あおいろ

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【総二郎】

俺だけがあいつの事が好きなんだと
俺ばっかりがアイツが好きでたまらないんだと

結婚してからもそう思ってた



お前は本当に司のことを忘れられたのか?

なぁ、、俺の事愛しているか?





牧野が司と別れてから、、

いや別れたんじゃない、、

あれは・・牧野が司を失ったんだ

司が記憶を無くして、牧野は司を失った



司だからこそ、俺は牧野への想いを封じ込めてた。

司が牧野を唯一の女としないなら、俺が牧野をもらう。

俺にとってホンモノの女は牧野だけだから。



俺は強引に牧野との時間を作り、西門の家に引入れ、周りを巻き込み逃げられない様にした。

牧野は家元・家元夫人から可愛がられ、内弟子達の心もどんどん掴んでいった。
周りがつくしを受け入れていく。。

そして俺は牧野に想いを告げ、返事を貰うと同時に婚約した。
もちろん、牧野を逃さない為に。。


俺はお前の気持ちが本当に俺にあるのか、いつも不安で

お前を抱いても、何度抱いても、不安から抜け出せなかった。



だから俺はわざとお前を怒らせたり、拗ねさせたり、、俺に感情をぶつけさせ試していた

感情をぶつけられる事で、俺の方を向いてくれていると実感できた。 

俺への気持ちが少しはあるんだと・・・

そうやって、、俺への気持ちを確認していた。


『お前を愛してる』
そう言葉で伝えれば良かっただけなのに。

『私も愛してる』
そう言われる自信が俺には無かった。
俺が1番愛されているんじゃない。 本当は司を愛してるんだろ?





婚約期間を経て、俺達は結婚した。



白無垢を着て俺を見つめるつくしは誰よりも綺麗だった。。。

俺を見つめるつくしを見て 愛されてるのかもしれないと。。

誰よりも最高に幸せな男になれるかもしれない、と感じた。

けれど

俺の不安は拭えなかった、、

そして同じ事の繰り返し。。

つくしの気持ちが俺に向いていると確かめたいが故、、何度もつくしを試すような真似をした。

夜はベッドで つくしが 『もうダメ、限界。。』 そう言っても涙しても抱き続けた。



そのうち、、、豊かだったつくしの表情が消えた。



拗ねる事も、怒る事も、、しなくなった。
話す事は仕事の話ばかり。。
そして、、笑う事もなくなり 目を合わす事もなくなってしまった。

また怒ってくれる、拗ねてくれる、俺の為に泣いてくれる、、そう思っていたのに。

まさか手紙を置いて家を出るなんて思いもしなかった。

『邸を出ます』 そう一言だけ書かれてあった。。


お前の気持ちが知りたかっただけなんだ、

誰と何があった、、訳じゃない、、

お前を裏切るような事は決してしてない
お前の気を引いて 俺を愛していると、感じていたかったんだ・・・







つくしが西門に嫁いでから、冷えきった邸がほんわか温かい空気に包まれるようになった。
いつも真っ暗で静まり返ったリビングにつくしがいて、時間が許す限り 家族皆んなを出迎えた。

『お帰りなさい。 お疲れ様』 

笑顔で言われるのがくすぐったくて、心地よかった。
そんな毎日がいつまでも続いて欲しいと心の底から願っていたのに。


つくしが邸を去り、、リビングは又真っ暗な以前よりも冷たい場所になった。


1ケ月後、つくしの名前が書かれた離婚届が届いた。




離婚届を出せないまま月日が流れて

公には つくしは体調を崩し療養中であると周りに伝えた。

俺は食べる事も寝る事もままならず どんどん痩せ細っていき

茶を点ても、哀しみの味しかしないと・・・。


周りには、つくしの体調が思わしくないのではないのかと憶測を呼び

俺の新しい伴侶にと娘を勧めてきた腹黒い奴もいた。

見かねあきらが邸を訪ねてきた。



『お前は何をやってる? 牧野が大切なら、恋しいなら、なんで試すような事ばかりしたんだ?』

『・・・・・・・・・つくしは、、司の所に戻ったのかもしれない。 最初から俺の事なんて何とも思って無かったのさ』

『っ!! 好きでもない奴と添い遂げようとする女じゃないだろがっ!
『・・・・・・・・・つくしは、俺を』



『お前は牧野の気持ちを何も解っちゃいねぇ。 牧野の何を見てたんだ?』

『・・・・・・・・・』



『大切な言葉はちゃんと伝えろ。 そして聞け! 何の為にその口があるんだ?』

『・・・・・・・・・・』

俺はいつも逃げてばかりで つくしに大切な言葉を伝えていなかった。。



【あきら】

あんなに幸せそうだった2人が、何がどうなって気持ちが離れて行ったのか全く理解できなかった。
総二郎と会って解った事。

大事な事をお互いちゃんと言葉にしていないんじゃないか・・・?
そう感じた。。

総二郎は、牧野の本心を聞くのが怖くて 試すような事ばかりして 牧野の心を探っていた。
牧野は、そんな総二郎に疲れたのか? 呆れたのか? 本当は心の奥底で総二郎を信じられなかった・・?

互いに気持ちは同じなのに。 唯一無二の存在だと想い合っているのに。
何故大切な言葉を口に出さないんだ。。

《誰よりも何よりも愛している・・・》 

そう伝えれば済む事なのに。 ・・・不器用な奴らだ。

総二郎、牧野は間違いなくお前を愛してるんだぞ。
好きでもない奴に牧野が抱かれると思うか?
牧野の笑顔を取り戻したのは総二郎だぞ?

牧野、総二郎に言葉で伝えてやってくれ。
総二郎を愛していると。
俺達が望み、欲しくても欲しくても、手に入れられないその言葉を。。。
総二郎が1番欲しい言葉をちゃんと伝えてやってくれよ。






to be continued・・・





こんにちは

いつもお世話になってる
haruwoさまにお届けしたお話です

総二郎
でございます


あお

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