あそうあきこの活動日記

【無所属】元 墨田区議会議員あそうあきこの活動情報「レッツトライ!すみだ」

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本日は一般質問「3.不登校の問題を通じて考える命の大切さ」

について掲載いたします。

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『動物たちが開く心の扉−グリーン・チムニーズの子どもたち−』
大塚敦子著  岩崎書店
児童養護教育施設である「グリーン・チムニーズ」における体験ルポ。
[本書の扉より引用]
動物たちは、子どもたちのいちばん優しい部分を引き出してくれる。
表向きはどんな問題児のレッテルを貼られた子であっても。
慈しむ心 ― それは、誰もが内に持っている宝物なのだ。
著者はフォトジャーナリストでパレスチナ民衆蜂起、湾岸戦争などの国際紛争
を報道した大塚敦子さん。近年はアメリカを舞台に死と向き合う人々の生き方、
自然や動物との絆がもたらす癒しなどをテーマに取材を続けている。

児童養護教育施設「グリーン・チムニーズ」

最初に、子供の心を癒す施設であるアメリカ・ニューヨーク州にある
全寮制の児童養護教育施設「グリーン・チムニーズ」をご紹介いたします。

この施設では、精神障害、自閉症、心身喪失、親からの虐待やドラッグ、
アルコール依存などで傷ついた6歳から21歳の子供達の約100人が
AAT(動物介在療法)を受けています。
精神科、小児科の専門医、セラピストやカウンセラーが、犬・猫・馬・
ヤギ・アヒル・豚・小鹿・鷹など、400頭近い動物たちとのふれあいを
通して、自然に恵まれた環境の中で子どもたちの心の回復に努めています。

ここに連れてこられる動物たちも、やはり虐待を受けたり捨てられたりし
た動物たちです。
子供たちは、動物たちと係わってふれあいを持つことによって、自分の
心の傷を癒し、自立していく過程を学びます。約2年間の滞在で社会復
帰できるまでになるそうです。
動物介在療法のリーダーの一人で、「グリーン・チムニーズ」創設者の
サミュエル・ロス博士の言葉をご紹介いたします。

「心の傷ついた子ども達には、本当の強さを教える必要がある。
本当の強さとは弱いものをいたわる心。
動物と接するのはそんな心を育てるのに効果的である」

先日、私が所属している区民文教委員会の視察の中で

不登校の子供たちをサポートしている「ステップ学級」

を訪れました。
私が感じたこと、墨田区の教育においてどのような形で、不登校の子供たち
と関わっていくべきか、考えたことについて述べます。
ステップ学級では「不登校になってしまった子供たちの心の安定を第一に
大切にしながら、体験学習活動を通じて多くのことを学びながら、適切な
学習支援、基礎学力向上、集団生活において大事な人間関係を構築する手
伝いを担いながら、生きることの素晴らしさを学ぶことができる場所」です。
また、考えが違うもの同士が、生きることを教え、学びあうことが
「学校」の大事な役割の一つだと考えています。
現代の病理ともいうべき「不登校」の問題は、大きな社会問題になっています。
子供たちが不登校になったきっかけは、様々な要因があるかと思います。
私は不登校の子供たちにその後の人生をあきらめて欲しくないのです。
子供たちの身の上に起こっている様々な出来事を、悲観的に捉えることは簡単です。
しかしながら、不登校の時間を子供たちの人生を考える上で、貴重な経験の一つ
として考えてみることも大切ではないでしょうか。
不登校の子供たちは、自分を必要として自分を支えてくれているという
実感が持てる存在を求めています。
墨田区で生まれ育った子供たちを、両親、兄弟以外に、地域全体で見守り育て
ていくことが、いま痛切に求められているのです。
子供たちの経験を積み重ねるごとに増えていく心の引き出しは、
今後も増えていくことでしょう。
必ずや、たくさんの経験は人生の随所において必要な時に開かれ、進むべき道を
照らし出してくれる、かけがえのない宝物になると信じています。

ステップ学級のPR活動

これから私は、彼らが自己と闘いながら、懸命に自分の道を見つけようとしてい
ることを、墨田区民の皆様に伝えていく活動を展開して行きたいと思っています。
彼らが自己回復と共に、墨田区の一員として、墨田区のために様々な活動に取り
組んでいる姿を、墨田区のホームページや広報などを通じて、もっと発信してい
く必要があると思います。

墨田区のホームページ上に掲載されている内容では、区民の皆様に「ステップ学級」
の存在を理解していただく上で、情報が不足していると思われます。
ホームページ上の教育の項目の中で、ポツンと寂しげにある相談窓口という
形ではなく、独自のホームページを作成して、彼らの活動を少しずつ区民の
皆様に伝えていくことも必要ではないでしょうか。
また、不登校問題に子供と共に闘っている「熱意あふれる先生方」の存在も
クローズアップしていくべきだと思います。

教育委員会への要望

教育委員会は「すみだの子ども像」において、ふるさと「すみだ」を理解し
「すみだ」の一員としての自覚と誇りをもち、「すみだ」の発展を願い、
多くの人々と協働して21世紀を創造する子どもを掲げています。

