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1978年、米医薬品大手メルクは、新薬『メクチザン』(mectizan)のことで悩まされた。 アカイエカに刺されて感染し、視力を失う糸上虫症(河川盲目症またはフィラリア症)の予防に卓越した効果を見せたが、問題は経済性だった。 アフリカでのみ発生する風土病であるうえ、そこの住民は貧しかった。 しかし、メルク社は10億5000万ドル(約1200億円)を注ぎ込んだ。 87年からメクチザンを大量生産し、アフリカ住民に無料供給した。 「医薬品は利益より人間を優先しなければならない」という創立者メルク氏の信念は堅かった。 米経済誌フォーチュンは同年から7年連続し、メルク社を「世界で最も尊敬される企業」に選んだ。
2005.10.17中央日報より 『ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の法則』(P.77)にもメルクの「メクチザン」について、次のような記述があった。 「当社の成功とは、病気に打ち勝ち、人類を助けることを意味する。この点を忘れてはならない」 こうした理想があることを考えれば、メルクが「糸状虫症」治療薬「メクチザン」を開発し、無料で提供したのも、驚くことではない。糸状虫症とは、第三世界で百万人を超える人々がかかっている病気で、寄生虫が体内に入り込み、最後には目を侵して失明をもたらす。百万人の患者がいれば、市場規模はかなり大きいと思えるが、薬を買えないほど貧しい人たちだ。メルクは、このプロジェクトが、収益を生むとしても、大きな収益は期待できないとわかっていながら、新薬が完成すれば、どこかの政府機関か非営利団体が買い上げて患者に提供すると期待して、プロジェクトを進めた。しかし、この期待は外れ、メルクは薬を必要としているすべての患者に無料で提供することにした。また、薬を自らの手で、それも自費で配布し、糸状虫症に侵されて危険な状態にある百万人の患者に薬が確実に届くようにした。 メルクがこの決定を下した理由を聞かれたとき、パジェロスCEOは、このプロジェクトを進めなかったら、メルクの科学者、「人々の生命を維持し、生活を改善する仕事をしている」と自負する企業で働く科学者の士気が下がっただろうと指摘している。 『ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の法則』を読んで、初めてメルクという製薬会社に注目し始めました。 第二次世界大戦直後、結核の流行が深刻になっていた日本に、メルクは無料でストレプトマイシンを供給し、多くの人命が助かってます。日本もメルクに恩があるんですね。 メルクは実際に理念どおり行動する素晴らしい会社です。 「医薬品は利益より人間を優先しなければならない」という理念を、実践しています。 そういう会社の株主になるということは、間接的に社会に貢献していることにもなります。 誇りの持てることですね。 あきらがJ&Jの次に狙ってる会社がメルクでもあります。 メルク(MRK)1年チャート
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素晴らしい会社ですね〜!
アメリカには素敵な会社が沢山あるようですね〜!
O(≧∇≦)O イエイ!!
2008/8/9(土) 午後 4:18 [ arigato. ]
ゴロゴロさん
米国の会社J&J、コカ・コーラ、P&Gなどを見ていると、日本の会社が霞んでしまいますよねぇ。。。
2008/8/9(土) 午後 5:12
トラバー返しですよ〜〜
2009/2/12(木) 午後 9:44
投資君
トラバ返し、ありがとう。
2009/2/12(木) 午後 10:29
こういう素晴らしい企業理念を貫きながらも、長年、安定的に会社経営を持続していることが素晴らしい。こういう会社で働きたいと思えます。
2015/10/6(火) 午後 11:42 [ kei ]
こういう素晴らしい企業理念を貫きながらも、長年、安定的に会社経営を持続していることが素晴らしい。こういう会社で働きたいと思えます。
2015/10/6(火) 午後 11:42 [ kei ]
動物じゃなくて、人間にも使われている事を知りました。
本当にすべらしいですね。すべての企業が経営を維持しながら、崇高な理念のもとに行動できる様になれば良い社会が実現できますね。
2017/5/28(日) 午後 4:22 [ 田舎暮らし ]