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陽ざしが少しずつ弱くなり、冬将軍の到来も感じます。
ほくほくとしたぬくもりの日向ぼっこで、まどろみの時を過ごしたいですね。
おしなりくんと一緒に縁側でお茶がピッタリの季節かも・・・・・
昨日からの質問報告の続きです。
墨田区における耐震補強の促進を要望! 私は昨年、新宿区で開催された「震災対策セミナー」を受講してきた。
その中で、東京大学生産技術研究所教授 目黒公郎氏が特別講演の
中で指摘されている点は、墨田区の耐震補強に活かせると思ったので
簡単にご紹介する。
日本における大震災の例をあげると、兵庫県南部地震では、地震発
生から2週間の間に、被災地全体で約5,500人が亡くなり、70%以上
を占める3,875人が神戸市内で亡くなった。
この中の3,651人に関して、死亡推定時刻の調査結果がある。兵庫
県の一般臨床医のデータでは、地震直後の発生後の14分以内に8割以
上の方が亡くなっていることがわかる。さらに、なんと兵庫県の監察医の
データでは、その比率が92%まであがっている。
ここから、地震発生後の15分間が生死を分ける大切な時間である
ことがわかる。
また、兵庫県南部地震で一番多い死亡原因の調査結果は次のとおりである。
建物に押しつぶされた「窒息死 53.9%」、
多臓器不全などにつながる「圧死 12.4%」、
その他を含め建物や家具が原因による犠牲者は、
全体の83.3%を占める。
残りの16.7%の犠牲者の9割以上を占める15.4%は、
火災現場で発見 されている。
この15.4%の数値は、「焼死・全身火傷で亡くなった12.2%」と、
完全に焼けきってしまった「高度焼損遺体3.2%」をプラスしたもの
である。高度損傷遺体の方は、監察医の方もどの状態で火事が襲
ってきたのかを判断できないといわれているが、焼死・全身火傷の
方で亡くなった12.2%の人々は、生きている状態で火事に襲
われたということがわかっている。
ここから、「なぜ生きているのに火事から逃げられなかったのか!?」
と問えば、建物の下敷きになっていて逃げ出せない状況にあった
からである。
以上の調査報告からわかることは、建物の倒壊が原因で
亡くなった犠牲者の割合は83.3%と12.2%を合わせた
95.5%に達している。
私はセミナーで、痛ましい多くの遺体の写真を拝見した。
今後の課題として、
「地震で亡くなった人々の声なき声を聞くことの重要性」
「見えなかった事実をどれだけ理解し、今後の課題として考えていけるのか」
が問われていることを実感した。
墨田区における耐震補強の重要性をさらに痛切に感じた。所感を伺いたい。
墨田区においても、早急により効果的な施策を実施していくべきである。
目黒氏が、「災害対策で必要なのは“イマジネーション能力”である」と
主張されているように、実際に墨田区に住んでいる人々を巻き込み、まちを
守るために何をするべきかという気持を抱かせることが大切であり、役所も
その「しくみ作り」に協力していくことが大切なことである。
区民の生命を守るためにも最重要課題であると認識している。
また、家具転倒防止にも努めていくことも大切である。その点についての見
解も伺いたい。
決算特別委員会の報告は続く・・・・・
※過去ブログ「震災対策セミナー」の報告です。ご参照下さい。 ↓
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