの画像は、何だったのだろう。
だがこれが実際の色合いなのだ。(と私の目には映った)

結局光は差さず、紅葉は色が濁って全く感動がなかった。ただ静かなだけの西ノ湖。サルだかシカだかの鳴き声が山にこだます。
まあ、小田代の喧騒 (場所取りの殺伐とした空気や、フォトコン歴の腕自慢とか、〇日の小田代は良かったとかどんなすごい写真を撮ったとかの話を延々と聞かされる) を考えたら、ここは静かでいい場所だ。

しかしとにかく4×5で一枚は撮らなければならない。何しろテスト撮影をまだ一枚のやっていないんだから・・・。
せめてグリグリだけでもと思ったのだが、微妙に風もあって、手前の水面が揺らいでしまい、鏡のような水面にならなかった。

というわけで西ノ湖は玉砕に終わった。小田代に居ようが千手に居ようが西ノ湖に居ようが、どこに居ても玉砕の朝なのだった。

ここから歩いて千手に向かう。
次のバスは8時20分。西ノ湖をあきらめたのが6時半ごろだったから、ゆっくり歩いても1時間以上時間が余ってしまうぅぅ。

余り期待していなかった千手が浜も、やっぱり見るべきものは無く
イメージ 2
でもまあ、一番色が鮮やかだったのは、千手南岸の黒檜山の斜面だったかな。
画面中央部一角は、「ををっ!」と思ったのだが、赤色がイマイチどころかイマ2はっきりしない。どんよりと濁った赤。黄色だけは遠目にも「黄色!」だったが、これも山の斜面の一角だけ。
考えてみたら過去に大判でも中判でもこの場所のもっと良いのを撮っているわけで、それと比べても今年の出来の悪さが良く分かるというものだ。
・・・出来が悪いのか、それともこれから色づくのか。
多分・・・色は付かないと思う。

このあとは・・・・予定通り8時20分のバスに乗り、車窓から小田代を見た。
イメージ 1
小田代には、あきらめがつかない多くのカメラマンが残っていた。

ざっと一通り紅葉の出来具合を見て、次の週末に奥日光に突撃する気が無くなってしまった。

阿世潟は当たったか?

午前2時30分、阿世潟を目指して突撃開始。
朝焼けだけなら3時で良いのだが、万が一雲海が出た場合は、社山稜線まで行くつもりだったのです。(30分では稜線は無理なのだが)
阿世潟着3時30分。
東の空が不気味に赤く、朝焼けの予感がしました。
イメージ 5
阿世潟では使ったことが無いタチハラⅡを引っ張り出します。レンズは65ミリ。あっ。これは90ミリだった。
イメージ 4
午前4時過ぎ、朝焼けが始まったものの、低いところは赤いが、上空は×。
イメージ 3
いやー・・・・望遠系のレンズが必要なの?と思いましたが、しばらくの間は辛抱し、65ミリのまま待機していました。
待てば海路の日和あり。・・・すると・・・赤いのが一気に広がり
イメージ 2
頭の上まで焼け。
「もらったぁぁ!!」と叫びながらレリーズを押しましたが、果たしてちゃんと写っているのだろうか?
銀塩写真はすぐに結果が見られないのがもどかしくもあり、楽しみでもあります。
上がりを待つドキドキ感は、デジタルでは味わえません。

朝焼けを撮り、日の出を待ちましたが、日の出は単なる日の出で面白みに欠け、
1枚だけ撮ってとっとと引き上げたのでした。
イメージ 1
で、そのあと小田代に行って、高山植物の開花状況を見た・・・という次第です。

夕方は浜、朝も浜

今回の出撃機は
タチハラⅡ フジノンSWD65、WAコンゴー90、ニッコールW100、Cコンゴー180
という編成にしました。
普段ならナガオカワイドを使うところ、思うところあってタチハラⅡにしたのです。

夕焼けの歌が浜を撮ってから寝入り、朝は阿世潟に突撃する、という構想です。
イメージ 3
途中の国道が工事で渋滞しており、仕方なく有料道路を使って4時間半かかって到着。それでも到着時間はちと早めで、夕食を食べて寝支度をしてもまだ余裕がありました。
歌が浜から見た白根方向、上空の雲は良さげですが、低くて黒い雲、これが邪魔でした。
イメージ 2
この低い雲さえなければ、というところ。
午後6時40分、タチハラⅡを引っ張り出して構えました。
イメージ 1
「アンテナ」と名付けたレリーズにトンボが止まる。
7時過ぎ、夕焼けはありましたが思ったほどの焼けではなく、黒雲も取れず、黙って引き上げたのでした。
6月は4×5が16カット、ブローニーは2本でした。
当たり日は3日だけで、あとは全敗でした。
ブローニーは、一連の「撮る」という感触がなかなか楽しいのです。フィルム巻き上げの時は結構快感です。
ワタスゲ
イメージ 3
Tコンゴー500
6×9の500ミリなので、そこそこの望遠になります。35ミリ判で220ミリってところですかね。
思いきりバックティルトをかけているので、望遠なのにピンが来ているのが特徴なんですが、それだけです。
イメージ 2
小田代外山斜面の新緑。レンズは210ミリ
これ、色が少し変?と思ったんですが、他のカットを見るとそうでもなく、こういう色に写ったんだ・・・と思いました。レンズのせいかなあ。良く分かりません。
自分としては、空とか雲まで入れて全体的に撮る方が好きです。が、6×9では切り取ってみるかぁ・・・という感じで・・・でも、35ミリに比べると切り取り方が中途半端です。仕方が無いのです。35ミリ判より切り取ることができず、4×5よりは広く撮れない。アダプターを使うと、そういうことになります。
イメージ 1
湯元のシウリザクラ。300ミリ
うまく切り取った。と思ったら右下に電線が入っていました。

これらの写真は「作品」にはならず、防湿ケースの中で眠ることになります。
こうした死屍累々のカットがたくさんあるのです。

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