あそうあきこの活動日記

【無所属】元 墨田区議会議員あそうあきこの活動情報「レッツトライ!すみだ」

動物愛護・人と動物との共生社会

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私のもとに届けられている区民の皆様の声はもとより、
『墨田区住民意識調査』からも、墨田区の教育において、
今後の区立学校で力を入れて取り組んでほしいことに
「道徳教育などを通じ、心の教育を推進する」という
区民の声が53.8%(5割台半ば)で最も高くなっています。
年齢別でみると、男女共に50歳代以上の年齢では6割前後
の方々が要望としてあげていることがわかります。
 
そこで、本日は一冊の本を紹介します。
私が一般質問でも取り上げた秋田県動物管理センター
での取組みがよくわかる動物関連ノンフィクションです。
ぜひ、皆さんにも一度読んでいただきたいと思います。
 

『命の教室 動物管理センターからのメッセージ』

 
イメージ 1
 
 
池田まき子(著)  岩崎書店
対象年齢 小学校中学年 〜 中学生向け
http://www.iwasakishoten.co.jp/products/4-265-04283-X.html
 
本紹介
動物管理センターで、捨てられた多くの動物たちが
「処分」されているという現実。
センターで働く職員たちは、このつらい実態をきちんと
知ってもらいたいと願った。
「命の教室」—そこには、動物の命だけでなく、
自分自身の命の尊さにも目を向けてほしいという、
センターからの命のメッセージがあふれている。
目次
・秋田県動物管理センターの仕事
・二十年前の殺処分
・保坂さんからのメッセージ
・しつけ方教室とパートナー犬
・センターにやって来た犬のチョコ
・「心臓の音、聞こえますか」
・チョコとふれあう子どもたち
・「命」の詩
・保坂さんの退職
・坂本所長の義足
・センターの取り組み
・坂本所長の新たな挑戦
 


以下は、本文より一部を引用抜粋要約
 
秋田県動物管理センターでは、2006年10月に秋田県内の小中学校や高校を
訪問して行う出前授業「命の教室」を始めた。
当時のセンター所長だった坂本尚志さんは、職員たちと話し合って、殺処分の実態をあえて紹介することにより、行き場のない犬や猫たちがむげに命を奪われていることや、捨てられた犬や猫たちの無念な思いなどを伝えることが、尊い命と向き合ってきたセンターの責任でもあり、義務ではないかと考えたからである。
坂本さんが2年間に開いた「命の教室」は49校。「命の教室」に参加した児童や生徒は、6千人を超えた。
子どもたちからセンターに寄せられた感想文や手紙は3,500通にのぼる。
センターの取り組みは、参加した子どもたちの心を揺さぶり、波紋を広げている。
事故で片足を失い自殺も考えた坂本さんは、自らの思いも交えて、子どもたちに命の大切さを訴えている。
 
 
☆2007年1月30日 秋田市飯島小学校体育館
 「命の教室」を開催 (対象:小学5年生)
〜坂本所長の思い〜
 
動物を救うはずの獣医が、病気でもない動物の命を絶たなければ
いけないなんて・・・・・
 
「命の教室」では、最初にドキュメンタリー・ビデオを上映する。
これは「捨てられる命 見つめ続けて」という題で、地元の放送局
が制作したものである。放送後は、センターに番組を見た人たちか
ら電話や手紙がたくさん寄せられている。県内外で大きな反響を呼
んだ番組である。
 
坂本所長はビデオを見た子どもたちが、そのあわれな姿に心痛み、
殺処分の様子を食い入るように見つめている子どもたちの気持ちを、
かわいそうな運命の犬の存在に驚き、とまどいを見せたりする子ども
たちの思いが、ひしひしと伝わってくることを感じたそうである。
 
しかし、坂本所長は子どもたちに対して「かわいそう」という言葉
で終わらせるのではなく、もう一歩踏み込み、自分たちにできるこ
とは何なのかを考えてほしいと思っていた。
 
