akatomoのブログ^^

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中国史超入門^^−1

たびたび中国の漢詩や歴史人物などを紹介させていただいております。
ここで、自分自身の復習も兼ねて、中国史の大雑把な流れというか、概略を説明させていただきたいと思います。
 
実在が確認されている順に、それこそごく大雑把に言うと、
 
殷→周(西周)→春秋時代→戦国時代→秦→前漢→新→後漢→三国時代
→晋(西晋)→五胡十六国時代→南北朝時代→隋→唐→五代十国時代
→宋→金・南宋→元→明→清→中華民国→中華人民共和国(台湾)
 
という流れになります(ほんとに大雑把ですけど^^;)
 
やや詳しく言いますと(ただし年号などは無視して下さって良いと思います)、、、
 
古代の中国は、今から1万年ないし8000年位前に農業が始まったと思われます。中国の古代文明といえば、教科書にも出てくる四大文明の一つである黄河文明が一般的ですが、ほぼ同時代にすでに南方の長江流域でも稲作を基盤とした長江文明が発達していることが分かっています。
 
やがて、黄河文明の中から、都市国家(邑)が発達していきます。
さらにその中から、夏王朝(紀元前2000年ごろ)がまず起こりますが、これは未だ実在が確認されていません。
夏王朝の最後の王は非常に暴虐であったので、殷に滅ぼされたとされています(紀元前1600年ごろ)。
この殷王朝が実在が確認されている中国最古の王朝です。
 
20世紀初め頃までは殷王朝も夏王朝同様に実在が確認されない伝説上の王朝と思われていましたが、有名な甲骨文字の解読により、この文字が殷代の文字であり、歴史書(史記)の殷王朝に関する記述と甲骨文字の記述に記されていたことが概ね一致していたことから、殷王朝の実在が確認されたのでした。
 
殷王朝時代は祭政一致の時代で、亀の甲羅や牛の肩甲骨による占い(甲骨文字)を行い、周辺の夷狄の捕虜を中心にさかんに人身供御(生贄)が行われた時代でもありました。
例えば、王が軍事演習を兼ねた狩猟に出ます。それは吉か凶かを占います。凶と出ます。すると異民族である捕虜の首を切り生贄にします。また、占いをします。また凶でした。さらに生贄の数を増やします。すると次は吉と出ました。。。。。こんな具合に、次々と周囲の夷狄を捕らえては生贄としたり奴隷としたりする。
王や貴人が死去すれば、死後も仕えさせるため、彼らを殉葬、すなわちこれを殺して王の墓に一緒に葬るという、周辺の異民族にとっては凄惨な社会でもあったのです。
 
で、史記によれば、殷の最後の王も美女に溺れ暴政を布いたことから、周に滅ぼされました(紀元前1100年ごろ)。
殷を滅ぼした周王朝は一族や功臣を各地の都市国家(邑)に封じ、いわゆる封建制度を布きました。
ただし、殷王朝もそうですが、この周王朝もその勢力範囲は黄河流域の一部に限定され、それ以外は夷狄(いてき・蛮族)の地とされていました。
なお、周王朝では占いに代わり、王を頂点とする礼楽が整えられ(周礼)、この礼楽による秩序による統治を行いました。なお、後の春秋時代の孔子はこの周王朝盛時の周礼による統治の時代を理想としました。
 
非常に大雑把な言い方をすると、神が統治する祭政一致の殷王朝に対して、周王朝は、礼楽という制度(秩序)により人間が人間を統治する時代ということもできるのではないかと思います。
 
やがて周王の権威が衰えを見せます。
史記によると、ここでもそのきっかけは王が美女に溺れ・・・・となっています^^;
中国の歴史を見ていると、たびたび美女が出てきては、帝王がそれに溺れ国を傾けています。だから中国では絶世の美女を傾城(けいせい)、すなわち国を傾ける者と呼びます。まあ、男が勝手に溺れて政治を放り出してしまうんですけど^^;
 
周王朝12代目に幽王という王がいました。
この王はそれまでの后を廃して褒姒(ほうじ)という美女を后としました。この后はどんなことがあっても笑わないので、幽王は何とか后の笑顔が見たいとあの手この手を尽くします。
ある日、たまたま誤って蛮族侵入の知らせの烽火あがりました。各地の諸侯は王の一大事と慌てて兵を率いて参じましたが、のろしが誤りと分かるとポカンとした顔をして引き上げていきました。このとき后は初めて大きな声をあげて笑ったのでした。
幽王は嬉しくなってたびたび烽火をあげるようになり、そのたびに諸侯は慌てて駆けつけましたが、そのうちもう誰ものろしを信用しなくなり、諸侯も駆けつけなくなりました。
そのときです。もともとの后の実家である申侯が蛮族とともに幽王のもとに攻め込んだのです。幽王は慌てて急を知らせる烽火をあげましたが、諸侯はまた偽りの烽火だろうと誰も駆けつけませんでした。そして、幽王は殺されてしまいました(紀元前800年ごろ)。
 
その後、周王朝は再興を果たしますが、かつてのような力は無くなります。
周王朝はこの後も存続しますが、すっかり衰えた王に代わり、有力な諸侯が力で他の諸侯を従える春秋時代へと時代は移っていきます。。。。。
 
つづく(気力が続けば^^;)。。。。
 
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こんばんわ♪

中国の王朝の歴史って凄いですね! 知っているのは唐以降くらい^^;
印象に残ったのは、軍事演習を兼ねた狩猟による占い!
こんな時代もあったんですね。。。
幽王が后の笑顔が見たいって所ですね^^* 烽火の話は童話のようなストーリーですね☆ 信用されなくなったために攻められちゃったなんて!

