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有川浩著『レインツリーの国』を読みました。
ヒロインひとみは高校生の頃に読んだ『フェアリーゲーム』の感想を、
レインツリーの国という自分のブログに書きます。
伸も『フェアリーゲーム』の感想をブログにコメントを送る。
伸にとって、ひとみのコメントのやりとりは面白かった。
顔を知らないいまどきの男女の出会い。
新しい恋愛の始まり方ですね。
同じ本を読んでの感想を語り合うとお互いの考えが分かって、
楽しい。
恋愛小説だと恋愛観も分かる。
ひとみは聴覚に障害があった。
初めてのデートは散々な終わり方だった。
それからお互いが理解し合えるのには、
解り合うためのケンカが続く。
聞こえが困難なことで様々辛い経験から、
固まってしまったひとみの心。
両親を亡くし傷をもつ伸。
ひとみが伸のような素敵な男性と出会えて良かったなぁ。
娘を持つ母の感想になってしまいました。
お互いが解り合おうとする恋愛って良いなぁ。
もしその恋が哀しい終わりになったとしても、
全力で好きになって全力で恋をすることは素晴らしい。
生きてるからできること。
映画化が決まり今年中に公開になります。
私は主人公の伸は、爽やかな関西弁の錦戸亮が合うと思うのですが、
設定が20代半ばということなので・・・。
伸役は玉森裕太だそうです。
観てみようと思ってます。
東日本大震災から4年の今日は、あの日を想う日。
亡くなった方々のご冥福を祈り、
個々ができる復興応援を続けていく5年目のはじまりの日です。
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本
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湊かなえ著の『Nのために』を読みました。
昨年秋のドラマで観ました。
観ていたのですが、集中していなかったからか?
結末というか犯人がよく分からなかったんです。
それで原作読みました。
亡くなったのは超高層マンションの住人野口夫妻。
商社の野口貴弘と妻の奈央子が殺された。
全ての登場人物のイニシャルにNがある。
ドラマでは主役の榮倉奈々ちゃんが希美ちゃんを演じた。
島で城のようなお金持ちの家育った希美ちゃん。
父親が愛人をお城に連れてきて母と希美ちゃんと弟は追い出された。
辛い高校生活の希美ちゃんを救ったのが、成瀬くん。
成瀬くんと希美ちゃんは進学のために上京。
希美ちゃんの住む野ばら荘の住人の西崎さんと安藤望。
野ばら荘が買収されるのを大家のおじいちゃんのために阻止する、
希美ちゃんと西崎さん。
野ばら荘の土地買収阻止のための作戦のために、
野口に近づく希美ちゃん。
ふ〜んと思えるような流れではなく、
頭を使わないと、わけ分からなくなります。
結末は分かっても、う〜?と考えてしまう。
湊かなえさんの傑作、面白かったです。
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川上未映子著の『すべて真夜中の恋人たち』を読みました。
意外な結末でした。
さすが〜芥川賞作家です。
主人公の冬子の職業が校閲だからか?
言葉の表現にこだわるところが面白い。
人とうまく関われない冬子が、カルチャーセンターの受付で、
三束さんと出会う。
高校で物理を教えるサエナイ?中年教師の三束さん。
ゆっくりゆっくり恋に墜ち、冬子が恋にこってり恋に浸るところが、
なんとも切ない。
結ばれて欲しいと思いつつ・・・。
ははぁ〜ん、という結末なのですが、
読み終えてなんともすがすがしいですね。
冬子はこれからも丁寧に生きていくと思う。
映画にするなら、冬子は深津絵里さんが良いなぁと。
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白石一文著の『ほかならぬ人へ』
『かけがえのない人へ』を読みました。
読み応えありました。
御曹司の三男の明生。
兄たちに比べて劣ることにコンプレックスを持ちながら、
愛されて育った。
親から放れて就職してキャバクラでなずなと出会って結婚。
なずなの過去と今を知り、明生は苦しむ。
明生は、上司の東海さんと出会う。
もう一編『かけがえのない人へ』が良かったな。
水鳥聖司と結婚することになっている福澤みはるには黒木がいる。
わけありの人生を生きてきた黒木と、お嬢さま育ちのみはる。
ありのままのみはるを受けとめてくれる黒木。
つかみどころがないけど芯のある男らしい黒木に惹かれるのは、
わかるなぁ。
2作品ともラストがイイ。
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瀬尾まいこ著の『強運の持ち主』を読みました。
元OL吉田幸子は営業の仕事で鍛えた話術と人のデータを憶える力を活かしてルイーズ吉田という名前で占い師に転身。
ショッピングセンターの片隅で悩む人を占うことになる。
ルイーズは市役所勤めのボーッとした男、通彦を見つける。
彼女と占いに来た通彦をあれこれ手を尽くしてgetする。
交通事故で亡くなった母親に代わりをする父の小学生の息子、
母の結婚相手の義父とうまくやりたい女子高生、の
占いをする。
おしまいがみえるという大学生がおしかけアシスタントにくる。
アシスタントに×1子持ちの竹子さんをむかえる。
読み易くて、すいすい読めます。
連続ドラマにしたら面白そうです。
私はルイーズは吉高由里子さん、
占い師の師匠のジュリエ青柳は和久井映見さんで、
小学生は福ちゃんで、どうかな?と思います。
深刻なお話じゃなくて、結末もははぁ〜んって感じでした。
こんな終わりもイイですね。
元OL占い師が、
現実味を帯びた大人の女に成長してくって優しい温かいお話です。
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