信州小諸通信

定年後の田舎暮らしから気晴らしの気まぐれ通信。姉妹ブログ「信州小諸論壇」

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氷・風穴

 近くに「風穴」がありますが、あまり知られていませんので、話題にもなりにくいのですが、最近では富岡製糸工場が世界遺産になり、その繭を保存するために近くの荒船山中にある「荒船風穴」が注目を集めたこともあって、小諸市の氷地区にある風穴も脚光を浴びるようになり、今月の2日には「第4回全国風穴サミット」が行われたとのことです。以前にも訪ねたことがありますが、すっかり整備され「氷風穴の里」の旗がはためく史跡としてデビューしていました。氷集落への入り口にも立派な石碑が立ちました。
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 周囲には一部崩壊してしまっているものの、かなり大規模な石積みの室があります。一部は現在も使われており、鍵がかけられていて管理されています。
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ちょうど氷部落の主婦らしい方が来たのに遭遇し、中を見せてもらいましたが、その石積みしっかりしたものには驚嘆します。下の方へと室が続いており、三階構造になっているのでした。入り口の寒暖計が25度を示し、それだけでも涼しく感じるのですが、中に入ると18度を示していて寒いくらいでした。
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   案内説明版も設置されました。
  氷風穴
 風穴とは、礫と礫の隙間から冷風が噴き出す穴のこと 氷集落にある氷風穴群は、冷風を逃さないよう茅葺屋根を設け、天然の冷風庫(氷室 ひむろ)として活用されてきた。三百年前の江戸時代から氷を貯蔵して、藩主に献上 養蚕が盛んな明治時代には、蚕種(蚕の卵)の貯蔵に効力を発揮していた。現在では、りんごや漬物、日本酒の保存に利用されている。
 夏場でも3℃ほどの低温に保たれ、湿度も90%程度あるものの、空気の循環によりカビが発生することはない。鮮度・品質を落とさず長期間保管できる、まさしく高性能なエコ冷蔵庫と言える。
 かつて十数基あった風穴は、今では一基のみ稼働している。全国的におよそ三百か所ある風穴の中でも、これほど密集している風穴跡は珍しい。
 自然エネルギーを最大限に活用した知恵の結晶が、この風穴だったのかもしれない。
  平成二十九年八月 氷風穴の里保存会  地域発元気づくり支援金事業
                      第四回全国風穴サミットin 信州小諸実行委員会

イメージ 7  風穴から少し下り坂を行くと「氷」部落があります。浅間を望める気持ちの良い立地にあります。ここの農家は花卉で有名と言われます。これからは秋の菊が出荷されるそうです。


イメージ 8 風穴の少し上の方には「温風穴」という案内板があります。現在調査中とのことですが。

  温風穴

 冷風穴とは逆に、暖かい風が吹き出る場所を温風穴(おんふうけつ)という。ほとんどが冷風穴とセットで存在し、より斜面の高い位置にある。全国的に10℃前後の温風穴が多いなか、ここの温風穴は16℃ほどと高め、氷点下の早朝には、湯気が見られることもある。冬場でも見つけにくいとされているが、雪が早く溶ける、コケやシダが青々としている場所は、温風穴の可能性が高い。まだ活用例は無い。ここから御嶽山にかけて、多くの温風穴が見られる。また、布引渓谷に向かっての一帯に、平坦地ではあまり見られない貴重な植物も自生している。

    (⇒「荒船風穴」'07.9.9)  














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