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中町、カン町、アメ町などに囲まれた
本町という小さな町に住む人々のたわいもないお話です。
第一話 民ス唐という和菓子屋
平助「住みにくい世の中になってしもうた」
凡太「ホンマや、俺なんか家賃半年も溜まってしもうた」
平助「そうか、お前の母ちゃん占い師やったもんな」
凡太「そやけど、そんなん関係あるんか?」
平助「まぁ、どうでもええけど・・・そりゃそうと、新しく出来た民ス唐の和菓子食ったか?」
凡太「食った食った! しっかし、ありゃ食えたもんやないな」
平助「お前もそう思うか」
凡太「そうや、和菓子やと思うて食ったのに、見た目は饅頭、中身はキムチ入りの小籠包風味と来たもんだ」
平助「そやなぁ、あれは和菓子やない」
凡太「町内の皆は町内放送であんなに宣伝してたから、信用したんや」
平助「町内放送って、あのコ宮山のオバハンが前におったとこやな」
凡太「そうそう、あのオバハンの前でタバコ吸うたらエラい目にあわされるらしいで」
平助「町内放送だけやない、回覧板でもたいがい宣伝しとったさかいな、民ス唐」
凡太「なんで、そない宣伝してたんや?」
平助「中町や、カン町からようさん宣伝費もろとるかららしいで」
凡太「砂糖や蜂蜜、ようさん甘いの入れてまっせ〜言う宣伝に乗せられて、食った俺らが悪いんか・・・」
平助「そや、何事も間に受けたらあかん、信用するんは時報位にしといたほうがえェ」
凡太「天気予報は?」
平助「知らんがな」
凡太「そんな事いわんと・・・」
平助「タ中のおっちゃんの喫茶店で茶でも飲もか?」
凡太「あかん、あそこ今、閉まっとる」
平助「なんでや?」
凡太「なんか、今、コーヒー作る精神やないらしい」
平助「どうゆうこっちゃ?」
凡太「俺、よう分からん、イジリがいのあるオモロイおっさんやけど・・・」
平助「あそこの嫁はん、怖いさかいな〜、わしは苦手や」
凡太「あぁ、昔、変人言うスナックでS嬢やってたらしいな」
平助「そやな、今は民ス唐の事務員や」
凡太「訳分からんな・・」
立ち尽す2人・・・本町の夕暮れ
このお話はフィクションです。(笑)
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