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ケータイ戦争 KDDI「au」ひとり勝ちの理由
携帯各社の“顧客分捕り合戦”は、KDDIの「au」がひとり勝ちだ。番号持ち運び制度のスタートから約1週間で契約数が約8万件アップ。逆にドコモ6万件、ソフトバンクが2万400件の契約者を減らしている。Auは若者層に人気で、3年連続で顧客純増トップを走っている。一体auのどこが優れているのか。
「なんといっても、つながりやすさが違う。ケータイ『第3世代』への移行が始まった4〜5年前、ドコモやボーダフォン(現ソフトバンク)が周波数を800メガヘルツ帯から、世界統一基準の2ギガに移行したものの、この基準はウヤムヤになり、auだけは800メガヘルツを使い続けた。ところが2ギガの基地局の整備が遅れたため、結果的にビル内でも安定して使えるのが勝った。人気の音楽機能もauの『着うた』が最も早く導入され、使いやすいし、料金プランもファミリー割引を受けられない独身者向けの『MY割』を出すなど、安く独自性の高いものが多い。どの点を比べても、auが一歩も二歩もリードしているのです」
それだけじゃない。Auの機種によっては、待ち受け画面にニュース速報と天気予報がタダで表示され、英和・和英・国語辞典も標準装備。ICレコーダーやFMラジオまでついているというから、ビジネスマンには最強ツールである。
もっとも、勝負はまだ序盤戦。「地方はドコモが善戦している」と伝えられるし、まだまだ分からない。9月末現在、携帯契約数約9381万台の内訳はドコモ5210万台、「au」2448万台、ソフトバンク1530万台。サービスがよくなる競争なら、どんどんやって欲しい。
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