皆様、大変ご無沙汰しています。お元気ですか?
区議会のほうは決算特別委員会が開催されています。
来週は総括質疑となります。
『源氏物語』の作者である紫式部からとった花。“紫式部”
紫色が美しく、小鳥がよくついばむ実を亡き祖母は愛でていました。
英名は「ジャパニーズ・ビューティ・ベリー」です。
写真はコムラサキです。
台風が近づいているとのことでしたが、今は静かですね。
雨を伴わない激しい風のことを「野分(のわき)」といいますが、
嵐の前の静けさといったところでしょうか!?
でもくれぐれもご注意くださいね。
人生には色々な艱難辛苦の嵐が吹き荒れることが度々あります。
そのたびに立ち止まって少し休み、うつむいた顔をまたあげて
立ち上がって、そこから見えてくる一筋の光を頼りにして・・・・・。
色々と重なり、ブログ更新が大変遅くなり申し訳ございません。
期間があいてしまいましたが、一般質問報告の続きをしたいと思います。
一般質問の続きです・・・・・
飼い主のいない猫について伺います。東京都は平成19年度から28年度にかけ、「東京都動物愛護管理推進計画」を策定。テーマ:家族の一員から地域の一員へ「飼い主のいない猫との共生支援事業」に取り組み、「飼い主のいない猫との共生をめざす街ガイドブック」を作成、区市町村主導による不妊・去勢手術事業を促進し、「東京都動物の愛護及び管理に関する条例」では「動物の終生飼育」を定めています。
しかしながら、現状では都内において、交通事故などで負傷した猫が年間約600匹保護収容され、子猫のもらいてがいない、家の前に捨てられた猫が年間約6千匹が都に引取られ、猫たちの約9割は生後数日の子猫であり、譲渡の対象にすることが困難な状況にあり、ほとんどの猫たちが致死処分となっています。
飼い主の無責任な飼育態度、野良猫に対する無責任なエサやり、猫の糞尿問題においての苦情を地域の中において多々耳にしております。
しかし、いま一度考えていただきたいことは、野良猫は自然発生したものではなく「捨て猫、不妊・去勢手術をせずに外に出して飼われている猫が繁殖したもの」です。だからこそ、「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術の推進」そして「飼い主のモラル向上」が必要なのです。
今年、東京都千代田区が約10年前から始めた「飼い主のいない猫の去勢不妊手術費 助成事業」が成果をあげ、事業開始の年は殺処分件数72件が、昨年度は「ほぼゼロ」になり、一代限りの地域猫として周辺住民が世話をし、不幸な猫を減らし、地域社会の環境を整え、ボランティアが巡回することにより、地域の防犯につながっていくことが実証されました。都心にある千代田区において成果を上げたこの活動は、墨田区でも有効なはずです。
現在墨田区内のえさやり場数は287箇所で、向島地区202、本所地区85か所です。(区にきちんと活動を申請して手術を行い、猫を減らすための活動)
墨田区における子猫引き取り数は、事業開始の平成18年度は95件が、平成20年は53件。事業開始から4年たち、今年は予算増額もされ、着実に区内の猫が減ってきていることが実証されています。
写真:すみだまつりにて開催された
「猫 何でも相談コーナー」
墨田区役所において、東京都動物愛護推進員による「猫 何でも相談コーナー」が開催される予定であり、「飼い主のいない猫活動 啓発パンフレット」と「ペット防災 啓発パンフレット」を作成していただきました。ここから、墨田区として啓蒙活動に積極的に取り組む姿勢を知ることができました。ぜひ今後の活動に役立てていただきたい。引き続き、命ある動物を飼うことに伴う責任を徹底して伝えることに全力をそそぎ、ボランティアへの支援を積極的に行い、区民へ活動の周知の強化を要望しますが、区の見解を伺いたい。
また、動物救護の観点から、区内にある指定避難所に向けての「動物救護ガイドライン」作成と、総合防災訓練の中で動物救護所の設置訓練を行うことなど、避難所単位での動物救護の態勢作りの推進に努め、平常時より防災に対する体制強化と啓蒙活動推進を要望してきましたが、その進捗状況と今後の区としての見解を伺いたい。
