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先日の辻本さんのピアノリサイタルの続きです♪本編最後で熱演されたのが全3曲からなるこの「夜のガスパール」。強烈な演奏でしたよ!ちょっとペダルが効き過ぎているかな、って気もしたのでその点がちょっと残念でしたが、充分見応えがありました。最後の「スカルボ」なんて心の中で「すげ〜!」って言いながら聴いていたし(^^)。 オンディーヌ(水の精) 絞首台 スカルボ Argerichの演奏でした!画面が暗いのと結構風景の映像が入ってしまったのがちょっと残念ですが、手元を映した様子はさすがの一言に尽きます!Argerichはあんまり手が大きくない(むしろ華奢?)イメージを持ちましたが、あの演奏はスゴイですね・・・(^o^)/。 この曲は1908年に、フランスの詩人アロイジウス・ベルトランの散文詩集「夜のガスパール」のうちの3編について描いた曲集である。スカルボなどは「イスラメイ」をしのぐほどの超絶技巧が必要とも言われている。 比較的ラヴェルは秩序と様式美を重んじていたが、心のうちでは彼が表現してきた曲とは違う感情があふれていた、と考えられている。ラヴェルが悪魔的な感情やグロテスクなものに憧憬を感じていた、というように感じられる言葉も残しているようだ。 第1曲の水の精:"湖の辺を通った男性に、「自分と結婚して湖の国の王になってくれ」と求婚するが、その男が「やがては死ぬ運命にある人間の女性の方が好きだ!」と言って断った。するとオンディーヌは怨み涙を流したのだが、やがて大声で笑い出し水滴となって消えていった・・・。"というような詩を曲にしたもの。 第2曲の絞首台:"あれは、気まぐれに飛びながら禿げた頭から血みどろの髪を引き抜く甲虫か・・・。それは地平線のかなた、鐘の音、沈む夕日が真っ赤に染め上げられた絞首台のむくろである"というような詩を曲にしたもの。 第3曲のスカルボ:真夜中にふいに表れるスカルボ(小悪魔)。自由に部屋の周りを旋回し、転げ回る。しかしまもなく青ざめて透き通り、その顔は炎のように青白く、そして突然消えうせる"というような詩を曲にしたもの。 詩の表現にあるように、非常におどろおどろしい曲である。絞首台とかスカルボなどはすごいのだがイマイチ主題がつかめなくて曲として楽しめるのはもうちょっと聞き込んでからか!?見ている分にはすごかったが・・・。 ただ「水の精」は良かったね。「水の戯れ」といい「水の精」といい、水を表現するのがめちゃめちゃ上手いと思う。 ラヴェルは右手と左手が同じようなところを演奏するのですごい手が交差する頻度が多くて演奏はかなり厳しそう・・・。ショパンやリスト・ラフマニノフほどは手の大きさは必要だとは感じないけど、その分弱く細かく動かせないとダメなような気がする(--)。いずれにしろめちゃめちゃ難しい曲集だと思いました。
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オンディーヌの最後のパッセージは、オンディーヌの邪悪な笑い声を表したもので、その幻想性が見事ですね。
ジベの楽譜に「無表情で」という指示がある位です。
かなり不気味ですね。
スカルボ、自分も大好きです。
挑戦して見ましたが無謀でした。(当然脱落;)
むちゃくちゃ迫力がある曲ですね。
こっちでもこの曲近いうちアップします♪
2007/10/24(水) 午後 8:02 [ どらごんΣ ]
>どらごんさん
どらごんさんでもスカルボは脱落でしたか〜。これは相当厳しいですね。
楽譜に「無表情」ですか〜(笑)。淡々と弾けばいいわけでもなさそうだから、「愛情こめて」とか「激しく」とかに比べてかなり難しい表現っすね〜・・・。
2007/10/25(木) 午後 11:28 [ akkun0430 ]