本日は、“決算特別委員会の総括” について述べます。
人に歴史あり
〜貴重な区民の生の声の収集をはかる〜
「広聴活動費」の総括、「教育費」においても平和教育について
質問し、戦争を語り継いでいくことの大切さについて提言しました。
それらの関連総括をうかがいます。
先日「広く区民の声を聴くことを大切にし、区政に反映していく」
という答弁をいただきました。
【人に歴史あり】といわれるように、現在までに私達に伝わって
いる民話や伝承の世界、映像の世界などいろいろあります。
どれがいいというわけではなく、それぞれが特徴を出し、
うまく記録として伝えていければよいと思います。
例えば、この墨田区議会も議事録を残しています。
今年、発刊された写真集『墨田区の100年』も、
当時の状況を思い浮かべるのに最適なものだと思います。
私はここで、行政として後世へ残す大切なものとして
【人物の証言】があると思います。
その時代、時代を生き抜いた人の【生の証言】です。
関東大震災や戦争中のことを経験している方々は、
徐々に鬼籍に入っていってしまいます。
今なら、まだ間に合うことは多々あります。
また、「東京オリンピック」、「第一次オイルショック
のトイレットペーパー不足」、「集団就職」の件など、
それぞれが事件であり【歴史】です。
その時代の人しか知らないこともあると思います。
墨田区において【貴重な区民の生の声の収集をはかる】ことに、
今後も更に力をいれていただきたい。
区民の生の声を知ることは、【区民の区民による区民のための政治】
を目指している墨田区政において、最も大切にしていかなければならない
姿勢だと思うからです。
区長から区民へのメッセージも含めて、所見をおききしたい。
墨田の顔
歴史と伝統・慈愛・情報革新都市・平和都市
最後に「全般について」の総括をお聞きします。
人に顔があるように、都市には都市の特有の顔があります。
「墨田」には【墨田の顔】があります。
つまり、都市にはある種のイメージがあります。
墨田の町を一言で語ることはできないと思います。
それくらい、いま墨田は多様性があり、注目を集め、
また可能性がある町だと思います。
日本全国、あるいは東京23区、その中ですでに都市間競争が
起こっているのです。これが現実です。
わが墨田区は、これから新タワーや北斎館の誕生など、様々なる
未来への顔が垣間見られます。
そんな中で、バランスのよい町づくりが必要なのです。
例えば、日本の国技・大相撲。国技館を筆頭に相撲部屋。
土俵があり、チャンコがあり、マゲをした関取りがカッポする。
江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の活躍など。
世界に誇れる日本文化を墨田から発信していくことは、
温故知新の心を大切にする町づくりにつながっていく。
【歴史舞台を彷彿する町】が形成されていくのではないでしょうか。
イメージの良さは土地の評価さえ、押し上げます。
人が住みたくなる町には、老若男女が集う町になるのです。
少子化傾向の続くわが国ですが、ここ墨田区では墨田しかできない
子育て支援をすればいいと思います。
決して、助成金の大小ではないはずです。
例えば、食の安全を考えて、給食の材料に原産地と作成者表示を
義務付け、国産化100パーセントを目指していくなど、色々と
方法はあると思います。
教育費でも提案しましたが【平和教育推進】を希望します。
昭和20年3月10日の東京大空襲で、墨田区を中心に十何万人
もの尊い命が失われました。
この事実は、決して風化させてはいけないことです。
墨田区を広島、長崎と並ぶ【国際平和都市】として世界へ発信して
いくことが必要ではないでしょうか。
今日の日本の平和は、いつ何時おびやかされて崩れてしまうかもし
れないモロイものです。
だからこそ、平和教育をしっかり行ない、戦争を知らない子ども達
に平和の尊さを伝えていくことが大切なのです。
つまり、私が申し上げたいことは
【墨田区全体が一つの大きなテーマパーク】
となることです。
具体的には
・墨田の歴史と伝統を守ること
・次世代を担う子どもたちを地域全体で慈しみ育むこと
・新時代に即応した情報革新都市として異彩を放つ
・平和都市として世界へ命の尊さを発信していく
という構図です。
このことが【日本全国から人を吸引できる原動力がある都市】
として、魅力的な町になっていくと思います。
墨田区政60周年を迎え、決意を新たに歩みだす墨田区政に対する
区長の所見をうかがいたい。
あそう あきこ
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