区民、ボランティア、獣医師、トリマー、事業者との連携を視野に入れた区民主体の活動を展開していきたいと考えています。今後、グループ活動の支援ネットワーク強化のために、区の支援が必要となってくると思いますが、区の見解をお聞きしたい。
次にセラピードッグについて提案します。
アメリカにおいて動物介在療法は、人間の医療現場においても有効な補助療法として注目され、約60年の歴史があります。セラピードッグが高齢者施設、障害者施設で活躍しています。
ブルース歌手の大木トオル氏は、ライフワークとして、捨てられた犬をセラピードッグとして育成し、高齢者施設や学校訪問活動を続け、東京都中央区のふれあい事業においても地域社会に貢献しています。国内初のセラピードッグとして活躍した名犬チロリも、生ごみの中に産んだ5頭の子犬と共に捨てられていました。大木さんは「犬たちは無償の愛情を私たちに提供してくれる貴重な存在であり、痛みを知っている犬だからこそ、同じように苦しんでいる人々の心は癒されていく」と述べられています。
セラピードッグの効果は、認知症の進行の緩和、血圧の安定、高齢者に笑顔が戻り車椅子から立ち上がって一緒に歩いてみたいという気持ちになっていく。また、動物は精神面に悩みを抱える人、不登校の子どもの心にやすらぎを与え、生きる力を授けてくれます。
現在、区民の方がセラピードッグの教室に飼い犬と共に受講され、今後の活躍が期待されるところです。そこで提案ですが、墨田区の学校にもセラピードッグ訪問の機会をもうけてみてはいかがでしょうか。墨田区としてもセラピードッグの普及、PR活動に対し、積極的に関わっていくべきだと考えますが、区のお考えを伺いたい。
暴力行為を行ってしまった子ども達は「感情がうまくコントロールできない」、「コミュニケーション能力が足りない」という問題が指摘されています。
ヒューマン・アニマル・ボンド(HAB 人と動物との絆)の理念に基づき、コンパニオン・アニマル・パートナーシップ(CAPP 人と動物とのふれあい活動)を始めた獣医師の柴内裕子氏は、動物医療を通じて、社会貢献する活動として、動物との絆を育む「ふれあい授業」を展開しています。
特に団地から通う子どもの多い小学校からの依頼が多いということから、現代の子ども達が自然や動物に接する機会がもてない、様々なことを体感することが少なくなったことを示唆しています。
この活動は子ども達に、「自尊心を育み、達成感と勇気と忍耐を授け、命について考えるきっかけを与える」という効果をもたらします。
今後、日本においてボランティアの養成、教育者の研修や養成機関の充実が求められてきます。区として、様々な情報を区民へ広報等で発信し、区民のボランティア活動に対する支援を積極的に行っていただきたいと思いますが、区の見解を伺いたい。
人が生きていく中で色々な変化があり、その度に戸惑い悩みながらも歩んでいかなければなりません。動物たちは人間よりも急速な速さで老化し死を迎えます。彼らはふれあいを通じ、私たちが忘れかけている大切なものをそっと教えてくれます。
いつから私たちは、他者の痛みを想像することができなくなったのでしょうか。弱者を守り慈しみ、共に助け合い生きることができなくなってしまったのか。
まず、現実の窮状から目を背けることなく、冷静な目で知ることから始めることが大切であり、自らが行動し、意識を変えていかなければ事態は何も変わりません。子どもたちが他者を傷つけ、自分自身をも愛せない精神の荒廃を生み出す前に私たちは全力で取り組んでいかなければなりません。
墨田区として、動物虐待の先に引き起こされる可能性が高い犯罪や人間社会の歪みに対し、真剣に向き合うことが強く求められてきているのではないでしょうか。区長の見解をお聞きしたい。
私たちひとりひとりが、様々な問題と真剣に向き合い、言葉にだせないものたちの願いを届けていくことに尽力していくことは、「弱者保護文化の構築」が日本再生の鍵を握っていることを明確に示唆しています。
これからも、声に出せない人々の願いを届けていくことの重要性、手探りの中でも不安を打ち破り前進し続けていくことの大切さを痛感しています。
私は人と動物との共生について研究を深め、活動の推進になおいっそ取り組み、不幸な捨て犬や捨て猫を増やさない殺処分ゼロを目指して、活動を続けていきたいと思います。
一般質問報告は続く・・・・・
政府広報オンライン 平成22年9月掲載
愛すればこそ、「繁殖制限」!
