本日は昨日に引き続き、視察先の行元寺について述べたいと思います。
行元寺本堂で授業を受ける本所区(現在墨田区)の国民学校生
以前の私のブログ(3月10日分)で「東京大空襲」の記事において
色々と述べましたので、簡単に補足させていただきます。
今回視察した行元寺は、墨田区と大変縁があるお寺なのです!
この行元寺に、今から62年前に墨田区(当時、本所区)の
小学生(当時、国民学校生)が疎開していたのです。
当時の外手国民学校の女子児童(80名)と引率教員(1名)です。
疎開児童の皆様が家族と離れて暮らした日々は、孤独と恐怖に苛まれた
想像を絶するような日々であったと存じます。
疎開児童の方の中には、3月10日の未曾有の東京大空襲によって
家族を亡くされた方もいらっしゃいます。
市原淳田住職の講話によると、ある疎開体験者の方が、
「当時を思い出すと悲しい気持ちになるが、房総半島の
いすみ市(当時、千町村)の方々には大変お世話になった」
と語ってくれたそうです。
千町村においては、子供達は食べ物には困らなかったそうです。
たしかに周辺が農家ですので、農家の方々がお寺に食べ物を寄付して
くれたとのことです。
いつも私は戦争の悲惨さに気持ちが沈んでいましたが、今回の視察で
大変心温まるエピソードを聞くことができて、とても嬉しかったです。
戦争歌碑「母さんたずねて」
有名な童謡「母さんたずねて」の舞台が、この「行元寺」です。
現在も平和への願いを込めた「母さんたずねて」の歌碑が境内にあります。
歌碑の横には録音メロディのボタンがあり、直接童謡を聞くこともできます。
平和な未来を創造する第一歩は皆様の心の中にある!
今回の視察を通じて、更にその思いは強くなりました。
歴史研究についても更に深めていきたいと思います。
以下に、再度になりますが、平和への願いを込めた、
童謡「母さんたずねて」の歌詞を記載いたします。
「母さんたずねて」
作詞:斉藤信夫 作曲:海沼実(編曲:若松正司)
まいごのまいごの こすずめは
おせどのやぶで
かあさんたずねて よんだけど
さらさらつめたい
かぜばかり かぜばかり
まいごのまいごの こすずめは
お寺の屋根で
かあさんどこよよと きたけど
ぼくぼくもくぎょの
音ばかり 音ばかり
まいごのまいごの こすずめは
お山のかげで
かあさんさがして 泣いたけど
きらきら夕日の
かげばかり かげばかり
追伸:大多喜駅より
私を応援して下さっている方々と一緒に大多喜駅で記念撮影
私が尊敬する元大多喜町長 宍倉一輔氏も、視察に駆けつけてくださいました。
宍倉氏は、私たちと共にいすみ鉄道にも乗車し、その車内において大多喜町の
ガイドをしていただき、大多喜城にも登城していただきました。
今回の視察において、改めてたくさんの方々に支えられていることを実感
することができ、感謝の思いでいっぱいです!
あそうあきこ
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