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桜前線が北上していますね。
春爛漫で日中は暖かですが、朝晩は寒いですね。
皆様は体調を崩されていませんか?
今日も春の花に出会いました。
ヤマブキ(山吹)です。
道路の脇に群れをなして、黄金のように光輝いて咲いていました。
可憐でありながらも凛とした姿から想像して、
「気品がある、崇高」 という花言葉が生まれたのでしょうか。
絵の具に「やまぶき色」という色がありましたね。
急にスケッチをしたくなりましたが、時間がなかったので出来ませんでした。
とても残念でした。
機会を見つけて、写真を見ながらになってしまいますが、
春の彩り豊かな花々を描きたいなぁと思います。
山吹に出会えた感動をそっと心にしまって、歩きだすと、
ふと、 彫刻家であり詩人でもあった
高村光太郎(たかむら こうたろう)
の詩が頭に浮かんでまいりました。
『道程』(どうてい) 高村光太郎
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄(きはく)を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
この詩は小学生の時に叔母(宣子)から教わりました。
自らの意志を貫き、凛とした姿勢で生きる叔母は、
私の憧れであり叔母というより、年の離れた姉のような存在です。
自然を「父」として、自らを律し続けた高村光太郎。
彫刻のように研ぎ澄まされた感性で綴られた詩たち。
叔母の高らかな朗読で出会えた、『道程』。
今でもこの詩を読むたびに、心が凛として引き締まります。
私の前に道はない!
私の後ろに道は出来る!
あそう あきこ
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