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江戸時代の『暦便覧』には、 「万物発して清浄明潔なれば、此芽(このめ)は何の草としれるなり」 と記されています。 「清浄明潔」を略して「清明」(せいめい)というそうです。 イメージとしてとてもキレイな言葉だなぁと思いました。 ◆「清浄明潔」(せいじょうめいけつ) 意味:すべてが清々しく美しくて明らかなこと 暦の上ではあたたかさを感じますが、昨日はとっても寒かったですね。 少し前から花冷えだなぁと思っていたら、なんと雪が降りましたね。 本当にビックリしました! ふと、雪を見ていたら 紀貫之の和歌 を思い出しました。 霞たち 木の芽も春の 雪ふれば 花なきさとも 花ぞ散りける この歌は早春を背景として、まだ花が咲いていない状態のふくらみかけた木の芽に 春の雪がふわりふわりと花のように舞い降りて散っていく、そんな情景を詠んだ歌です。 この歌の他にも、雪を花にたとえて詠んだ和歌はたくさんあります。 今よりも季節は少し前の情景ですが、素敵な情景で好きな歌なので、ご紹介しました。 昨日に比べて、本日はあたたかさが戻ってきましたね。 桜の花が散り、川を流れゆく桜の花びらを見て、一首詠みました。 儚く(はかなく)も 別れのときと 知りながら なお美しき 花筏(はないかだ)かな ◆花筏(はないかだ) 意味:散った花びらが水に流れていく様子 もうすぐ、入学式のシーズンですね。 春の訪れは心地よさと共に、たくさんの思い出をよみがえらせてくれます。 皆様も進学、就職、新しい仕事など、様々な岐路に立っていらしゃることと存じます。 私も新たな思いと共に出発いたします! あそう あきこ
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文学/読書
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ニュースで桜前線の話題を耳にする季節になりました。 |
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春分を過ぎ、はちみつ色のあたたかな光がいっせいに |
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今日は春分の日ですね。 |



