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垣谷美雨著の『結婚相手は抽選で』を読みました。
安保法案が衆議院通過している今ですが、
『結婚相手は抽選で』ではのん気に・・・「抽選見合い結婚法」が可決されます。
結婚しない男女の出会いを国が抽選で提供し、
少子化を改善するというもの。
抽選お見合いを3回断ったら、テロ撲滅隊で任務をすることになる、
という厳しいもの。
モテないオタクの宮坂龍彦。
秋葉原でパソコン関連の専門店に通うのが趣味のS.E。
看護師で母と二人暮らしの鈴掛好美。
ラジオ局で働く奈々と、蘭望というツーリストの好青年。
それぞれが見合いをスタートする。
オムニバスドラマのように展開していく。
好美と奈々はそれぞれ母と娘の関係を考えさせられます。
母親と上手に距離をとれない娘って、結婚難しいかも?
娘は母の持ち物でも彼氏でもないわけで、
母がひとりの人として自立していないと娘は大変だ。
映画化、ドラマ化したら観たいですね。
抽選見合いとまではいかなくても、
若者が安心して結婚できるような安定した生活が送れるような、
支援は国がちゃんとして欲しいものです。
派遣社員や臨時職員なんかじゃ結婚して子育てなんてできない。
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本
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乾くるみ著『イニシエーション・ラブ』を読みました。
同世代の乾くるみ著は読み易かったですねぇ。
『イニシエーション・ラブ』を理解するための用語辞典は要らなかったです。
あっちゃんは主人公の鈴木夕樹の初めての彼女、繭子役。
夕樹(タックン)役が松田翔太さんですね。
そして、タックンが東京に出て付き合うことになる石丸美弥子は木村文乃さんが演じてる。
映画のラストは原作とは違うらしい・・・。
懐かしい学生の頃の胸キュンの恋愛を思い出しました。
フィーリングカップル5vs5のオーディションも行ったことあるし・・・。
マユを通過のイニシエーション・ラブとしようとしたタックン。
原作のラストは謎だ。
石丸美弥子の謎だ。
映画も観て見たくなった。
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浅田次郎著の『天国までの百マイル』を読みました。
先週電車移動中に読んでて泣けてきて困りました。
一気に読める時間があったら一気に読みたい小説です。
主人公の安男を時任三郎さんが演じたということで、
安男=時任さんを想像しながら読みました。
バブル崩壊で会社をつぶしたナサケナイ中年男の安男。
夫を交通事故で亡くして自分の命を削って4人の子どもを育てた母。
心臓病の母を、日本で唯一助けてもらえる病院に、
西東京から千葉までの百マイルを運ぶ。
末っ子でなんとも魅力的な安男。
安男を助けるマリと賢明な元妻の英子。
時任さんの安男を観たいので、DVDなんとかしないと・・・と。
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瀬尾まいこ著の『天国はまだ遠く』を読みました。
23歳の千鶴は死ぬために山奥に向かう。
民宿で睡眠薬を飲む。
こんな始まりで、暗いので読み進むのに気が重くなりました。
民宿田村の30歳の男と出会う。
農業と漁業で、日々を自然と共に生きる田村さん。
千鶴も大らかな自然と村人との生活で心身の健康を取り戻す。
23歳と30歳の恋に発展するのかしら?
といういい感じに・・・。
でも恋愛小説じゃないところがいい。
美しい自然と、素朴な田村さん、心身共に快復していく千鶴。
映画化、ドラマ化してくれたらいいなぁと思います。
瀬尾さんは中学校勤務していた丹波を想って描いたとのことですが、
島で撮ってもいいかなぁと思います。
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堀江敏幸著の『なずな』を読みました。
弟夫婦の生後2か月の娘を預かり、
育児疲れからボヤ騒ぎを起こしてしまったところから始まる。
菱山秀一は地方誌の新聞記者。
弟の亮二は旅行会社で海外旅行の添乗先で交通事故。
義妹の明世さんが入院。
40代独身の菱山さんが姪の育児に翻弄されながら、
乳母車を押しながら記者の仕事を続ける。
赤ちゃんpowerはスゴイ!
乳母車を押しながらだからこそ気付く社会。
赤ちゃんによって作られる人間関係。
赤ちゃんによって出会えた素敵な人たち。
男性が育児をしたらこんなに神経質になるのかぁ・・・
確かに2か月だと神経使うだろうけど、
夢中で過ごしたから憶えてないなぁ。
女性の中でも私はかなりテキトーなのでね。
どんな立場の人であれ、
赤ちゃんを育てる人が愛情いっぱいなのがだいじです。
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