幽王の可愛い気持ちに、ぽちっ☆

2010/12/22(水) 午前 1:23 [ - ]

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詳しいなぁ〜
うちの別居中の(笑)主人と一緒!
沢山の史記や三国志、項劉記が本棚にあふれていますゆえ・・・

2010/12/22(水) 午前 8:18 ism

全ポチ

2010/12/22(水) 午前 8:19 ism

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おはようございます♪
大変勉強になりました。中国史、もっと講義して欲しいですね〜♪

2010/12/22(水) 午前 8:37 mamazo

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一国の王ともあろう者が、女で身を(国を)滅ぼすなんて・・・
中国では絶世の美女を傾城と呼ぶ・・・って
面白すぎ!!( *´艸`)
でも、それ程の美女にお目にかかってみたい(=^・^=)
すみません、そういうトコに反応してしまいます・・・

でも、いつも思うんですが、こういう先生がいたら
私も、もう少しは歴史を楽しく学べたかも( ̄∀ ̄)←ズル

2010/12/22(水) 午前 10:08 [ クーミン ]

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みちるさん、こんばんは^^

幽王は中国版のオオカミ少年ですね〜〜〜
でも、問題はオオカミ少年は自分だけの被害ですが、
幽王の場合は国を傾けてしまったことですね。
中国という国は戦乱が起こると、場合によっては町一つ皆殺しとなることも珍しいことではないので、周りは大迷惑です。。。

ちなみに楊貴妃を喜ばせるために唐の玄宗皇帝は南国の果物を北の長安まで早馬で運ばせたりしたそうです。そのような贅沢の影で多くの人民が労役などに駆り出され、国を傾けてしまいました。

中国はほんとうにそういう話が多いです^^;

2010/12/22(水) 午後 11:55 [ akatomo ]

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ismさん、こんばんは^^

僕の本棚もそういう本であふれています。
引越のたびにダンボール単位で棄てているのですが
いつの間にか増殖してしまうんですね〜〜〜^^;

2010/12/22(水) 午後 11:56 [ akatomo ]

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mamazoさん、こんばんは^^

お言葉ありがとうございます。
自分の復習も兼ねて、中国史概説をさせていただきます。
大雑把な流れの説明と、一つの王朝でだいたい一つのエピソードをと考えています。
どうぞお付き合いくださいませ^^

2010/12/23(木) 午前 0:00 [ akatomo ]

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クーミンさん、こんばんは^^

クーミンさんありがとうございます。最高のほめ言葉です^^
学生時代、塾の講師をしたことあって、そのときも歴史を教えるのは楽しかったのを覚えています。

ちなみに美女で身を滅ぼすって、日本の歴史にはあまり出てこないような気がするのですが、これって中国のお国柄なんでしょうか?
中国の権力者には極端な人が多いんですよね。ものすごい殺人狂とか、そうかと思うと寝る間も惜しんで政務に精励し寿命を縮めた皇帝とか。。。。

それだけ逸話も多くて後世の僕らにとっては面白いのですが、前者に当たった周囲の臣民はたまったものではないですね。。。。

2010/12/23(木) 午前 0:05 [ akatomo ]

中国の歴史は本当に古くて長いですね。
農作を始めたのが8千年前?!
・・・実はイタリアで、中国と口論になると
歴史が古いことを必ず引き合いに出してくるんですが、
これでは仕方ないか・・・という感じです。

生贄も多くて怖い。
気まぐれで人の首が飛んでいた時代があったのですね。

そして昔の権力者も死後の世界の心配をしていたなんて
この辺りは西洋の死後世界感を似てるかもしれません。
王様が逝去されると奴隷一人を生贄にしていたのは
バイキングの世界だったかな?

こんなに広い範囲の歴史を勉強するなんて
大変だと思います、年末でお忙しいというのにお疲れ様です!

2010/12/27(月) 午前 4:07 monk

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monkさん、こんばんは^^

イタリアも古い歴史を持つ国だと思いますが、農業はたぶんオリエント方面から伝わってきたのでしょうね。そうするとやはり中国よりはその開始はずっと遅かったのでしょうね。

生贄は気まぐれと言うより真剣に神の恩寵を得ようとしてやっていたんだと思います。ただ、それは自分たちではなく異民族の捕虜の犠牲の上にですが。

そういえば、ヨーロッパ大陸では確かケルトのドルイド教も生贄を神に捧げたりしていたと昔何かで読んだような記憶があります。

最近はなかなか歴史に時間が取れませんが、やっぱり歴史の本を読むのが一番好きなんですね^^

monkさんも、お体壊さない程度に、勉強頑張ってください。
ブログの歴史記事、楽しみにしております。

2010/12/28(火) 午後 10:19 [ akatomo ]

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TBして紹介しておきました。

2011/1/8(土) 午後 0:06 [ Kawakatu ]

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kawakatuさん、こんばんは^^
親父の墓参りで埼玉に帰省してました。返事が遅くなってすみません。

ご紹介ありがとうございました。
8日から帰省していて、何気なく自分のブログを携帯でチェックしてビックリしました。普段は多くても30人程度の訪問者が500人くらいの数字になっていたんですから。
何でかな〜〜〜、としばらく考え込んでしまいましたが、kawakatuさんのご紹介のおかげと知り、お年玉を久しぶりにいただいた気持ちになりました(笑)
ほんとうにありがとうございました^^

2011/1/11(火) 午後 9:07 [ akatomo ]

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