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武士道とは・・・
『 死ぬことと見つけたり 』
なんて、いきなり言われたら、、、
ちょっとひいちゃいますよね。(汗;
『葉隠(はがくれ)』という言葉をご存知でしょうか?
これは山本常朝による佐賀鍋島藩の武士の修養書で、
武士道精神 について語ったものです。
実のところ、この『葉隠』について、長い間わだかまりがありました。
『葉隠』は、一部では武芸書や死狂いの書のように語られることもあるようで、
明治以降には大日本帝国軍部が戦闘意欲を高めるためにこれを利用し、
軍人のバイブルとして崇められたのです。
(今年5月、知覧特攻記念館を訪れる機会があり・・・、いろいろと思うところもあり。)
また、三島由紀夫の愛読書であり、
入門書を書き遺し割腹自殺したこととか・・・
近年のナショナリズムの昂揚や国粋主義といったものにも、
言い知れぬ不安を感じてきました。
しかしながら!
今回は目からウロコの作品を紹介します。
『死ぬことと見つけたり』 (隆慶一郎・新潮文庫)
これは、隆慶一郎流の葉隠感をまじえて書かれた歴史ロマン小説です。
死ぬ覚悟で毎日を生きる主人公が佐賀鍋島藩のお家騒動を豪快に解決していくお話デス。
ストーリーにどんどん惹きこまれてしまい、一気に読んでしまいました。
そしてその題名とはウラハラに、
葉隠とは「死に方」の本ではなく、「生き方」の本ではなかったのか?
毎日、死を覚悟して、精一杯生きること。
生きるということは本来、真剣勝負であることを訴えている・・・
ような気がしました。
そして、これと関連して思い出したのが、
アップルコンピュータCEOであるスティーブ・ジョブズ氏の言葉。
『17歳のとき、こんな一節を読みました。「もしあなたが毎日、これが最後の日と思って生きるなら、いつかきっと正しい道に進むだろう」。この言葉は心に深く刻み込まれ、以来33年間、毎朝鏡を見つめて自問自答しています。「もし今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいと思うか?」と。・・・1年ほど前、私はがんと診断されました。・・・おそらく死は生が生み出した唯一最良のものだからです。死は生を変えてくれます。・・・時間は限られています。自分の時間を無駄にしてはいけません。定説に縛られてはいけません。一番大事なのは自分の心と直感に従う勇気を持つことです。・・・』
(『AERA』05年9月19日・朝日新聞社より)
私も、もうちょっと真剣に生きた方がよさそうデス。(汗;
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また、ちょっと話を戻すと、
この武士道精神が、ここのところ注目をあびているようデスネ。
現代の企業人に必要な姿勢↓↓↓とか。
(http://www.be.asahi.com/20060617/W13/20060612TBEH0001A.html)
話題の『国家の品格』でも、
『いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、
民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すこと』
なんてことが書いてありましたネ。
(残念ながらここで取り上げられたのは、『葉隠』ではなく、
新渡戸稲造の『武士道』でした。。。)
武士道精神が必ずしもおどろおどろしいものではなく、
日本人の美しい伝統精神であったという側面も省みる時期に来たのかもしれません。
ただ、過去のあやまちを繰り返さないためにも、
もう少し慎重にこの風潮を見守りたいと思う今日この頃。
『葉隠』については、多くの人が訳書を出していますが、
その受け止め方は様々なようです。
今後、時間をかけてゆっくり理解していきたいと思います。
(今は、葉隠のはの字もわからない状態なので・・・)
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はい、ここからが本題です。
何にもない県、さが県。
佐賀には何があるんだろう?
さが してみよう!