そして、子どもたちに動物の死を通して命を見つめてもらい、さらに
自分たちの尊い命を見つめることにつなげてほしいと願っている。
〜秋田県動物愛護センター職員 保坂繁さんの仕事に対する思い〜
 
センターでは一週間に一回、金曜日を殺処分と決めている。
犬たちは抑留室からガス室に追われるように入り、何の抵抗も
できないままガスを吸って死んでいく。
保坂さんは目をそらすことなく一匹ずつ息絶えた犬を確認して
いく。処分に携わる保坂さんはその最期の姿をしっかりと見届
けてやらなければならないと思っていた。
 
(死にきれない方が、よっぽど苦しいし、かわいそうなことなんだ・・・)
 
操作室にはモニターがあり、隣のガス室の様子が映し出される。
犬の体が重なり合いみえないことがあるので、保坂さんは自分
目で確かめ、無責任な飼い主の代わりとなり、そのやさしいまな
ざしで、やさしい声で、あたたかい手で、言葉にはできない想い
を伝え、犬や猫を天国に見送ってきた。
仕事を辞めたいと思ったことも一度や二度ではない。
でも、保坂さんはこの仕事を誰かに代わってもらおうとは思わなかった。
 
(自分が辞めたって、犬の命が救われるわけではない。
誰かに任せて、犬たちがそまつに扱われないとはかぎらない。
それだけはがまんできない・・・・・
それなら、自分でやっていくほうがいい・・・・・)

 保坂さんから子どもたちへ

 「わたしは38年間、処分の仕事をしてきました。
 でも、慣れるなんていうことはありません。
 ガス室のとなりの操作室で、このボタンを押すと犬たちが
 死んでしまうと思うと、ボタンを押す手が震えてしまいます。
 ボタンを押すのをためらってしまいます。
 処分されるワンちゃんやネコちゃんを見て、心が痛みます。
 『助けてあげられなくて、ごめんね』とあやまります。
 『今度生まれてくるときは、いい飼い主さんのもとに生まれ
 てくるんだぞ。それまでにいい世の中にしておくからね』と
 言葉をかけます。
 そして、ワンちゃん、ネコちゃんたちの最期の姿を、しっかり
 見届けてあげます・・・・・
 最後にお願いです。犬や猫を飼うときは、最後までちゃんと
 世話をしてあげてください。もし、それができないと思うなら、
 飼うのは絶対にやめてください。飼うのであれば、家族と同じ
 ようにやさしくして、かわいがってあげてください。もう、こ
 れ以上、不幸な犬や猫の出ない世の中になってほしい・・・・・
 それがわたしからのお願いです」

「心臓の音、聞こえますか」

成犬の譲渡も行うセンターでの取組みとして、命の教室で
上映されるビデオには、虐待を受け立ち直ってパートナー犬
となったラブラドール・レトリバーのメス犬「チョコ」が登場し、
保坂さんとの交流も入っている。
 
命の教室では、子どもたちがパートナー犬との交流を通じ、
子供たちが参加することによって「命」を実感する試みも盛
り込まれている。坂本所長は、自分の命を自分で意識して実
感する機会を子どもたちに持たせることが必要だと考えた。
 
実際に聴診器を使い、そこにマイクをつけて拡声器で子ども
たちに心臓の音を聞いてもらう、実際に体感してもらうこと
を考えた。自分の心臓の音を聞き、他者の心臓の音も聞くこ
と、すなわち心臓が動いていることを感じてもらうことによ
り、命そのものを感じることにつながるのではないかと思っ
たからである。 
 
 

坂本所長から子どもたちへ

「心臓を感じるということは、命を感じることにつながる。
 だから、今日ここで聞いた音を時々思い出してほしい。何か
 つらかったり、さびしかったりした時に、胸に手をあてて考
 えてごらん。心臓が動いてドキドキしているのがわかるよね。
 そうしたら生きているって感じるよね。
 きっと体の中から力がわいてくるような気持ちになるはず、
 がんばろうって気持ちになれるはずです」

