続:ラッパ一丁吹きある記

まっぴらさんのつれづれなる日々を!

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演奏者の姿勢

明日・4/9,エポック中原で、山田洋次さんのお話と横井久美子さんのうたをメインとした
催しが開催される。(PM5時開演−2.000円会費)
私はオープニング演奏をさせていただくのだが、ご一緒する“歌手:横井久美子さん”の演奏に対する
姿勢を彼女のHP
http://www.asahi-net.or.jp/~fg4k-yki/report/0504/f050403.htm
から、お教えいただいた。

−−私のギターを持ってついてくれている若い事務局のゆみさんに「にんげんをかえせ」の歌の
いきさつについて話していました。
「弁護士会館で『にんげんをかえせ』を歌った夜、また、弁護士の池田先生から電話があったの。
『あんたの歌とてもよかったよ。若い弁護士が民衆のなかから生まれた歌だ!と興奮して言っているよ』と言われたけど、『民衆』じゃなくて私が夜中まで起きてアレンジしたのにね」と言ったら、ゆみさんが言いました。
「横井さん、横井さんが考えたのに『民衆から生まれた』と思ってもらえる歌なんてすごいじゃないですか?」とほめてくれたのです。

若いゆみさんの感性に、私は、驚愕し、私は、自分の利己心を恥じた。
そうなのだ、本当にその国の時代と、その国に生きる人々の気持ちを謳う歌は、作者の顔が見えないものではないか。もちろん、「にんげんをかえせ」は、4分の3拍子の『アメージンググレース』を4分の4拍子にし、少しメロディを変え、すでにある詩とすでにあるメロディを結びつけただけで、私自身の新たな創造性はない。
「民衆から生まれた歌」と思われたのは、その詩とメロディのなかに、「幾千万の命流れて、われらこの地にあり」というような、人間の深い悲しみや慈しみや祈りが感じられるからだと思う。
そして、そう思ってもらえる作品を私が選択し結びつけ歌った、それを言われたのだ。

「35年間歌ってきて、私の身体には、世界中の、日本中の人々の悲しみや怒りや喜びが詰まっている。それは私だけの財産ではない。60代は、その財産を独り占めしないで、私心なく、無私の心で、いただいた人たちに返してゆく」と言っていたのになんという浅はかさ。自分の利己心を恥じた。−−

とある。
明日も、彼女の歌は、この姿勢に裏打ちされた響きを奏でることでしょう。
“私心なく、無私の心”は、私にも投げかけられる「命題」です!!

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