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今年の自分用の誕生日プレゼント。 |
読書感想文
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「感想文」なので、私の主観で好き勝手に書いています。
「こういう読み方もできる」という方、ぜひ教えてください。
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買い物中、空色の羊の抱き枕を見つけました。 |
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珍しく、スケジュール帳をフル活用しています。 今までも、毎年気に入ったものを一つ買ってはいたものの、ほぼ白紙で終わることが多かったのですが。 どうやら頭で記憶できないくらい忙しいらしい。 でも、以前のように忙しいから辛いという感じはしない。 それどころか、とても具合がいい。 いいぞ、その調子。 卒論で取り扱った『木苺通信』の「トプ」の言葉が聞こえた気がした。 卒論を書いている間中、私はこのエピソードが嫌だった。 蝶は、時間がない、時間がない、と、とても急いでいく。 彼女にとって今は今だけでしかなく、消えていってしまうもの。 いつもなくなってしまう時間をつかまえるのに忙しい。 ―あたしは忙しくて忙しくて、ああ、とても楽しいの。邪魔しないで― 本当に? 本当に楽しいの?なにが楽しいの。 私は、そんなの、楽しくない。 「トプ」はそれを、時間はたっぷりあるんだと、のんびり見送る。 なぜ忙しくしなければならないのか、理解できない。 蝶は季節の時計に合わせて忙しく生きているのに対して、 「トプ」は自分自身の時計を持っている。 一見時間の概念が存在しないようにも思えて、のん気で、うらやましくて、悔しかった。 自分の時計を認識できているだけなのに。 ちゃんとネジを巻いて、手入れをして、自分のものにして、自分らしくコトコト動かしている。 物語は、過去にも未来にもなる、って言葉をどこかで記憶した。 この物語はまさに、私の過去であり、未来だったように思う。 たくさんたくさん考えて、1年以上もずっと答えを見てきたことに気付いた。 私は周囲のように急げない。 何をやるにも時間がかかりすぎる。 できないのに、とてもとても急いで、余計に何もできなくなった。 もっと違う、もっといい方法があるのに。 自分らしく、自分の流れを作っていくしかない。 周囲とうまく調和しながら、自分が一番心地よいペースで歩けるように。 それは、「トプ」や「青い羊の丘」の名前のない主人公の生き方と同じ。 世界とうまく調和しながら、自分らしさを失わないこと。 自分の時計を無理やりに回さなくても生きられること。 それは私自身が生たい方法だった。 卒業論文の題材に選んで、本当に良かった。 色々なことに気付くことができた。 卒論が終わった今でも、まだ生活の中でふと、あれはああいう意味だったのかな、と気付くことがある。 きっと、一生忘れないで寄り添ってくれるものに出会えたと思う。 大切に大切に、考えていく。 参考文献
『木苺通信』竹下文子 「青い羊の丘」竹下文子 |
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年末の大掃除の時から、本棚がなんだか広いくなったな、とは思っていたのですが・・・。 |
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『はるかな空の東−クリスタライアの伝説−』 |