全国各地にある処分施設では、動物愛護をすすめる意味から、
殺処分されているかを公表しているが、その事実を大人はきち
と理解しているのか。仕方がないことだとあきらめ、役所の
る仕事だからだと無関心な状態なのではないか。
 
 ※現在、坂本さん、保坂さんは退職されています。
2007年当時の役職をそのまま掲載しました。
 
 
2009年10月27日 読売新聞東京本社 朝刊
[動物と生きる]殺処分の現状 命の重さ伝え
 
 


 
 政府広報オンライン 平成229月掲載のつづき
 
ペットと人が幸せに暮らすための「飼い主の責任」
 
 
イメージ 2
 これからペットを飼おうとしている人、まだペットに不妊去勢手術を受け
させていないという人は、ぜひ、繁殖制限することの大切さを十分理解し、
不妊去勢手術を受けさせるようにしましょう。
 室内で飼っている猫や犬でも、不妊去勢をしていないと、発情期に家か
ら逃げ出して、望まない子猫や子犬が生まれてしまう危険があります。
 また、突然の災害で避難しなくてはならなくなったとき、ペットは避難所
や動物用のシェルターで、多くの動物と一緒に暮らさなくてはならなくなり
ます。不妊去勢をしておくと、そのようなときもペットのストレスが軽減され
ます。飼い主の皆さん、そして、これからペットを飼おうと考えている皆さん
は、「最期まで飼う」「繁殖制限をする」ということを含め、ペットも人も幸せ
に、共存できる社会にするために、飼い主としての責任をしっかりと果たし
ていきましょう。
 
 
 
<飼い主に守ってほしい5か条>
 
1. 動物の習性等を正しく理解し、最期まで責任をもって飼いましょう。
飼い始める前から正しい飼い方などの知識を持ち、飼い始めたら、動物
の種類に応じた適切な飼い方をして健康・安全に気を配り、最期まで責
任をもって飼いましょう。
 
2. 人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけたりすることのないようにしま
しょう。糞尿や毛、羽毛などで近隣の生活環境を悪化させたり、公共の場
所を汚したりしないようにしましょう。また、動物の種類に応じてしつけや訓
練をして、人に危害を加えたり、鳴き声などで近隣に迷惑をかけたりするこ
とのないようにしましょう。
 
3. むやみに繁殖させないようにしましょう。動物にかけられる手間、時間、
空間には限りがあります。きちんと管理できる数を超えないようにしましょう。
また、生まれる命に責任が持てないのであれば、不妊去勢手術などの繁
制限措置を行いましょう。
 
4. 動物による感染症の知識を持ちましょう。動物と人の双方に感染する病
気(人と動物の共通感染症)について、正しい知識を持ち、自分や他の人へ
の感染を防ぎましょう。
 
5. 盗難や迷子を防ぐため、所有者を明らかにしましょう。飼っている動物が
自分のものであることを示す、マイクロチップ、名札、脚環などの標識をつけ
ましょう。
 
 
 
(取材協力:環境省 文責:政府広報オンライン)
  

 
  目をそらしたくなる事実に、私も絶望しかけ何度も気を失いかけながら、
伝えていかなければいけないことだと強く感じています。
 
  調査すればするほどに、大変辛く苦しい役目を長年担い続けてきた職員
の皆さんの強い思いに突き動かされました。
 
声に出せないで死んでいったものたちへのレクイエムを、次世代を担って
いく子どもたちへ伝えていくこと、悲しみの中であきらめかけていた区民
の皆様の思いを届けることこそ、区議としての私の役目でもあります。
 
  そして、33年間にわたって、私を慈しみ育んでくれた全てのものたちへの
恩送りのひとつになるのではないかと思います。
  

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