夜、門を違えて、両替屋の隣をたたくものあり 内より「だれじゃ」 といへば、表より 「ちと、銭が欲しゅうござる」といへば 内より
「旦那様 向いのご隠居様からお呼びが参りました」 「エエまたか、他行したといふてやれ!」 「はい、旦那は他行いたしました…といふております」といへば 使いの者が 「もし、他行とはなんのことでござります」 ととへば
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夜、門を違えて、両替屋の隣をたたくものあり 内より「だれじゃ」 といへば、表より 「ちと、銭が欲しゅうござる」といへば 内より
「旦那様 向いのご隠居様からお呼びが参りました」 「エエまたか、他行したといふてやれ!」 「はい、旦那は他行いたしました…といふております」といへば 使いの者が 「もし、他行とはなんのことでござります」 ととへば
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大晦日の晩 「頼みます」 「だれだ」 「米屋でござります」 「留守だ!」 はて、さっきも留守というたが、たしかに亭主の声と思ひ、 障子に穴を開けて覗きみれば、亭主こたつにあたっている 「もし、お前は留守だとおしゃりますが、そこにござりまする」 亭主腹を立て「障子になぜ穴を開けた 仮にもおれが城郭だぞ!」 「これは不調法、穴をふさぎまする」とよくつくろひて 「アィよく直しました」といふ 「ムゥそんなら見えぬか?」 「アィ見えませぬ」
ある町家のお内儀が供の女をつれていきける こなたなる白壁に、大きなる一物が書いてある お内儀ながめて「ヲォ おめしがあるのふ!」といわれれば、 供の女が 「イイエ あれは芹(せり:七草のひとつ)でござりまする」といふ お内儀「わしが おめしといふたのは、いつ喰らうても、食い飽きぬという心じゃが、 おぬしは芹といやる どふいう心じゃ?」と問えば
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ある亭主が死んだ 親類がお悔やみに行くと、女房は扇で屍体を煽いでいるので その訳を聞いてみた 女房いふに、「わが亭主は、いまわの際に
息子の嫁はしごく器用で働きもの おやじの月代(さかやき:頭髪)も剃る 髭を剃るとき美しいはだの乳がおやじの唇へ触った おやじ我を忘れてなめるところを、息子が見ておおいに腹を立て 「さてさて、親人にてはあるまじきなされかた 女房の乳をなめてなんとする ご所存の程を承りたい」と決めつければ おやじひらき直って
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亭主 赤貝を一つ買ってきて、まず盥(たらい)へ水を汲んで中へ入れ、朝夕眺めている 女房もはじめは珍しく見るも、のちにだんだんと腹立つ 亭主「 コレかかあ殿 おれがふんどしを洗ってくだされヤ!」といえば 女房「 エエ久しいもんだ!
さるところの旦那、妻死ぬれば,妾を妻に直しけるゆへ、毎夜 毎夜 先妻の妄念、火の玉と なり来たりけれど、門口まで来て帰ゆるゆへ、近所の男、これを見て 「その方はさだめて先妻の妄念じゃが、なぜに家へ入らんぞ」といひければ 火の玉申すに
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おやじ在所へ行くとて、「 コレ息子! おれが留守に、もし人がきて聞きたらば、旅に出ました といへ 」 と申しわたしければ 息子忘れてはならぬと、紙に書き付けて袂(たもと)へ入れておき、時々出してはこれを見る 一日・二日たてども誰も尋ねてくる気配なければ、もはやこの書付もいらぬと 袂から出して 焼いてしまふ! 翌日、客が来て「おやじ様は?」と問ふ 息子大いに慌てふためきて、袂を探しけれども書付なし 仕方なしに「 ゆふべ なくなりました 」…といへば 客 大いに驚き「 それはさぞお力落としでござろう どうしてのことでござる? 」といえば 息子…
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