本日は「米飯給食」について述べます。
現代の日本では、昔と比べ、ご飯を食べる量が減り肉や油をとる量が増加した。
米とちがい肉や油は、日本で大量につくることができない。
よって、輸入が増え、食料自給率が下がった。
約40年前の日本の食料自給率は70%台、現在の食料自給率は40%である。
米の消費量が減り、食料自給率が下がったことにより、生活習慣病が増加した。
例として、糖尿病患者は、この50年で50倍になった。
適切なエネルギー量、栄養のバランスをとりやすく、生活習慣病の予防と改善に
役立つのが、「ごはん中心の食事」である。
ごはんは量のわりにエネルギーが低く、消化や吸収がゆるやかで、体脂肪の合成を
促す「インスリン」ホルモンの分泌が刺激されず、太りにくいという利点がある。
また、脳の働きと「ごはん」は密接なつながりがあります。脳のエネルギーとして、
唯一使われるのがブドウ糖である。
「ごはん」には、ブドウ糖になる炭水化物が多く含まれている。
就寝中にも体のエネルギーが使われ続け、起きた時にはエネルギーの補充が必要と
される。
朝食は体を目覚めさせてくれる役割があり、朝食をとると体温が上がる。
朝食をぬくと、なかなか体温が上がらない。朝食に「ごはん」が最適と言われるのは、
ごはんを食べると「脳が活発に活動する」からである。
よって、子どもたちの健やかな成長を守るためにも、「ごはん」はかかせないもの
だということがわかる。
〜上記写真は「稲の花」です!〜
写真:「体験 稲づくり」より
墨田区において、「完全米飯給食」を実施する価値があると思う。
現在の米飯給食の回数と完全米飯給食にできないのならば、その理由を教えて
いただきたい。
墨田区では、バランスの取れた食を追求し、学校給食に取り組まれている。
墨田区は山形県高畠町と交流をはかり、墨田区へ高畠町のお米が学校給食で使用され、
その他にも、特色ある給食の取り組みが行われている。
墨田区の「給食への取り組み」の姿勢についてお聞きしたい。
写真:「米次郎にいさんのごはんわくわく道場」ごはん王編より
日本人古来の食を取り戻すことが大切!
「哺乳動物の生活を知ることが必要であり大切なことである」
サルの仲間がどういう生活をしているか考えることであり、知ることが大切である。
このことは、「動物としての生活を整える」ことであり、ヒトとしての知恵をしっ
かりと身につけなくてはいけないということである。
いま「動物としての生活を整える」ことが欠落してしまっている。
一昔前だったら、当たり前のことであるが、現代日本においては、当たり前のこと
ではないという事実を、まず知ることが大切である。
◎出典:『自然にかえる子育て』真弓定夫(著)芽ばえ社
「住んでいる所の食べ物を食することが原則である」
4000種類を越える哺乳類について調べてみると、動物が発生した場所にずっと住み続ける。
発生した場所の食べ物を取り続けていることがわかる。
例えば、パンダは中国の山で笹の葉を食べる。
コアラはオーストラリアの草原でユーカリの葉を食べる。
ここから先祖代々とり続けた食べ物であることがわかる。人間だけ違ってきてしまった!
サルの仲間は、温帯から亜熱帯、熱帯にかけて発生し、そこで生活している。
よって、ヒトは「温帯、熱帯に住む動物」であることがわかる。
その点、日本は恵まれており、本州、四国、九州、沖縄のヒトは、本来の生息地でずっと
生活することができ、唯ひとつだけ、北海道は住めない場所であった。
サルが居ない場所には、ヒトは住むことができない。
カナダやヨーロッパなどの場所にはサルは生息していない。
サルが住めない場所の食べ物と、本来のヒトの食べ物とはしっかりと分けて考える必要が
ある。
そのヒトが住めない場所に、ヒトが住めるようになったのは、50万年前からヒトが火を使
い出してからである。
しかしながら、火を使うことは、明らかに自然に反する。サルが住めない水が少なく気候
が寒い場所では、ヒトが食べてきたものを得ることはできない。
よって、パスタ、パン、牛乳、肉などを食べる環境になっていったのである。
フランス料理に数百種類を越えるソースがあるのは、調味料を工夫して食べる必要が生じ
たためである。
日本の場合は、塩、みそ、しょうゆ、酢を必要としている。
子供たちの心の面の成長において、このことは大変役立つのである!