不幸なペットをなくすために。
一緒にいると心が和んだり、楽しい気持ちになったり…。ペットには私たち人間の心を癒す不思議なチカラがあります。ペットの中でも最もポピュラーなのが猫と犬。日本国内で飼われている猫と犬の数は、合計で2,200万頭にも上ります。その一方で、
年間約19万頭の猫と約8万頭の犬が殺処分されていることをご存じでしょうか。その中には生まれて間もない子猫や子犬もたくさんいます。このような不幸なペットを減らすためには、「繁殖制限をする」「最期まで飼う」など、飼い主の責任を果たすことが大事です。
ペットの幸せって何だろう?
大昔から人間と一緒に住み、かわいがられてきた猫と犬。さまざまなペットが登場している今日でも、猫と犬はゆるぎない人気を誇っています。日本国内で飼われている猫の数は約1,000万頭、犬の数は約1,200万頭にも上ります(※一般社団法人ペットフード協会「第16回犬猫飼育率全国調査」)。
猫や犬などのペットがいることで、飼い主は、心が癒されたり、生活に楽しみが増えたり、家族の会話が増えたりと、さまざまな良いことがあるようです。このように、飼い主に幸せを与えてくれるペットですが、ペットにとっての幸せとは何でしょう。それは、飼い主や家族に愛され、きちんと世話をされ、育てられること。そして、最期まで飼い主と一緒に暮らすことです。そして、飼い主には、ペットが健康で快適に、幸せに暮らせるように、さまざまな責任があります。ただ、えさをやって、かわいがるだけではなく、糞尿の後始末をしたり、体や住む場所をきれいにしたり、しつけをしたり、病気にならないようワクチンを打ったり。そして、最期まで責任をもって飼うという責任があります。
飼い主が手放した猫や犬の不幸な行く末〜年間約28万頭が殺処分。これから猫や犬などのペットを飼いたいと考えている人は、飼う前に、猫や犬の習性などについても十分に勉強し、最期まで責任をもってペットを飼うことができるかどうか、よく考えてみましょう。もし、飼い主が「最期まで飼う」という責任を果たさなければ、ペットたちは、人間社会の中で生きていくことはできなくなってしまうのです。
「引っ越しで飼えなくなった」「ペットの鳴き声で近隣から苦情が出た」「子猫が生まれたが引き取り手がない」――飼い主側のさまざまな理由で、たくさんのペットが地域の動物愛護センターに引き取られています。
平成20年度は、全国で20万頭もの猫や約11万頭もの犬が動物愛護センターに引き取られました。動物の種類別にみると、猫の引き取り数は約20万頭で、そのうち15万頭が子猫。犬の引き取り数は約11万頭で、そのうち2万頭が子犬です。引き取られた猫や犬は、新しい飼い主が見つかれば譲渡されますが、それはほんの一握りです。約19万頭の猫と約8万頭の犬は、新しい飼い主が見つからず、殺処分されています。飼い主が「最期まで飼う」「むやみに繁殖させない」という責任をきちんと果たさないことが、このように不幸な猫や犬を生み出しているのです。
※ 犬猫の殺処分数と返還・譲渡数(平成20年度)資料提供:環境省
(政府広報も続く・・・・・)