法律メモ

大阪弁護士会の弁護士です。ブログはどのPCからでも気軽に書き込めるメモ帳です。

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 どのような種類の事件が増加しているか検証するために,司法統計から,第一審通常訴訟新受事件数―事件の種類別―全地方裁判所(司法統計第18表)の平成16年から平成26年までの数値を,平成16年対比でグラフ化いたしました。
 なお,平成16年以降を対象としたのは,平成15年以前は事件の種類の分類が概括的であり,平成16年以降の分類がより詳細になっているからです。

 その結果,労働事件(グラフの赤線と黄線)が,裁判事件としても増加していることが分かりました。
 実際に事件を扱っている実感にも合致いたします。

 とはいえ,「その他」のカテゴリー(グラフの茶線と薄茶線)も増加しており,司法統計では捕捉しきれない種類の事件もまた増えているのかも知れません。

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ヒトラーが現代によみがえって巻き起こすドタバタを描いた小説です。

(wikipediaの項目)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B0%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC

社会風刺ものとしてはとても面白いですが,タイムスリップものとしては必ずしも成功しているとは言いがたいところがあるように思います。
SFというよりは,スラップスティックコメディーというところです。

とはいえ,このような本がベストセラーになるくらい,世の中は成熟したということなのか,行き詰っているということなのか,どちらかなのでしょうね。

映画化もされているようで,一度見てみたいですね。

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『居酒屋兆治』

 DVDを借りて『居酒屋兆治』を観ました。

 主題を一言で言うと「いろいろあるけど生きていく。」というもののように思いました。

 悪人の出てこない善人ばかりが出てくる話なのですが,笑ってばかりの生活ということでもなく,うまくいかないこともあるし,不完全燃焼な生活なのですが,そんな人生とうまく折り合いを付けながら生きていくしかないという感じです。
 昭和な感じの映画です。

 例えば,この映画で唯一アクの強い役の,伊丹十三扮するカワハラという人ですが,兆治の店で飲みながら悪態をつくものの,別に悪意のある人ではありません。善意から主人公の兆治(高倉健)の店の移転のために奔走しているのですが,それが自分の思っているように兆治に受け入れてもらえないという苛立ちが,悪態につながっているだけのように思われます。
 相手の思いを無視して突っ走り過ぎているのでしょうね。

 一方,高倉健扮する主人公の兆治は,何を言われても黙っているだけ,謝るだけの男であり,容易に動きません。我慢に我慢を重ねて,やっと動いたと思ったらやり過ぎて警察の厄介になるという,高倉健の得意な「不器用」な男です。

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平成2年度から平成25年度までの裁判所の新受事件数,及びそれを弁護士一人あたりに換算した数値をグラフにしました。
資料としては司法統計と弁護士白書を利用いたしました。

下記は若干の分析です。

1,刑事事件及び少年事件

 刑事事件及び少年事件の事件数は一貫して減少し続けております。
 それに対して,弁護士数は一貫して増加しております。
 両者の数値を単純に比較すると,両者には負の相関関係があることとなってしまいますが,刑事事件及び少年事件の事件数と弁護士数との間に因果関係が存在するのか否かは,更なる実態の分析が必要だと思われます。

 弁護士数が増加し,その活動が活発化することによって,

(1)本来起訴されるべきものが起訴されなくなってきているのか,または
(2)従来起訴されるべきでないものが起訴されていたのが,弁護士の活動によって起訴されなくなってきているのか,それとも
(3)上記(1)及び(2)の両方の要因があるのか,更には
(4)弁護士数の増加と刑事事件及び少年事件の事件数の減少には全く何の関連性もなく,両者の負の相関関係は,単なる偶然なのか

 興味深い現象です。

2,家事事件

 家事事件数は一貫して増加し続けており,また弁護士数も一貫して増加し続けておりますので,両者には正の相関関係があることとなります。

 両者に因果関係が存在するのか否か,これまた興味深い現象です。

3,民事・行政訴訟事件

 民事・行政訴訟事件は,ここ数年減少し続けており,平成17年度のレベルにまで落ち込んでおります。
 弁護士数は増加し続けておりますので,弁護士一人あたりの事件数としてとらえると,平成2年度レベルまで落ち込んでおります。

 過払いバブルがなくなっただけといえば,そうなのかもしれません。
 ただ,弁護士数の増加は,あまり訴訟事件の増加にはつながっていないようです。

4,民事・行政調停事件

 民事・行政調停事件は,平成15年度をピークに減少し続けております。

5,民事・行政その他事件

 民事・行政その他事件は,平成10年度以降減少しており,特に平成15年度以降激減しております。
 民事・行政その他事件は,倒産関連事件が多いので,その減少と関係があるのかもしれません。

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司法統計(裁判所HP)と弁護士白書(日弁連HP)からデータを引っ張ってきて,事件数と,弁護士一人あたりの事件数のグラフを作成いたしました(平成2年から平成24年まで)。
下記の傾向が伺われます。

1,民事・行政のその他事件(倒産関連が多い)
(1)事件数は,平成15年までは増加し,同年をピークにその後減少しています。
(2)弁護士一人あたりの事件数は,平成10年までは増加し,同年をピークにその後減少しています。

2,民事・行政の調停事件は,事件数も,弁護士一人あたりの事件数も,平成15年までは増加し,同年をピークにその後減少し,平成24年には平成2年頃の事件数に戻っています。

3,刑事・少年事件は,平成2年以降,一貫して減少しています。

4,民事・行政の訴訟事件及び家事事件については,全体の事件数は増加しており,弁護士一人あたりの事件数は横ばいか,わずかに増加しています。

いろいろな解釈ができますね。

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