季節のなかでいちばん喜びをもたらしてくれるのは―夏であり、秋であり、冬であり、春である ウイリアム・ブラウン『喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束』ターシャ・テューダー(絵)メディアファクトリーから引用 アメリカの絵本作家ターシャ・テューダーは、『喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束』で、自分が愛した言葉たちを集め、ぬくもりのある水彩画を描きました。
この絵本には、彼女が子ども時代を過ごしたコネティカット州レディングの家が描かれ、彼女がかわいがっていたコーギー犬、孫や友人、子ども時代のターシャも登場します。 生涯を通じて、喜びを創り出し続けたターシャ・テューダー。 いつも、ちりばめられた珠玉の詩文たち、ターシャの絵を見るたびに、疲れ果てた心も癒されます。 あっという間に季節は過ぎ行き、神無月を迎えました。 皆様はいかがお過ごしですか? 先日、区民文教委員会の視察で岩手県と福島県に行ってまいりました。 視察については、後日ご報告したいと思います。 本日は「一般質問の成り立ちの続き」について述べたいと思います。 (2)大人のための絵本展示会について次に、「大人のための絵本展示会」についてです。 作家の柳田邦男は心の病を患い自殺した息子の死から、自分自身もうつ状態になり、 ある書店で無意識のうちに絵本のコーナーに立ち寄り、少年時代の自分を思い出し、 それ以来、絵本のとりこになったそうです。 柳田邦男は「生きていくうえで一番大事なものは何かといったことが、絵本の中に かかれている」、「絵本は人生に三度に分けて読むべきものだ」と主張しています。 この「人生に三度読む絵本」とは、「自分が子どものとき読む、子どもを育てる育児 の時に読む、自分が人生の後半に入った時に読む」ということであります。 文字が読めないほどに辛い心情の時でも、絵本には音があり色彩があふれています。 暗く沈みこんだ心にも、静かに染み込み、癒してくれる絶大な力を持っています。 大人が子どもに読み聞かせることによって、子どもに想像力を育み「生きる力」を 授けてくれます。 行き場がなくなった心を、癒し続けてくれた絵本のもつ力の素晴らしさを私も体験して います。多くの区民の方々との出会いの中でも、心身ともに疲れている人々が多いこと に気づかされ、少しでも心安らぐような区民サービスの充実が求められていることを、 切に感じる出来事が多々ありました。そこで、大人が絵本を身近に置き、子どもと共に 楽しみ、親しんでいく環境づくりが大切であり、ぜひ区のイベントの中に絵本を積極的 に組み込んでいただきたいと思います。 例えば、「すみだ やさしいまち宣言」PR展においても、区民の心を和らげる様々な取 り組みがされてきていますが、今後、「大人向けの絵本の展覧会」を行なってみてはど うかと思いますが所感を伺いたいと思います。 〜追 伸〜 私が大学時代に脳死について研究していた時に出会った一冊の本。 それが『犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日』柳田邦男(著)でした。 柳田邦男氏の親として息子の苦しみを理解できなかった苦しみ、 臓器提供にいたるまでの慟哭の思いが綴られています。 苦しみ、絶望のどん底にいた柳田氏の心を救ったのが絵本でした。 ぜひ、絵本の持つパワーを感じてください。 お気に入りの一冊、心に響く出会いがあることを心から願っています。 以下は私の「本、読書関連の過去ブログ」です。ご参照ください。 ◎出会いは別れへの序章http://blogs.yahoo.co.jp/akiko_miyu/9054930.html↑ (祖父との思い出、『いつでも会える』菊田まり子(文・絵)学研 を紹介しています。) ◎参考文献 ・『大人のための絵本ガイド 心を震わす感動の絵本60』金柿 秀幸(著) ソフトバンク新書 ・『砂漠でみつけた一冊の絵本』柳田邦男(著)岩波書店 ・『読む力は生きる力』脇 明子(著)岩波書店 ・『物語が生きる力を育てる』脇 明子(著)岩波書店 ・『絵本の力』河合隼雄・松居 直・柳田邦男(著)岩波書店 ・『ファンタジーの魔法空間』井辻朱美(著)岩波書店 ・『絵本やの日曜日』落合恵子(著)岩波書店 ・『物語と人間の科学―講演集―』岩波書店 ・『みんな、絵本から』柳田邦男(著)石井麻木(写真)講談社 ・『読む力・聴く力』河合隼雄・立花 隆・谷川俊太郎(著)岩波書店 ・『昔話と日本人の心』河合隼雄(著)岩波書店 ・『笑いの力』河合隼雄・養老孟司(著)岩波書店 ・『児童文学論』L・Hスミス 石井桃子(訳)岩波書店 ・『心の深みへ―「うつ社会」脱出のために―』河合隼雄・柳田邦男(著)講談社 ・『こころと人生』河合隼雄(著)創元社 〜おススメの絵本〜 ・『いつでも会える』菊田まり子(文・絵)学研 ・『100万回生きたねこ』佐野洋子(作)講談社 ・『1000の風 1000のチェロ』いせひでこ(文・絵)偕成社 ・『大きな木のような人』いせひでこ(文・絵)講談社 ・『アンジュール ある犬の物語』ガブリエル・バンサン(作)BL出版 ・『しあわせってなあに?』葉祥明(絵・文)自由国民社 ・『ジェイクのクリスマス』葉祥明(絵・文)自由国民社 ・『さよならエルマおばあちゃん』大塚敦子(写真・文)小学館 ・『夜にみちびかれて』ロイス・ダンカン(文)スティーブ・ジョンソン&ルー・ファンチャー(絵)
BL出版
・『ちいさなあなたへ』アリスン・マギー(文)ピーター・レイノルズ(絵)主婦の友社・『ねこのき』長田弘(作)大橋歩(絵)クレヨンハウス ・『喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束』ターシャ・テューダー(絵)
メディアファクトリー
まだまだ、たくさんありますが、随時ご紹介してまいります。平成21年度 墨田区議会 第3回定例会“ 9月9日(水)”墨田区議会映像中継(録画中継)です。私の一般質問をご覧になれます。本会議(9月9日)における私の一般質問録画中継がご覧になれます!↓http://www.gikaitv.net/dvl-sumida/2.htmlあそう あきこ
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教育関連(図書館含む)
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【思いやりある学校づくり経費】の「ステップ学級運営」「スクールソーシャル ワーカーの配置」【いじめ・不登校防止対策経費】の「スクールカウンセラーの全小 中学校配置等」【すみだスクールサポートセンター運営事業費】などについて伺う。 「不登校の件数」は、平成19年に小学校28人、中学校110人が、平成20年では 小学31人、中学120人となっている。 不登校の基準は年間30日以上の欠席者であるが、保健室登校も含めれば潜在的には、 もっと多い数になる。 不登校になる原因は様々であるが、いじめや不登校を未然に防ぐために有効であり、 「全小中学校にカウンセラーを増やす」方向で取り組んでいることは評価する。 今後、私も拡充すべき点だと思うが、スクールカウンセラーの存在によって、現在 どのような成果があらわれてきているのか伺いたい。 また、「すみだスクールサポートセンター」とステップ学級の連携を強化し、子供が もとの学校に戻れるような支援体制を作っていくことは大切なことだと思う。 墨田区の中で増え続けている不登校の子供たちの現状を把握し、なぜ不登校が増えてき ているのかを的確に見極め、その原因となる根本の改善に努め、問題解決のために進ん でいくことが必要となってくると思う。 そこで、【思いやりある学校づくり経費】の内訳を具体的に教えていただきたい。 また「子供と親の相談員」と「不登校を未然に防ぎ、早期発見、早期対応のための相談員」 とは、どのような体制でどのような対応を心がけていく方向であるのかお聞きしたい。 先ほどの答弁から「スクールカウンセラーの存在によって着実に成果があらわれ、 子供たちの心の支えとなって活躍している」ことは大変素晴らしいことだと思った。 子供が不登校になってしまったことで、親自身が自分を責め追い詰めているケースが多々 見られる。悩みを誰にも話せずに苦しんでいる状態を救うためにも「子供と親の相談員」 は必要だと思う。 あそう あきこ
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