1月15日は【小正月】ですね。
1月1日の大正月に対して、1月15日は【小正月】といいます。
旧暦以前の満月の日に祝われた太古の暦の正月の名残といわれています。
豊作を願った祝いの行事が農村を中心に現在も行われています。
◎出典:「週刊 日本の歳時記38 小正月」
・今週の歳時記38「太古の暦に正月を祝う」(長谷川櫂)より
寒い日々が続いていますので、体調に気をつけてくださいね。
中国の詩人王昌齢(おうしょうれい)の詩の中に、「一片冰心(いっぺんのひょうしん)」という言葉があります。意味は「澄みきった清らかな真心」です。
子どもの頃、庭の井戸水のところに置いてあったバケツに、寒い冬の朝は
いつも氷が張りつめていました。
パリンと割るのがもったいないほどの見事な氷でした。
それを見るたびに、衝撃的な出来事を思い出します。
愛犬クマが天に還って行ったのは、寒い寒い冬の日でした。
一気に愛犬クマの思い出がよみがえります。
いつも私が庭に出ると、愛犬のクマがいました。
クマは子供の私にとって、色々と悩みを話すことができた良き相談相手
であり、大切な存在でした。
悲しく傷つき疲れ果てて帰宅した私を、ブンブンと大きくしっぽを振って、
あたたかく迎えてくれたクマ。
泣いている私を励まし、ぺろぺろと顔をなめてくれたクマ。
布団の中にクマを入れて、泥だらけにして怒られたこともありました。
セピアになったクマと一緒の写真を見るたびに、クマのことを思い出します。
クマから、たくさんの贈り物をいただきました。
「あと数歩であきちゃんを救うバトンが苦しんでいる心へ届くよ。
だから、頑張れ。辛かったらまたここにおいで」
と言われているような気がします。
いつも清らかで、一点の曇りもなくて、いつも傷ついた私の心を、
冷え切った私の体を、あたたかく包み込み癒し続けてくれました。
クマからはいつも元気をもらいました。
そして、愛別離苦を教わりました。
最期にペロッと私の手をなめて、苦しい息の中、私にそう伝えてくれました。
辛くて悲しくて仕方ない時、クマの存在を思い出すだけで
頑張ろうと思うことができました。
「あきちゃんは絶対に大丈夫!必ず這い上がれるよ!」
今も打ち込みながら、思い出すだけで涙がこぼれてきて、視界が見えなくなります。
あぁ、クマは私の傍にいてくれるんだぁと感じます。
今も昔もクマに励まされ、癒されています。
クマ、たくさんのあたたかさを、真心をありがとう。
幼いクマと私
あそう あきこ
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