◎出典:『自然にかえる子育て』真弓定夫(著)芽ばえ社
写真:「八十八は自然の恵み 第三巻」より
日本人本来の食べ物である「ご飯」食の推進
本来の生息地の食べ物である「米」を多く取ることを目指す。
ご飯、うどんの水分は約60〜70%、パンやパスタの水分は約30%である。
米食だと水分が多いため、食事中に水分が必要ないが、パンやパスタには水分がほ
とんどないので、ジュースなどをとらないといけない。
牧畜地帯の人々は小麦のパンやパスタが合う。草原地帯の人々は、トウモロコシが合う。
真夏の時に、日本人もトウモロコシを食してもよいが、本来の食の自然な法則に反して
くるので、一年を通じて食し続けることはいけない。
なぜなら、アレルギー性疾患や生活習慣病などを異常しやすくなるからである。
◎出典:『自然にかえる子育て』真弓定夫(著)芽ばえ社
〜参考文献〜
・『自然にかえる子育て』真弓定夫(著)芽ばえ社
〔幕内秀夫著〕
・『粗食のすすめ』新潮文庫
・『じょうぶな子どもをつくる基本食』 講談社
・『完全米飯給食が日本を救う』 東洋経済新報社
・『粗食のすすめ実践マニュアル』講談社+α文庫
・「粗食のすすめ旬のレシピ 1 春号」東洋経済新報社
・「粗食のすすめ旬のレシピ 2 夏号」東洋経済新報社
・「粗食のすすめ旬のレシピ 3 秋号」東洋経済新報社
・「粗食のすすめ旬のレシピ 4 冬号」東洋経済新報社
・「粗食のすすめ 春のレシピ集」 東洋経済新報社
・「粗食のすすめ 夏のレシピ集」 東洋経済新報社
・「粗食のすすめ 秋のレシピ集」 東洋経済新報社
・「粗食のすすめ 冬のレシピ集」 東洋経済新報社
〔金子弘美著〕
・『給食で育つ賢い子ども』ソトコト新書
・『食の未来の先駆者たち―食文化再生、食育、そしてスローフード』コープ出版
・『本物を伝える日本のスローフード (岩波アクティブ新書) 岩波書店
・『フードクライシス 食が危ない! 』ディスカヴァー・トゥエンティワン
・『創造的な食育のワークショップ』岩波書店
・『「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活』鈴木猛夫(著)藤原書店
・『食べ方で地球が変わる―フードマイレージと食・農・環境』
山下 惣一 (編集), 鈴木 宣弘 (編集), 中田 哲也 (編集) 創森社
・『子どもの栄養と食育がわかる事典』成美堂出版
・『明日からの「子どもの食育」にすぐ役立つ本』「食生活」編集部・編(カザン)
・『図解 食育』藤沢良知(著)全国学校給食協会
・『企業とつくる食育』藤川大祐(編)NPO法人 企業教育研究会(著)教育同人社
・「ijyu info」付録ジュニア農林水産白書2008
・「墨田区食育推進計画」(平成19年6月墨田区)
・「ごはんミュージアムマガジン」(2008Aug−Sep)
〔JA全中〕
・「あらためておいしいごはんを炊いてみる(炊飯のコツ・決定版)」
・「おかわりがほしくなるごはんじゃワンのなるほどお米百科」
・「JAごはん帖」
・「米次郎にいさんのごはんわくわく道場」健康道場編
・「米次郎にいさんのごはんわくわく道場」課外授業編
・「米次郎にいさんのごはんわくわく道場」ごはん王編
・「育てる・食べる・育つ お米が実った」
・「体験 稲づくり」
・「パックンマックンの英語で作ろう朝ごはん」
・「カラフル五色は元気の素 第二巻」(JA全中 農林水産省「平成19年にっぽん食育推進事業」)
・「八十八は自然の恵み 第三巻」(JA全中 農林水産省「平成19年にっぽん食育推進事業」)
・「40歳からのごはんメニュー」
・「美味しい給食レシピ」
・「ごはんの達人」
・「朝ごはんからはじめよう。」
・「元気になる晩ごはん。」
・「家族に効く、朝ごはん」
続く・・・
あそう あきこ
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