従来のWindows XPの簡易ファイル共有にあたるものが、Windows Vistaではパブリックフォルダ共有に当たります。通常のWindows XP Proなどで使われる一般的なアクセス権による、共有がパスワード保護共有になります。
1. 事前準備
1.1 ワークグループ名を一致させる
(Windows だけのネットワークでは違っても接続可能です。)
「コンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選びます。
左側のウインドウで「システムの詳細設定」を選びます。
ユーザーアカウント制御が出てきた場合は続行を押します。(以後、この画面が出た場合には同様に続行を押します。)
ここでワークグループ名の部分を確認して、パブリックフォルダ共有させたいコンピュータと同じものに一致させます。なお、フルコンピュータ名の部分は同じ名前を付けてはいけません。
変更する場合には、「変更」を押します。
ワークグループ名を入力したら、「OK」を押し、コンピュータを再起動します。
1.2 ネットワークセグメントを一致させる
DHCPを使い、同じネットワークにある場合は問題ありませんが、手動でネットワークの設定を行っている場合には同じネットワークセグメントに共有したいパソコン同士があるか確認が必要です。
「マイネットワーク」を右クリックして「プロパティ」を選びます。
ネットワークと共有センターが開きます。
ローカルエリア接続の右側の「状態の表示」を選びます。
「プロパティ」を押します。
「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IP)」を選択し、「プロパティ」を選びます。
「IPアドレスを自動的に取得する」が選ばれている場合は、DHCPの機能を使用しており、図のように「次のIPアドレスを使う」が選ばれている場合は手動の設定になります。
サブネットマスクが 255.255.255.0の場合
デフォルトゲートウェイが同じ数字でIPアドレスの数字が3つ目までの数字が同じで最後の数字だけが違う場合、同じセグメントになります。
2. 共有と探索の設定
先ほどと同様にネットワーク共有センターを開き、「共有と探索」を確認する。
「共有と探索」の各項目はどう画面のネットワークの横書いている(プライベートネットワークやパブリックネットワーク)が表示されている状態などでデフォルトの値が変わるので注意が必要である。
2.1 ネットワーク探索
共有と探索の項目で「ネットワーク探索」が有効になっていることを確認する。この部分が無効になっていると他のパソコンからこのパソコンを見ることが出来ない。(逆は相手先のパソコン次第になります)
2.2 ファイル共有
「ファイル共有」が有効になっているかを確認する。ここが無効の場合、ネットワーク共有が出来ない。(但し、次のパブリックフォルダ共有を有効にした場合、自動的にファイル共有も有効になるのであえて変更する必要はない)
2.3 パブリックフォルダ共有
パブリックフォルダ共有が無効の場合、右側の下向き三角を押すと展開され、設定が変更できるようになる。項目は以下のとおりである、
「共有を有効にして、ネットワークアクセスがある場合はファイルを開くことが出来るようにする」これは読み取り専用でネットワーク共有を設定する場合に使います。
「共有を有効にして、ネットワークアクセスがある場合はファイルを開く、変更する、作成することが出来るようにする」これはフルコントロールなアクセス権が与えられます。
「共有を無効にする」
2.4 プリンタ共有
プリンタ共有を有効にするとこのコンピュータにインストールされているプリンタを共有することができるようになります。
2.5 パスワード保護共有
パスワード保護共有を有効にするとユーザー単位でのアクセスが設定できます。
但し、パブリックフォルダ共有を行う場合にはこの設定を無効にしてください。
また、この項目はWindows Vista Home Basic Home Premiumのみにあります。
3.パブリックフォルダの確認
パブリックフォルダ共有を有効にしたらコンピュータを開き、パブリックフォルダを開いてください。
このページの内容がネットワーク上から見えるようになります。
この時、ゲスト側のユーザーをホスト側のOSにユーザー登録などしておく必要はありません。
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