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今年もまた桜の季節がやってきた。
そのたびに思い出すのは・・・。
「さーくーらっ♪」
同僚の美菜がニコニコしながらこっちを見ている。
「なに??美菜。」
「あっこれぇ!!ちょーキレイ!!」
パソコンに貼り付けてあった桜の写真を指差した。
「だからぁ、何??なんかあるんでしょ??」
「そっかぁさくらは桜好きだもんねぇ〜。あっなんかややこしいねっ笑 さくらと、桜…あははっ」
「そうだよ。好きだよ。で??何もないの?ないなら帰るよ。」
立ち上がると、美菜に腕をつかまれた。
「ねぇ!!なんで桜の話はしてくれないの?いっつも桜の話になると話そらすじゃん?!」
「・・・。」
「さくら??」
「美菜も覚えてるでしょ?!5年前の事っ・・・。」
「・・・覚えてるよ。でも、もう終わった事じゃんっ」
「美菜には分からないよっ私の気持ちなんてっっ」
私は走って仕事場を出た。
ふわっっ
「うぁっ」
桜の花びらが飛んできた。
それと同時に涙がこぼれた。
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5年前(高校1年・春)ーーーーーーーーーー
「ねぇーさくらっ見てー★」
「えっ何〜??」
「桜咲いてる!」
「あっ本当だぁ・・・。」
小さな桜の木にポツンと桜が咲いていた。
「そぉーーだっ!写真撮ろうよ!カメラ持ってくるねぇ〜」
「待って!美菜。私も行くっ」
「うんっ・・・あっ、さくらはいいよ。ここで待ってて☆」
「・・・うん。待ってるね。」
そう言うと、美菜は走って教室へ行った。
(学校にも、こんなキレイな桜の木があったんだ・・・)
近くのベンチに腰掛け、桜を見上げた。
「でも、この桜ももう見れないんだよね・・・」
仕方ないよ。病気だもん。桜が見れなくなるくらい、我慢しなくちゃ。
今までだって、いっぱい我慢してきたもん。桜が見れなくなるくらい・・・。
涙がじんわりとあふれた。
「私、死んじゃうんだよ。来年は、ここには居ない。桜が散るころにお別れだね。」
ひらりとさくらの鼻に花びらが落ちた。
「あぁ、やっぱキレイだよ・・・。私、好きだなぁ・・・」
「俺の事?」
突然後ろから声がした。
びっくりして振り返ると、同じ学校の生徒が立っていた。
「あっあのぉ・・・」
「好きって誰の事?」
「あっあなたには関係ないでしょ?」
「・・・あのさ、さっき死ぬとかなんとか言ってなかった?」
「・・・はい。多分あなたとももう会うことはないと思います。」
「あのさ、」
となりに座ってきた。
「あっあの、あなた誰ですか?一緒の学校ですよね?」
「あのさぁ、」
「はっ話かけないでくださいっ」
男はこっちを見ている。
「俺の事・・・やっぱ覚えてない?」
「・・・?!なっ何のこと?人違いじゃぁ?」
「そっか・・・。」
そう言うと、男は立ち上がってどこかへ行った。
(な、なんだったの?あの人・・・。でも初めて会った気がしないのは気のせい??)
*続く*
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物語の入り方がとても好きです。期待してますね〜頑張って下さい〜w
2007/5/23(水) 午後 4:58 [ yos*i*uk*246h ]
ありがとうございます★★
2007/5/23(水) 午後 5:00
表現がいいッ!!続きが楽しみです+゜がんばってください↑↑
2007/5/23(水) 午後 7:55
ありがとぉぉ★頑張ります(^θ^)
2007/5/24(木) 午後 1:01
なんなんだろう?この男は!?気になる!次回待ってます♪がんばれ!
2007/5/24(木) 午後 6:14 [ mot*_mo**0418 ]
小説書くの上手ですね!! 突然現れた男の人が気になる〜♪続きを楽しみにしてます!!
2007/5/24(木) 午後 6:48
続きが気になる終わり方ですね〜!
次回が楽しみです!
2007/5/27(日) 午後 0:35 [ - ]
ねねちゃん>ありがとぉ☆がんばるね〜
2007/5/31(木) 午後 4:30
Mr.Kさん>突然現れた男・・・誰でしょうねぇ〜☆
2007/5/31(木) 午後 4:31
yukiさん>はい☆楽しみにしててね(^^)
2007/5/31(木) 午後 4:31
ごめんね〜コメするの遅くなって・・・。
気になる終わり方だね〜この男は誰??気になるなぁ笑
2007/5/31(木) 午後 8:28
葵>誰だろうねぇ〜☆お楽しみに!!
2007/6/1(金) 午前 8:29
この小説も面白いね♪
2007/6/10(日) 午後 0:29 [ 愛芽 ]
ありがとぉ!これからも頑張るよヾ(≧∇≦*)ゝ
2007/6/10(日) 午後 4:49
桜から思い出がフィードバックするシチュエーションがとてもいいですね☆
2007/6/15(金) 午前 11:50
ありがとうございます!!またきてくださいね〜
2007/6/15(金) 午後 4:21