不登校問題に対して、墨田区の教育委員会において、どのような形で指導を
していく方向で教育プランを練っているのか、お聞きしたいと思います。
また、「ステップ学級やいじめ安心サポート室」で奮闘している現場の声を
委員会としてしっかりと受け止めて、支援していただきたいと思います。

「ステップ学級」において、農作物の命を守り、懸命に育てることができる
子供たちに、今度は「動物とふれあう時間を持つ」ことを提案いたします。
子供たちの心を癒すプログラムの中に「動物たちとのふれあい」を充実させて
いただきたいのです。

命の大切さを教えていく第一歩

私は墨田区に捨てられた犬や猫たちの命を尊重し、地域で守っていくこと
こそ子供達に対して、命の大切さを教えていく第一歩となると考えています。
私の経験上から申し上げますと、私は幼い頃から多くの犬や猫たちと暮らして
まいりました。
学校で嫌なことがあっても、彼らとふれあえば悲しい気持ちを忘れることが
できました。
彼らはただひたすら、私の傍らにいて励まし続けてくれました。
私に向けられる温かな眼差し、ふかふかの毛に包まれ規則的に打つ優しき心臓
の音を、私は今でもハッキリと思い出すことができます。
また、彼らの世話をする中で「自分は必要とされている。だから、しっかりと
生きて頑張らなくてはいけない」という気持ちになることができました。
そして、私は彼らから年齢順に死が訪れるのではないことを学び、「生と死」
について考える機会を持つことができました。

生きるとは何か

「生きる」とは色々な変化の連続です。見た目には過酷に見えることも、
自分を成長させてくれるかけがえのないものです。
無駄なものは何一つありません。
私たちが気づかなくても、たくさんの自然に生かされているからこそ、
今ここで話をすることができているのです。
本当に有難いことです。
この「有難う」は「有難し」という言葉が変化したものです。
意味は「存在することが困難である」ということです。
人が生まれ、その後も生き続けるということは、本当に稀なことです。
だからこそ、出会うことができた全てが素晴らしいのです。
私は、子供たちに「生きている歓び」を感じてもらいたいのです。
この思いは、私の人生を振り返った時に、墨田区議として様々な活動を通じて、
出会うことができた人々との交流を通して実感した思いです。

小さな行動の積み重ねが大きな力を生み出す

「命を救うこと」、それは本当に大変なことです。
人間の力には限りがあります。
とても傲慢なことなのかもしれません。
でも、目の前で困っている状態の方がいたら、瀕死の動物がいたら
手をさしのべる。せっかく生まれた命を守っていくことこそ、もっとも
大切なことなのではないでしょうか。動物たちの命を救うことは、同時
に自らの命の重さを知ることなのではないでしょうか。

私は、「小さな行動の積み重ねが大きな力を生み出す」と信じています。
他者の命を思いやる心が、世界に広がっていけば紛争もなくなるのではない
でしょうか。
平和な未来を創造する第一歩は、みなさんの心の中にあります。
たった独りで決断して実行していくことは、大変難しいことです。
だからこそ、 たくさんの方たちの善意とお力が必要なのです。動物たちの命
を救う活動が、墨田区にとどまることなく日本全域に広がっていってほしい。

区議として区民の皆様の願いを届けたい

「声を出せないものたちの願いを届けていく」ことは、
今まで動物のことだから意見を言いたくても言えないで諦めていた  
区民の皆様の願いでもあります。
このような願いを代弁して提言し、実現する方向に努めていくことこそ 
 区議会議員の役目であると思っております。 
これからも、「墨田区における人と動物との共生について」 
質問をしていきたいと考えています。
ご静聴ありがとうございました。 

続く・・・・・・・

追伸:グリーンチムニーズについて(補足)

昨今の日本で起きている耳を疑いたくなるほどの衝撃的で凄惨な事件の数々。
なぜ、自分の感情をコントロールできないのか。
なぜ、人を殺してはいけないのか。
なぜ・・・?という問いかけがたくさんある気がいたします。
大塚敦子さんのあとがきを引用します。
大塚さんも、子ども達の闇の部分に隠されているもの凄惨な事件の根っこに
あるのは、つながっていると指摘されています。
大塚さんのあとがきより。
グリーンチムニーズでは、虐待を受けた子どもが将来加害者となる可能性を
断ち切るのと同時に、このまま何も手を打たないでいたら、いつか人を傷つけて
しまうかもしれない子どもたちを、そうならないように導いていく。
実際に虐待や犯罪が起こる前に予防する「早期介入」と呼ばれるこのような
システムは、近年のアメリカでは主流になりつつある。
時間のかかる取り組みだが、効果の高さは広く認識されている。
かつての日本では、地域コミュニティの中に予防の機能があったのだろう。
ほんとうは、行政や施設などのシステムに頼らなくても地域で子どもたちを
支えることができれば理想的だと思う。
だが、残念ながら、いまの都市社会の中ではなかなか難しいのが現実だろう。
グリーンチムニーズのような大きな組織をそのまま日本で実現するのは困難としても、
児童養護施設に一部を取り入れるとか、ミニ・グリーン・チムニーズのような施設を
つくることができれば、子どもたちを救う手だてが広がるのではないだろうか。

