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いつの間にか空の色が濃い。
透明なコップを持っていって
そっとすくって
手で急いでふたをして
逃がさないようにしまっておこうとするけれど、
ふたをした手を放したらもういない。
気まぐれで自由気ままな空は、手の内になんか収まってくれない。
そうやってずっと空を追いかけてる。
空色のものをついつい集める。
空色症候群なのです。
竹下文子さんの『ペパーミントの季節』が中古で売っているのを発見。
うーん・・・・中古、かぁ。
本は新品派。
滅多なことがない限りずっと持っているし、抱えて歩いたり大事にするので。
それとは別に、
中学校くらいから好きだった本。
語り口が落語みたいで面白いのですが・・・
どうも新刊で出る最近の内容が好きじゃぁなくなってきた。
そういうときは・・・・
読み方を変えてみる。
今回のは、
長く続いていて登場人物が多くて、人物像もとても作りこんであるお話なので、
視点を当てる人物を変えちゃう。
作りこんであって人物がみんな魅力的なので、まずは主人公を追うので忙しくて。
ずーっと着目点が同じだったから。
本日のタイトル「そばに・・・いて・・・い・・・?」は、
視点を移した女の子のセリフです。
女の子って言ってもたぶん20歳くらいかなぁ。
この方のキャラクターは、みんな、それぞれにまっすぐ。
向かう方向は全部違ったりするけれど。
この女の子も、まっすぐでとても強い。
そして、とても人間らしい。
自分の痛みより相手の痛みを思いすぎてしまう人。
だからこそ、
素敵なのは了承した相手で。
いつも側にいられるようにそれとなく隣を空けていて、
あぁ、こういう人の側だったら居心地がいいんだろうなぁって思う。
めいっぱい心配するけれど、相手の心境も読み取って、やると決めたことを遮らない。
いつも居場所を用意していてくれる人。
好きな相手で、
大事にしたいって思ったら、
そういうふうにただ大事にするのは普通と、思うんだけどなぁ・・・
ただ、バランスを取るのは難しい。
相手のことをよく見ていて、その視線が温かくて、バランスがちょうどいい。
そういう温かい気持ちを持てるのが、かっこいいなぁ。
本当に人の暖かさとかカッコよさ、生き様を描くのが上手な人です。
ご本人の生き様がかっこいいからなんだろうな。
素敵だなぁ。
参考『少年陰陽師シリーズ』結城光流
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