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もう少し先になりますが、墨田区の香取神社「香梅園」で、
毎年美しい梅の花に出会えます!
江戸時代には、安藤広重「絵本江戸土産」にも登場し、
歴代将軍もこの梅園を見物に来たといわれています。
とても風情がありステキな梅園です!
毎年梅の花盛りの時(2月)には、「梅まつり」が開催されています。
ぜひ、梅の芳香を楽しんでくださいね〜。
墨田区は桜もステキですが、梅の花も素晴らしいですよ。
私の大好きな場所のひとつでオススメです!!
◎一般社団法人「墨田区観光協会」
http://visit-sumida.jp/
観光協会HP「香梅園」より
江戸末期にはこの付近に「小村井梅園」と呼ばれた梅園がありましたが、
明治四十三年(1910)の洪水で廃園となってしまいました。
しかし平成六年に香取神社が氏子の協力を得て、境内に85種・120本の梅を植え
「香梅園」として開園しました。「呉服枝垂」や「緋の司枝垂」などが見所。
↓
http://www.visit-sumida.jp/spot/SpotDetail/tabid/60/pdid/477/catid/26/Default.aspx
◎「住景探訪 小村井香梅園」より
http://www.natsuzora.com/dew/tokyo-east/omuraikobaien.html
先日、祖母が教えてくれた「暗香浮動」して求めてしまう梅のことを
考えていたら、北宋の詩人:林逋の詩である「山園小梅」を思い出しました。
今の季節にぴったりかな〜と思い、ご紹介します。
漢詩「山園小梅(さんえんしょうばい)」 林逋(りんぽ)
衆芳揺落独喧妍 衆芳 揺落して独り喧妍(けんけん)
占尽風情向小園 風情を占め尽くして小園に向かう
疎影横斜水清浅 疎影横斜 水 清浅
暗香浮動月黄昏 暗香浮動 月 黄昏(こうこん)
霜禽欲下先偸 霜禽(そうきん)下りんと欲して先ず眼を偸み(ぬすみ)
粉蝶如知合断魂 粉蝶(ふんちょう)如し(もし)知らば合に(まさに)魂(こん)を断つべし
幸有微吟可相狎 幸いに微吟の相狎る(あいなる)べき有り
不須檀板共金尊 須いず(もちいず)檀板(だんばん)と金尊(きんそん)と
〜訳:あそうあきこ〜
(寒い中で)たくさんの花たちが散っているのに、独り梅の花だけが
あでやかに麗しく咲き誇っている。
小さな庭先で独占し、風雅に咲いている様子はとてもすばらしい。
まばらに枝が斜めに伸びて、浅く清らかな水面にその影を映している。
梅香がおぼろ月の光の中で辺り一面に漂ってきている(つい引き寄せられてしまうなぁ)。
梅の花の前には、羽毛の真っ白い鳥は、ひっそりとこの場所に舞い降り、
こっそりその様子をぬすみ見るだろう。
もしも春に舞う白い蝶が、梅の花の気高い様子を知ったならば、きっと驚くにちがいない。
そして、小声で低く詩を吟詠するささやかな私の作品は梅の花にふさわしいと思う。
(それさえあれば、)にぎやかで華やかな檀板の歌声や宴など必要ないと思える。
※1.黄昏・・・この場合は月光の光のことをさし、黄色くおぼろげな様子。
※2.霜禽・・・白い鳥のこと。
※3.檀板・・・打楽器のこと。カスタネットに似ている。
※4.金尊・・・きらびやかな酒樽のこと。
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