あそうあきこの活動日記

【無所属】元 墨田区議会議員あそうあきこの活動情報「レッツトライ!すみだ」

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初心忘るべからず

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私の母校武蔵野女子大学(現在武蔵野大学)には、
正門と北門に聖語板と呼ばれる掲示板があります。
聖語板は、毎月1日に更新されます。
在学中に出会うことができ、卒業後もずっと印象に残っていて、
今でも大切にしている聖語があります。

歌人・国文学者として名高い土岐善麿の言葉です!

ここに 学ぶと 初めて立ちし 校庭の

花の四月の 初心 忘れるべからず


明治末〜昭和において第一線で活躍した、近代短歌史上逸することの
できない歌人であり、国文学者である土岐善麿(ときぜんまろ)
の話は、大学時代によく耳にしました。

しかしながら、国文学においても、大学においても多大な貢献を果たした、
彼の短歌を記した碑、その足跡を知る碑は大学構内にはありません。
毎年4月に掲示される聖語板の言葉でしか、その存在を知ることができません。

私が在学中に、仏教文化研究所の研修生として学ぶ中で、長年大変お世話になり、
ご指導いただきました、山崎龍明先生(武蔵野大学教授・仏教文化研究所所長)
に、不思議に思って、ある時、聞いてみたところ土岐善麿の次のような短歌を
教えてくださいました。


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わがために 一基の碑をも 建つるなかれ

歌は集中にあり 人は地上にあり


「私のために一基の碑をも建ててほしくはない。
 自分の歌は歌集に存在している。
 人は地上に生きているのだから」。

碑を建てることにお金を費やすのなら、大学のために、
教育のために使って欲しい。
土岐善麿の文学者としての気高き姿勢、常に社会に対して貢献
することの大切さを知ることができ、大変感動いたしました。

一年前の本日(4月22日)は、私が出馬した区議選の投票日でした。

「ここに学ぶと 初めて立ちし 校庭の

花の四月の初心 忘れるべからず」

という、土岐善麿先生の願いを肝に銘じて、墨田区のために頑張ります。



土岐善麿

東京浅草生まれ。
明治37年、東京府立一中より早稲田大学英文科に進学。
島村抱月に師事し、北原白秋、若山牧水とは同窓である。
読売新聞に勤務し、ローマ字運動を推進、独特のローマ字短歌を発表した。
また、共に歌壇のホープとして注目され出会うことができた石川啄木と親し
くなり、啄木の死後も遺族を助けて、啄木の名を世に出すことに力を尽くす。
早稲田大学教授。
武蔵野女子大学(現在武蔵野大学)教授。
武蔵野女子大学文学部長として、日本の伝統文化を後世に伝える能楽研究機関
として名高い「武蔵野大学能楽資料センター」設立にも貢献した。

「僕は一人の弟子ももたず、結社もつくらない。芸術において作品行動に
孤行独住する態度は、人間として社会性を持たないことではなく、むしろ
社会人として自己の厳粛さをたもつゆえんである。」(土岐善麿『対話抄』昭和21年)

〔参考文献〕
●早稲田大学図書館報「ふみくら」No.42(1993.10.25) p.14 土岐善麿(1885−1980)
●武蔵野大学能楽資料センター「能楽資料センター紀要第一号」巻頭言・土岐善麿

あそう あきこ

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