続きとして、JKTSさんのブログを通じて気づいた点について、
今後の解決策のために色々な角度から考え続けてきた。
本日は、心のケアの充実について述べる。
JKTSさんと瑠奈チャンとの出会い
JKTSさんのブログの中で、瑠奈チャンという女の子が登場する。
看護師さんになついて、一緒についてくる大変かわいらしい少女
である。
「瑠奈チャン、なにが欲しい?」
というJKTSさんの質問に対して瑠奈ちゃんは
「おうちとママ」
とこたえる。
瑠奈チャンは幼稚園にいて救出された。
瑠奈チャンのお母さんは、瑠奈チャンが大事にしていた
お人形や絵本のリュックと共に、瓦礫の下から変わり果
てた姿で発見されたという。
読みながら、心が締め付けられ言葉が出なかった・・・。
瑠奈チャンは今もお母さんに会いたいだろう。
でも、必死に頑張ろうとしている。
そして、看護師さんの奮闘する姿に感動をする。
子どもはわかっている。
大人の対応を見て、感じ取っている。
私たちは子どもたちに、自分の行動を通じて伝えていく
ことが求められている。
私は今まで避難所でのストレスがかかる被災後の生活、
PTSDの問題に対して、少しでも衛生環境を整えるべき
であると述べてきた。このことは過去の大震災のケース
からも顕著である。
心には包帯を巻けない。
自分で向き合わなければならない心の傷・・・。
長期的視野において、私たちはどう向き合い、痛みを分かち合う社会を築いていくために必要なこととは何か。
この度の大震災でも、父親が亡くなり母子家庭に、両親
を失い震災孤児となった子ども、仕事場にいた父親のみ
が助かり、妻子を失ってしまったなど、その他にも様々な
ケースが生まれている。
仕事を失った人々に対する支援体制の強化と共に、個々
のケースへの対応策を、早急に練らなければならない。
被災を免れた地に住むものとして、冷静に考え、実行に
うつしていくことこそ、重要なことである。
これらの問題を解決に導くために必要なものとは何か。
心のケアについて
今後の日本社会を支えていくべき子どもたちの心を癒し、
その生活を支援していくことは、どんな境遇においても
負けない社会人として育成していくためにもかかせない
ものである。
人それぞれ感じ方はちがう。ショックのあまり、感情を
うまく表すことができない子どもへのかかわり方も重要
課題である。
児童虐待の問題でも述べてきたが、子ども自身が自分の
感情を素直に吐き出せれば周りの大人もすぐに気づきや
すい。
他者に気を遣ううちに、声に出せず、長い間、心の内に
隠して自分でも気づかない場合がある。
それが、ある時、何かのきっかけで、それが表面に出て
きて、苦しみ悩む原因となることもある。
自分では気づかない内に、深層心理の中に組み込まれて
いるのである。
自分を責め、何で自分だけが生き残ったのかと・・・。
亡くなった人の分まで生きなくてはと思うかもしれない。
楽観的に考えようとしても考えられない心情の時もある。
一度深い谷底に突き落とされ、一筋の明かりも見えない
状態になってしまうかもしれない。
当然であるが、受けた苦しみは本人にしかわからない。
どんなに共感しようと思っても他者はできない。
しかし、傍らに寄り添い、信じ続けていてくれる存在が
いてくれていることを発信することで救われる心もある。
決して、誰かの分まで生きよと教えるのではなく、与えられた
自身の人生を生きていくために、他者との共生をはかり、助
け合い生きていくことを伝えていくことが必要ではないか。
子どもたちが、生きている事実を受け止め、かけがえの
ない自分だけの人生を悔いなく全うできるための支援を、
推進していくべきである。
テレビで流れるニュースで、おびえる子どもの状態も続出
している。
私のもとにも相談が寄せられている。
被災地以外でも、今回の大震災の影響は子どもだけでな
く、大人の心身にも影響を及ぼしている。
実際に多くの地域で、子どもと一緒に大人も揺れを体験
した。親は心配で連日ニュースを見るようになる。
的確に情報を集め、子どもの身を守るべく、対策を練る
必要があるからであり、当然の心情である。
子どもは敏感に感じ取り、自分の目の前で起きているか
のような錯覚を受けてパニックになりやすい。
親も初めての出来事なので、過呼吸になったり、子ども
の前であせりがちになったりしたケースが多々ある。
実際に私の友達も子どもの検診で訪れた病院で、津波が
来るという声に驚き、外から逃げ惑ってきて高台に避難
しようとした人々の渦の中に巻き込まれ、貧血を起こし、
過呼吸も起こした。
冷静にといわれるが、大人でも予期せぬ事態に対して、
心がついていかない場合もある。
不安は不安を呼ぶ。
まず、お母さんに申し上げたいことは、
不安になっている子どもを思いっきり抱きしめてあげること。
「大丈夫だよ」という一言が大切である。
子どもが不安を敏感に感じることは、それだけ自身の命を
守るためにどうしたらいいかという、危険察知能力が働い
ていることに他ならない。
被災地以外の心のケアと大人が果たすべき役割
被災地以外の大人が、子どもたちにできること
・自然な生活のリズムを取り戻す手伝いをすることである。
このことは、最も大切なことである。
・年齢に応じて、子どもが発する問いかけに対して出来る
限り答えてあげること。子どもと向き合うことが大切である。
・親子で防災に対して日頃から話し合うこと。
すなわち、災害イマジネーション能力を高める時間を設けて
ほしい。
私は、今までも言い続けてきたが、学校で、家庭で、道で、電車
の中で、その他様々なケースで災害は襲ってくる。
その時、その場で、どういう対応をとったら、自身の生命を守れ
るのかということを考えておくことが大切である。
このことは、子どもだけでなく大人の場合にも当てはまる。
また、ニュースで、原子力発電所の風評被害で自殺された農家の
方の痛ましい心のうちについて、報道されていた。
丹精をこめて一生懸命に育てていた野菜が売れなくなる。
言葉にあらわすことができない慟哭だと思う・・・。
これからも様々なことが起きてくるだろう・・・。
私たちは、経済活動を活発化させていくことも視野に入れて、
日本再生のために、いま自分が何をすべきかを考え、行動に
うつしていくべきであると思う。
また述べていく・・・。