という訳で、
今回は何もない県、さが県の「葉隠精神」についてご紹介しました〜。
九州へおこしの際は、ぜひ「葉隠の里」、「さが」へお立ち寄りくださいませ。
(http://www1.tmtv.ne.jp/~hsh/D21-ookumasigenobu.htm)
※ 単なるプチ郷土愛であり、
難しいことはよくわかりませんので、難しいコメントはお断りします。汗;)
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長い前フリだった・・・。武士道って考え直してもいいと思います。
2006/8/10(木) 午前 7:57
国家の品格、途中で読むのをやめてしまったので、続きを読んでみようと思います。武士道も。
2006/8/10(木) 午前 9:23 [ むーだん ]
えぇ、郷土自慢が目的でした。長い道のりでした・・・汗。
2006/8/10(木) 午後 1:26
Mudangさま:武士道なんて・・・ちょっと気が重いデスネ。いったいいつになったら、葉隠を理解できるのか。。。遠い目・・・
2006/8/10(木) 午後 1:28
昔「ひめゆり平和記念館」に行ったとき、何か思うものがありました。それ以来、毎日を精一杯・・・という気持ちになった気がします。「葉隠」「武士道」私にとっても未知の世界ですが、みんみんさんの記事で興味が出ました。予断ですが、海外で生活していると、どの日本人のなかにも「見えない武士道」を感じるのですが・・・。
2006/8/10(木) 午後 1:59 [ エイジアンナビゲーター ]
国家の品格、4月帰国時に読みました。記事もUPしました。あれがベストセラーというのも恐いですけど、藤原先生が飄々とした人柄なので作者からも惹かれますね。
2006/8/10(木) 午後 3:08
エジナビさま:北京にいる日本人を見ると、しかっりとした意志を持たれたかたが多いように感じますね。やはり海外で活躍するのにも武士道的な要素があるのかもしれません。。。
2006/8/10(木) 午後 9:29
Guifuさま:何事も行き過ぎると怖いですから・・・でも、日本人であることに、やはり誇りをもって生きて行きたいですね。
2006/8/10(木) 午後 9:40
大隈重信が佐賀県出身とは知りませんでした。 早稲田大学卒業生たちの集まり、「稲門会」は北京でも行われてるので、佐賀県人会と合同企画を提案してみてはどうでしょう? 新戸部稲造の武士道は、なぜか周りの中国人が良く読んでます。 実は、彼のことは5000円札でしか知りませんでした〜。
2006/8/11(金) 午前 1:15 [ あまはらし ]
国家の品格ならば読みましたよ。ハラキリやカミカゼが武士道の本質というわけでなく、もののあわれ・儚さを感じ取るセンスを養いたい、、と読んだ覚えがあります。日本の武術はたしなんでおりませんので、あまり武士道は身についていませんが、卑怯を嫌い、高楊枝をくわえる武士の様でありたいと思うことはあります。大隈重信は佐賀県出身なのですね。早稲田大学のキャンパス内にも銅像が建っているそうですよ。
2006/8/11(金) 午前 6:59
宗教をもたない日本人のアイデンティティを考えたとき、その根っこは「武士道」にあるということなんでしょうね。多様化が進む現代。精神的になにかよりどころになるものが必要なんですね。きっと・・・
2006/8/12(土) 午前 8:27
あまはらし様:ええ、佐賀を代表する賢人です。早稲田大学の学生代表は、毎年、佐賀にお墓参りにいらっしゃるという話も聞いたことがあります〜。在北京の大隈重信ファンにもぜひSAGAの会に参加していただきたいですね。
2006/8/14(月) 午後 1:06
すうらい様:いい意味での美しい日本人精神というものは忘れないでいたいものですね。実はズイブン前に佐賀県の大隈重信の記念館に足を運んだことがあるのですが・・・そんな銅像あったかなーなんて、記憶がはっきりしません。汗;
2006/8/14(月) 午後 1:09
Weiyinさま:欧米のまねごとだけではなく、本来の日本の良さを見直すのはある意味必要なことと思います。ただし、風潮に流されることなく、ゆっくりと吟味していきたい問題ですね。
2006/8/14(月) 午後 1:13
武士道というとちょっとストイックで、普通の人には...という感じがしますが、毎日の生活の中で大事にするべきものを大事にしたり、美しいなぁと思うものを愛でたり、儚いものや移り行くものに愛着を感じる、そういう心のことを言うのかなとも思います。
2006/8/16(水) 午後 0:08
武士道という言葉の響き、ちょっと・・・と思ってる人は多いですよね。いろいろ思い込みがあるのかも、ですね。本来の日本人のこころ、その辺にルーツがあるかもしれません。
2006/8/19(土) 午前 3:17
先日、大連から北京に出張し、手にしたタウン誌で知りました。佐賀ご出身との事。私も佐賀で、山本常朝の生家の近くです。タモリもよく佐賀をからかっていましたが、実は住みやすい良い所ですよね。「佐賀んもん」として、今後も益々のご活躍を!
2006/12/31(日) 午後 2:42 [ ふうけもん ]
訪問ありがとうございます。同郷のかたでしたか〜、嬉しいですね。北京出張の際は、北京SAGAの会までご連絡くださいませ(saga2008bj@yahoo.co.jp)。 ブログもあります(http://blogs.yahoo.co.jp/saga2008bj)。
2007/1/8(月) 午後 1:30