あそう あきこ

思考訓練と作文教育

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9月13日の区民文教委員会において、私が発言した

「墨田区の学習能力調査」について述べます。


★思考訓練の大切さと作文教育の推進★

「学習到達度調査」の中で、各学年の全教科合計の正答率を
A〜D層に分けた報告がありました。
その中で、上位層(A層)の児童生徒の共通点を以下のように列挙してありました。

1.ただ単に覚えるのではなく考えようとしている。
2.習ったことを繰り返し練習するなど努力を怠らない。
3.分からないことをそのままにしておかない。

          

そこで、私は子供たちの頭が柔軟なうちに
★「物事を深く考える訓練」
★「作文教育の充実」
についての提案をいたしました。

【 哲学キャンプ 】

9月12日の読売新聞にて、東京大学教養学部が高校生を対象にして、
香川県の直島(なおしま)で【 哲学キャンプ 】を開いたとの記事がありました。

参加者同士の自由討論や島内に散在するアート作品を見学した後、朝早くから
夜遅くまで熱心に討論や思索に打ち込んだそうです。

昨今、日本人は「情緒的で論理的な思考が下手」、「ブームや流行に弱い」と言われますが、

中国哲学が専門の中島隆弘・准教授は、

「物事を考える技術である哲学を学ばず、考える経験に乏しいだけ」と反論し、

「若いうちから思考訓練を積み重ね、深い思考ができる日本人が増えれば、
成熟した日本社会ができる」と言っています。

また、小林康夫教授が老子の逸話が書かれた文章を使って、

「考えることの第一歩は注意すること。
文章中で何か気になる所がすごく大事だ」と強調しています。

教授たちは、高校生の意見に対して間違いや考えが足りない点を指摘し、
違った観点から様々な見方を投げかけ、多面的な思考の重要性を伝えています。

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思考訓練と作文教育について思うこと

墨田区の小・中学生においても思考訓練を積み、作文教育の充実が大切です。
まず、子供たちに

「言葉を書くことの楽しさ、日本語の美しさを知ること」

を伝えていくことが必要ではないでしょうか。
四季がある美しい日本に生まれ育っていく中で、何らかの発見や喜びが
子供ひとりひとりの中にあることと存じます。
教師側から「作文を書きましょう」というと、「書けない、感想がない」と思う子供もいます。
現代社会において、パソコンや携帯電話の普及によって、メールが伝達手段に
加えられて、ペンを持ち文章を書くということが少なくなりました。
しかしながら、メールやブログ上などでは、こまめに文章を書いています。
ですから、子供たちが全く文章が書けないということではないはずです。
作文は「文章を作ること」ですが、

「自分の思いを託す手段の一つでもある」

と教えることが、何よりも大切なことです!
子供たちの中で話題になっている興味関心を第一に大切にして、
作文指導を行っていくことが求められているのではないでしょうか。
様々な文章を書く機会を設定することによって、子供たちに

「書くという行為を身近なものとさせる」

指導が大切なのです。
作文には、報告文、手紙文、意見文、記録文、
解説紹介文(スポーツ、ペット、映画やテレビ番組など)、
短編小説や詩の続きを想像させて書く、自分の好きな言葉から連想し発展させて書く
など、その他にもたくさんあると思います。
日ごろから、短文を書くことは自然と文章に触れる機会が多くなります。

「正しい日本語を使い、文章化して、発表できる力の育成」

について考えていく必要があります。
この力は人間関係を構築する上で欠かせないものです。
他者に自分の思い伝え、同時に意見を聞く力にもつながります。
自らの考えを簡潔にまとめる訓練を子供の頃から培うことは、
自分で判断する力を育成する上でも効果的であると思います。
作文は200字くらいから始めて、400字、600字、800字、1200字
というように徐々に増やしながら、起承転結で書かせることを学ばせていきます。
また、「小説のあらすじ」を要約させることも、効果的であると思われます。

国語だけでなく、社会や理科の記述式問題の無回答率が多く、正答率も低いとのことです。
国語の「書く力」「読む力」「言語についての知識・理解・技能」を充実させることは、
自ずと子供たちの読解力強化にもつながります。
墨田区教育委員会の側からも、
「文章を作成する能力の育成に力を入れて指導していく」という答弁をいただきました。
読解力が向上すれば、全教科においても、良い影響力を与えていきます。
力を入れて取り組んでいくべき教育プランの一つであると思います。
子供の頃から、文章を書くことに慣れておけば、高校や大学受験、就職試験の際に、
小論文を書く上でも、自らの意見をまとめる上でも、必ずや役立つことと思います。
これからも、「国語教育研究」を引き続き行ってまいります。
何か新しい発見、教育プラン、ニュースを入手したら、ご報告いたします!

あそう あきこ

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