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以前実家の家庭菜園のナスやサツマイモなどをご紹介しました。
本日は現在の「家庭菜園」の様子をご紹介します。
すくすく育っているジャガイモの葉を見ながら
思い出した詩をご紹介します。
(『一編の詩があなたを強く抱きしめる時がある』より書き下ろし)
「わたしはまだ」 三島慶子
わたしは タネ
くらい土のなかで
ちいさく かたく
ひとりぼっち
きょう ながめても
きのうとちっともかわらない
つくづくの タネ
けれどそだっていけば
いつか花を
さかすかもしれない
春にさく たんぽぽかしら
夏にさく ひまわり
秋にさく のじぎく
冬にさく さざんかなのかも
おおきな花はつけないけれど
一年じゅうみどりのまつ
じっと土のなかでねむり
だれかをまんぷくにさせる
じゃがいも かもしれない
ともだちとならんで
冬にぎんいろの風になる
すすき もいいな
わたしはまだ タネ
あたたかな土にまもられ
雨のしずくをすい
ゆっくりとじぶんをそだてている
あしたのための
わくわくの タネ
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