あそうあきこの活動日記

【無所属】元 墨田区議会議員あそうあきこの活動情報「レッツトライ!すみだ」

都市と農村の交流

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北斎の源流をたずねて

過日に 《 北斎の源流を訪ねて 》 千葉県いすみ市の行元寺において

レッツトライすみだの会が視察を行いました。

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房総の名刹・行元寺

雨が降りしきる風情あふれる山門です

現在、墨田区では「北斎記念館」を建設予定で進行中です!
私の提言の一つに、“ 墨田から日本の文化遺産を世界へ発信していきたい ”
というものがあります。
私たちの住む日本には、春夏秋冬の四季があり、様々な分野において、
現在も脈々と受け継がれている、世界に誇れる日本文化が生まれました。
その中でも、墨田区はいにしえから伝わる伝統工芸・文化の宝庫です。
墨田区は、画家のゴッホや作曲家のドビッシーなどの芸術家たちに多大なる影響を
与えたといわれている、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の活躍した場所でもあります。
私は学生時代に、北斎の源流と呼ばれ、北斎の「神奈川沖浪裏」の原風景といわれ
ている、いすみ市・行元寺に現存する「波を彫らせては天下一」と謳われた
江戸後期の彫刻師「波の伊八」(「波の伊八」は異名。本名は武志伊八郎信由)
の欄間彫刻を見に、よく行元寺を訪れました。

今回の視察では、私が子供の頃から大変お世話になっている

市原淳田住職の講話をいただき、ボランティアの高木教保氏の

説明をいただきました。

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北斎名画の原風景 伊八の波 行元寺より 不許可複製

《以下は、行元寺寺報「信仰と文化」市原淳田住職作より、
引用抜粋させていただき私が加筆要約いたしました》
         
         

★ 北斎と南総
北斎が独特の画法で人気があった読本の挿絵を描き始めたのは、
文化元年(1804)頃といわれている。
その頃、北斎は滝沢馬琴(『南総里見八犬伝』の作者)の家に食客になっており、
房総半島にいたそうである。
その頃、馬琴は「房総志料」を手元において、『南総里見八犬伝』の構想を
練っている最中であった。この「房総志料」は長者村(いすみ市岬町長著)の
中村国香氏が執筆したもので、南総の雑談や奇説などを収載していて、八犬伝
執筆に果たした役割は大きいとされている。
この「房総志料」の冒頭が「上総行元寺」の項で始まる。
馬琴は北斎の門弟のような間柄であったので、北斎がその際に「行元寺」
について知ったものと思われる。
北斎の南総行脚の一つの目的に、八犬伝の挿絵との関係が考えられ、上総や
安房の風土を知る上で必要なものだった。
文化三年(1804)六月頃、北斎は南総へ旅立つ。
このことは木更津の日枝神社の奉納額「富士の巻狩り図」に「画狂人北斎旅中画」
とあることから、立証されている。
足跡としては、梅暮里谷峨が久留里で「山椒大夫」を執筆していて、その挿絵を
頼まれていたらしい。
谷峨は久留里藩士で、本所埋堀邸に住み、江戸詰め大目付役の立場から梅暮を号
して戯作に励んでいたそうである。

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「波の伊八」作品を熱く語るボランティアの高木教保氏


★ 北斎の伊八への思い
そもそも北斎は伊八への関心が強かったようである。
日蓮宗信者であった北斎は、堀之内(東京杉並区)の妙法寺で、伊八の彫刻に
触れていて、伊八に関心を抱いていた。
伊八は文化三年頃、凝視続けていた太東岬の荒波を念頭に、行元寺で波図彫刻
に没頭していた。
伊八の波は横波で動物が牙をむき出し、迫ってくるような波が表現されている。
波間から今しも昇ろうする真紅の太陽、波間に漂う鶴、それは写実そのものである。
波の裏まで描いた陰影、立体的な表現、表裏一体の両面彫りであり、視点をできる
だけ低くして波を捕らえ、荒い房総の波濤を座って見上げる角度で掘っている。
北斎の南総行脚は、伊八が見た外房の海を自身の肉眼でしっかりと見ることにあった。

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説明を受けながら実物を拝見し心に刻む人々

★ 北斎の神奈川沖波裏
天保二年(1831)北斎が七十二歳の時に、「冨嶽三十六景」の刊行が始まり、
風景画中心になっていく。
この中で、「神奈川沖浪裏」は、その粗形が「おしをくりとうせんのづ」などに
求められる。
伊八の波図彫刻の感化と堤等淋の点描画などの指導で、躍動感あふれる作風となって
いて、絶賛をあびる。
視点を低くおさえ、触手を伸ばして小舟に襲いかかるようにせり上がった大波、
その波に翻弄される小舟、富士山が遠く小さく覗く。砕け散るしぶきを点描法
でみごとに表現している。

まとめ

この他にも「北斎と南総の関係」を証明する芸術家と作品は多数ありますが、
今回は視察の中心目的である「波の伊八」作に絞って、簡単にご説明いたしました。
これから 【 日本文化研究 ・北斎研究シリーズ 】 として、皆様にお伝えすることを
考えておりますので、その際に随時ご紹介していきたいと思います。

今回の 《 北斎の源流を訪ねて 》 の視察では、私の「心の原点を辿る時間」
を持つことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
今後の私の活動に、視察で学んだことを活かしていきたいと思います。
温故知新を大切にし、そこから新しき知識を得て、それを社会還元することを目指し、
「伝統工芸・文化への支援活動」にも取り組んでいきたいと思います!

あそう あきこ

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