あそうあきこの活動日記

【無所属】元 墨田区議会議員あそうあきこの活動情報「レッツトライ!すみだ」

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花の匂い〜桜餅〜

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美しい桜を見ながら、墨堤を言問橋の方へ歩いていくと、
桜餅の元祖と呼ばれ、江戸庶民の甘いひと時を堪能できる
「長命寺名物 桜餅」があります。
時代を超えて私の舌鼓を打ってやまない、美味しい和菓子です!

最初に桜餅を考案したのが、元禄四年(1691)に銚子から
江戸に出て、長命寺の門番となった、山本新六という人です。
山本新六は、毎日桜の葉を見ていて、何かに利用できないかと考え、
その香りから塩漬けを思いついたそうです。
そして、その塩漬けにした桜の葉にあんこ餅を包んで参拝客にもて
なしたのが桜餅の始まりといわれています。

インスピレーションを磨く

門番として春が来るたびに咲き誇る桜を見て感動イメージ 2
しつつも、落ち葉の多さにうんざりしていたのかも
しれませんね。
ただ捨てるだけでは、もったいないなと思っていた、
毎日の生活の中で、ひらめきが生まれて、アイデア
につながっていったのでしょう。

もったいないと思った桜の葉が利用され、桜餅に
使用されて現在に至る。
まさにリサイクルの原点!
どこでも感動の種は転がっているんだなぁと思い
ました。
心が揺れる瞬間をつかまえて、インスピレーション
を磨いていくことを大切に生きていきたいですね!

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とりわくる ときの香もこそ 桜餅 (久保田万太郎)

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三つ食えば 葉三片や 桜餅 (高浜虚子)


桜餅のほのかな匂いが花の匂いなのだ。
若木のさくらが匂うように若く美しい女を匂う
さくらと見た平安の貴族たちの感性は、さくら美
により深く身を寄せていったというほかはない。
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◎出典:『桜の文学史』小川和佑著(朝日文庫)

墨堤と桜

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墨堤に最初に桜が植えられたのは、第四代将軍徳川家綱の時である。

常陸国桜川から移植したといわれ、本格的に植樹されたのは第八代将軍
吉宗以降である。

享保二年(1717)隅田川東岸、木母寺(もくぼじ)から寺島にかけて
100本植えられたといわれている。(『葛西志』より)

享保一一年以降は墨田村名主彌次右衛門へ培養の命が下され、以後順次
植栽されたといわれている。以後、墨堤は庶民の遊楽の地となった。
「隅田川堤は江都第一の名所にて水に望み景色甚だよし貴賎群集の勝
これに過ぎるなし」(国語辞典『江戸節用』より)

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第11代将軍家斉の頃には、向島百花園を作った佐原鞠塢(きくう)の呼び かけで130本が植えられた。 明治に入っても、成島柳北の呼びかけで1000本が植えられるなど、枯 死や洪水など自然災害のたびに、桜が補植され、堤の桜並木が完成したの は明治20年代のことといわれている。 ◎出典:『おもしろくてためになる 桜の雑学事典』井筒清次著(日本実業出版社)

※ブログ「江戸の文化と自然から学ぶ環境問題」(2007/3/31)ご参照ください。
     ↓  
http://blogs.yahoo.co.jp/akiko_miyu/8567383.html

〔参考文献〕
●『桜の文学史』小川和佑著(朝日文庫)
●『最新俳句歳時記 春』山本健吉編著(文芸春秋)
●『國文学』(2001年4月、桜・桜花のエクリチュール)學燈社
●『隅田川の文学』久保田淳著(岩波新書)
●『江戸を歩く』田中優子著/写真・石山貴美子(集英社新書 ヴィジュアル版)
●『美しい日本語の辞典』小学館辞典編集部編(小学館)
●『おもしろくてためになる 桜の雑学事典』井筒清次著(日本実業出版社)

あそう あきこ

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