母 校/恩 師
[ リスト | 詳細 ]
|
◎出典:上記写真「九条武子さん」 龍谷大学人間・科学・宗教オープンリサーチセンターHP 私は大学時代に九条武子さんのことを知りました。 上記の短歌は一番印象に残っているものです。 彼女が孤独の生活を送る中で、自然と心に湧きあがってきた 心情だったと思います。 「自分と向き合う強さを身につけたい」。 そんな思いからの一首だったのではないでしょうか。 彼女が言うように「自分を理解してくれている人がいる」、 そう思うだけで、とても心は強くなれますね。 この一首を思い出すたびに、自分のことを支えてくれている方々 への有難さを心底実感することができ、明日も頑張ろうと思うこ とができます。 そして、彼女の作品から伝わってくる豊かな感性、強い意思、 行動力を感じる時、金子みすゞさんの作品を流れているあたた かなまなざしを思い出します。 人知れず心が癒されていることを感じます。 関東大震災と九条武子今年も9月1日に、東京都慰霊堂において「関東大震災・都内戦災遭難 秋季慰霊大法要」が行われます。 失われた尊い命の存在を考える時、九条武子さんの存在を思い出します。 大正12年(1923)9月1日の関東大震災で九条武子さんも被災します。 彼女は運よく一命を取りとめた後、全壊した築地本願寺の再建や震災による 負傷者・孤児の救援活動など、様々な慈善事業を推進しました。 上記写真:あそかの花〔ムユウジュ(無憂樹)マメ科〕あそか病院HPより 1930年、九条武子の随筆・詩歌集「無憂華」の印税を基金に充てて、
「あそか病院」が設立された。 あそか病院という名称もその無憂華(サンスクリット語・あそか、和名・無憂樹) に因んでつけられた。菩提樹、娑羅樹とともに仏教三聖樹の一つとされる無憂樹。 多くの人々に、病などの憂いを無くしてさしあげたい・・・。 この願いがあそかという病院名にこめられている。 ◎出典:あそか病院HPより ☆九条武子(くじょう たけこ)さん◎出典:上記写真「九条武子さん」あそか病院HPより 明治20(1887)年10月20日〜昭和3(1928)年2月7日 歌人、教育者。旧姓は大谷。京都生れ。 京都西本願寺法主大谷光尊(こうそん)の次女。 大谷光瑞(おおたにこうずい)の妹。九条良致(よしむね)の妻。 明治42(1909)年、男爵九条良致に嫁ぎ、夫とともに渡英したが、 翌年単身帰国。 以来、十数年もの独居生活を送る。その生涯を通じて慈善事業につとめる。 仏教婦人会の創設や京都女子高等専門学校(京都女子高専。現、京都女子大) の創設に携わる。 歌人としては、佐々木信綱に師事し「竹柏会」に入門。 与謝野晶子、柳原白蓮と交流を持つ。 随筆・詩歌集『無憂華(むゆうげ)』がベストセラー。 歌集『金鈴(きんれい)』、『薫染(くんぜん)』、『白孔雀(しろくじゃく)』など。 昭和3(1928)年2月7日、敗血症のため原宿の磯部病院にて死去。 享年42歳。 築地本願寺と武蔵野大学私の母校の武蔵野女子大学(現在、武蔵野大学)創立者 高楠順次郎博士(1866〜1945)は国際的仏教学者です。 この武蔵野大学と大変縁の深い築地本願寺には、学生時代に よく合宿や勉強会などで訪れました。 私にとって大変なつかしい場所です。 ☆築地本願寺内にある九条武子の歌碑「おおいなる もののちからにひかれゆく わがあしあとの おぼつかなしや」☆高楠順次郎博士◎出典:上記写真「高楠順次郎博士」武蔵野大学HPより 武蔵野女子大学(現在、武蔵野大学)の創立者。国際的仏教学者。 高楠順次郎博士は「仏教精神を根幹とした人格育成」を理想に掲げ、 女子教育の必要性と女性の社会進出を肯定的に考えた先覚者である。 ◎参考文献・資料 ・『九条武子 ― その生涯と足跡』籠谷 真智子著(淡交社) ・『しあわせの言の葉』山下景子著(宝島社) ・『日本女性人名辞典』(日本図書センター) ・『日本女性文学大事典』(日本図書センター) ・『詩歌人名辞典 新訂第二版』(日外アソシエーツ株式会社) ・築地本願寺HP http://www.tsukijihongwanji.jp/ ・あそか病院 HP http://www.asoka-hp.or.jp/ ・武蔵野大学HP http://www.musashino-u.ac.jp/ao_general/organization/index.html ・京都女子大学HP http://www.kyoto-wu.ac.jp/ ・龍谷大学HP http://www.ryukoku.ac.jp/ ・龍谷大学人間・科学・宗教オープンリサーチセンターHP http://buddhism-orc.ryukoku.ac.jp/ja/links_ja.html あそう あきこ
|
|
|

- >
- 芸術と人文
- >
- 文学
- >
- ノンフィクション、エッセイ

- >
- 芸術と人文
- >
- 文学
- >
- ノンフィクション、エッセイ





